CASE of Re-connect X 02

環境×お客さま×消費者

企業と消費者の行動変容を促し、
環境と人が共存する社会を実現する
GX/ESGソリューション

社会全体での環境対応が不可欠

豪雨などの異常気象が国内外で頻発し、繰り返し各地に自然災害をもたらしており、地球温暖化への対応は待ったなしの状況です。世界各国で温室効果ガスの排出量削減に向けた長期的な取り組みが推進され、日本でも政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラル実現に向け、環境課題の解決と経済成長の両立が叫ばれています。これらは一部企業の努力で解決できる問題ではなく、あらゆる業界における企業、さらには消費者を巻き込んだ対応が不可欠です。人類共通の重要課題の解決へ、企業や組織、市民が協調して価値観・行動を変容し、対策を講じていく必要があります。

GX/ESGソリューションが実現する世界観

ICTを駆使して産業とライフスタイルの変革を促し、社会のGXを加速

NTTコミュニケーションズは、お客さまとその顧客までを含めた社会全体のGX(グリーントランスフォーメーション)を視野に、ネットワークやデータセンターにおける環境にやさしいグリーンICT基盤の構築に取り組んでいます。例えばデータセンターでは、省エネルギー設備の導入に加えて、再生可能エネルギー由来電力への転換を進めています。また、ご希望に応じてグリーン電力を選択できるメニューを設定するなど、お客さまのGXを強力にサポートしています。さらには、お客さま用SDPFクラウド/サーバー運用に必要な電力を100%再エネ化したサービス拠点を順次拡大し、合わせてクラウドサービス利用に伴うCO2排出量を予測・可視化する機能の導入も進めています。
NTTコミュニケーションズの提供サービスそのもののGXを推進する一方、社会全体のGXを加速するべく、企業や消費者の行動変容を促す「グリーンプログラム」の取り組みにも注力しています。最新の取り組みとして、日常活動に伴うCO2排出量を可視化し、消費者や企業のエコアクションを促す各種ICTソリューションの実装を目指しており、2022年11月には企業向けに従業員の環境意識を高めるアプリの提供を開始しました。さらには、CO2排出量の情報開示など企業の社会的責任遂行を支援するとともに、GXに寄与するIoTなど先端技術の展開を目指す「グリーンテクノロジー」の取り組みも推進し、今後ますます重要性を増すお客さまのESG経営を支えていきます。

環境課題解決と経済成長が両立し、循環していく社会を構築

2023年度中を目標にNTTコミュニケーションズが提供するSDPFクラウド/サーバーのすべてのサービス拠点で利用エネルギーを再エネ化し、社内SDPFクラウド/サーバーのカーボンニュートラルを実現する計画です。合わせて「グリーンプログラム」や「グリーンテクノロジー」をはじめとしたGXソリューションを、カーボンクレジットを活用したビジネス変革支援などの新たなサービスを導入しつつ継続展開し、お客さま企業とその顧客を含めた社会全体の脱炭素化に貢献していきます。
GX/ESGソリューションは、お客さまのサステナビリティ推進企業としてのブランド価値を高めるほか、消費者とのサステナビリティ接点の構築を後押しし、顧客とのロイヤリティ形成によるさらなる業績向上を下支えします。ひいては企業としての成長にもつながり、環境課題の解決と経済成長をともに実現し得る好循環が生まれていくはずです。

            

※本記事の内容は2022年12月現在の事実にもとづくものです。

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