試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2017年10月1日13時00分 KICK OFFジャパンラグビートップリーグ 第6節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

パナソニックワイルドナイツパナソニックワイルドナイツ

12vs39

前半0 - 25

後半12 - 14

元3連覇王者に悔しい敗戦。
華麗なトライ見せるも、前半苦しみ今季3敗目。

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トップリーグ2017-2018シーズンは第6節を迎え、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(以下アークス)は、10月1日(日)、ひとめぼれスタジアム宮城で、パナソニックワイルドナイツ(以下パナソニック)と対戦しました。

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昨季は第5節で悔しい敗戦(●14-42)を喫したアークス。

2015年度に3連覇を遂げた元王者へチャレンジする舞台は、アークスにとって今季唯一の東北開催でもある「ひとめぼれスタジアム宮城」です。

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対戦相手のパナソニックは開幕5連勝中。総勝ち点「25」でホワイトカンファレンスの首位に立っています。

多くの日本代表・候補選手を抱え、今季はここまで1試合平均7トライ。リーグ屈指の攻撃力で、3位に終わった昨季からの王座奪還に燃える「4強の一角」です。

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アークスは第5節を終え、3勝2敗でレッドカンファレンス4位(総勝ち点14)。

リーグ戦も中盤戦へ突入し、トップ4入りを目指すアークスはもちろん白星を積み重ねたい状況。

格好の腕試しにもなる一戦は、快晴の午後1時、麻生彰久レフリーの笛でキックオフ。

キックが押し戻されるほどの強風のなか、風下に立ったアークスボールで始まりました。

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序盤は強烈な風下とあって、アークスがボールを保持してアタック。対する風上のパナソニックは、キックを多用して敵陣を目指します。

前半2分頃から始まったアタックでは、CTB石橋拓也→LOヴィリー・ブリッツへパスがつながり突破。

PR庵奥翔太も低い姿勢でゲインを切ると、PR三宮累、LO牧野内翔馬というルーキーもそれぞれ持ち味を発揮します。

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開始直後にスピーディーな連続攻撃を見せたアークスですが、先制点はパナソニック。

前半6分、パナソニックは相手陣での中央スクラムからフェイズを重ね、左サイドで相手11番にずらされると相手13番が走り切ってトライ(ゴール成功)。7点を先制されます。

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パナソニックは前半13分、相手10番がペナルティゴールを成功させて3点追加。

追いつきたいアークスはボール保持の戦略を続けますが、オブストラクション、ノックオンなどの反則が続いて攻撃権を失います。

すると前半19分、左右にサポートランナーを従えていた相手13番に再び突破を許して失トライ(ゴール成功)。17点のビハインドとなります。

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ここから試合はこう着状態に。

前半25分頃には、相手5番の突破から攻め込まれインゴールを背負いますが、アークスは攻撃的なディフェンスで失点を許しません。

27分にはパナソニックがアークス陣ゴール前でスクラムプッシュをかけますが、PR庵奥が「(今日の試合は)上手く自分たちのスクラムを組めました」と語った通り、スクラムは動かず。

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しかしこの日のアークスは前半に反則が多く、前半34分には自陣ゴール前でペナルティを与えてしまい、相手10番がショット成功(0-20)。

同37分には相手10番が大外へ技アリのキックパスを通して、相手14番が右隅にグラウンディング(ゴール失敗)。

前半は強烈な風下に加え、ペナルティとハンドリングエラーを重ねて敵陣で持ち味を発揮できず。個の力でタックルを外される場面もあり、0-25(3T2G2PG)で折り返します。


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前半の反省を活かし、FL金正奎キャプテンが「切り替えることができました」と振り返った後半。

後半開始直後、風下となってボールキープするパナソニックは14次攻撃を展開。ここで今季初先発のFL鶴谷昌隆が快心のジャッカルを披露。

パナソニックを敵陣へ押し込むと、続けざまに2本目のジャッカル!ゲームにフィットし実力を発揮します。

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【HIA/後半4分→後半13分】FL鶴谷昌隆→栗原大介

そして待望のチーム初トライは後半8分、WTB鶴田諒のキックカウンターから。

WTB鶴田が防御背後へショートパントを落とすと、自身で捕球する好プレー!

ここからFL金キャプテン→WTB鶴田→CTB石橋→LOブリッツと細かくパスをつなぎ、最後はふたたびパスを受けたCTB石橋が右中間にグラウンディング!

スタンドを湧かせるトライ(ゴール失敗)で5点を返します。

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勢いに乗りたいアークスですが、後半13分でした。

アークスのラインアウトミスから敵陣へ攻め込んだパナソニックは、連続攻撃から相手10番が防御裏へグラバーキック。相手13番がチーム4トライ目(ゴール成功)を決めて、自身はハットトリック達成。スコアは5-32となります。

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【選手入替/後半14分】WTB小泉将→小野寛智
【選手入替/後半15分】SH湯本睦→友井川拓

風上のアークスは敵陣に入ると深いバックラインから大外へ展開。ダイナミックな攻撃を仕掛けますが、パスミスが続くなどしてボールを継続することができません。

後半20分を超え、ここからは疲労の蓄積する時間帯に。

アークスは途中出場の友井川拓が中心となってパスやキックでゲームメイク。パナソニックもメンバーを入れ替えて攻防しますが、ミスもあってお互いにエリアを前後進します。

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【選手入替/後半20分】PR庵奥翔太→楢山直幸/HO三浦嶺→種本直人
【選手入替/後半23分】FBブラッキン・カラウリアヘンリー→シェーン・ゲイツ
【選手入替/後半24分】LOヴィリー・ブリッツ→アイザック・ロス
【選手入替/後半29分】PR三宮累→小野慎介

均衡が破れたのは後半33分。

パナソニックは6番が中央でゲインを切ると、途中出場の18番がインゴールの先に押さえ(ゴール成功)、スコアを37-5とします。

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このままで終われないアークスは後半ロスタイムでした。

後半40分、相手のラックでの反則からゴール前へ侵入すると、意地のトライを目指してフォワード陣がラックサイド勝負。

最後は80分間出場のルーキーLO牧野内が突進してトライ!最後にLO牧野内のトップリーグ初トライ(ゴール成功)が生まれ、最終スコアは12-39。

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随所で質の高いアタック、粘り強いディフェンスを見せてくれましたが、課題である前半の失点も響いて今季3敗目(3勝)。

勝ち点の積み上げはならず、レッドカンファレンス4位に残留となりました。

選手・スタッフ一丸の組織力、そして有形無形のサポートで後押しする関係者・ファンの期待も背負い、アークスのチャレンジは続きます。

ロブ・ペニー ヘッドコーチの声

ロブ・ペニーHC

まずはパナソニックさんにおめでとうを伝えたいです。やはり1番から23番まで日本代表のいる、強いチームです。パナソニックさんは前半にボールを上手くコントロールしましたし、エリアも上手く取りました。そこへ我々のミスもあって、トライを取られてしまいました。

しかし後半はファイトできました。フェイズを重ねて良いトライを取ったことは、チームにとって良いことです。我々はトップリーグのトップチームと互角に戦いたいと思っています。しかし今日は残念な結果になりました。

――前半はどんなミスが痛かったのでしょうか?

タックルミス、そしてターンオーバーがたくさんありました。すべてのミスでパナソニックさんへボールが渡ってしまいました。

――ここまでの戦いを振り返り、どんな感想をお持ちですか?

今年は去年よりも成長できています。そして今日は本当に難しい試合でしたが、プロップの三宮、ロックの牧野内という二人のルーキーが素晴らしいプレーをしたと思います。初先発したマックス・ウッドワードも良いゲームができました。

確かにトップリーグのトップ4とそれ以外はギャップがあると思います。これからその部分を無くすよう頑張っていきたいと思います。

FL金正奎キャプテンの声

金正奎キャプテン

結果については残念です。前半で簡単なミス、相手の得点につながるようなミスが非常に多かったです。前半に自分達がやりたいラグビーをやらせてもらえませんでした。というより、自分達で招いてしまったというのが大きかったと思っています。

しかし後半は切り替えて、アタックではボールをキープし、ディフェンスでは粘り強く前に出る、ということを遂行できたことは、負けた中でも大きな収穫だと思っています。

この負けが意味のある負けになるよう、次の試合もあるので、しっかり修正して戦っていきたいと思います。

PR庵奥翔太選手の声

PR庵奥翔太選手

――今日の試合を振り返ってください。

前半の入りを一週間取り組んできたのですが、そこがあまり上手くゆかず、こういう結果になったのではないかと思っています。

――スクラムに関していかがでしょうか?

この試合に関しては、自分たちのスクラムを上手く組めたかなと思います。ペナルティをふたつ取られましたが、個人的にはパナソニックさんの側にも問題があったという思いもありつつ、しかし(レフリーに)そういう風に取られてしまったのは自分の責任です。そのあたりも今日は勉強することができました。

――次戦へ向けてひと言お願いします。

次戦は「NTTダービー」で、NTTの伝統の一戦があります。しっかりと勝ち星+ボーナスポイントを付けるために、また一週間、良い準備をしたいと思います。

LO牧野内翔馬選手の声

LO牧野内翔馬選手

――今日は2試合目の先発になりましたが、どんな意気込みで臨みましたか?

僕達のチームはすごい人ばかりで、勝つチャンスはあると思っていたので、すごく楽しみにしていました。有名な選手達のいるパナソニックさんと1年目でやれるということも楽しみでした。

――実際に身体を当ててみた感想はいかがですか?

試合のテンポは速いですし、みなさんはずっと動き続けていました。パナソニックの布巻さんは高校(東福岡)の2つ上の先輩で、当たりましたがやはり強かったです。でもディフェンスでは、何本かいけました。もっとワークレートを上げないとまだまだ通用しないなと思いました。

――次戦へ向けての意気込みをお願いします。

自分のできることは動き続けることだと思っています。また試合に出たいので、練習でしっかりとアピールをしたいです。NTTドコモ戦に勝たないとベスト4という目標は達成できないと思うので、また頑張っていきたいです。

CTBマックス・ウッドワード選手の声

CTBマックス・ウッドワード選手選手

――今日の試合を振り返ってください。

今日が初めての先発出場でした。とても興奮しましたし、努力をしてきた結果だと思うので良かったです。

チームは勝利を目指していましたが、結果は残念でした。良いディフェンス、良いタックルもあって、アタックではボールをキープしていれば良いアタックができました。

――自身のプレーの良かった点は?

まず、80分間プレーして怪我もなかったことは良かったです。プレーの出来はまずまずだったと思います。これから経験を積めばさらに成長できると思っています。今後はさらに努力をして、チームに貢献していきたいと思います。

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*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。