試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2017年8月25日17時00分 KICK OFFジャパンラグビートップリーグ 第2節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

東芝ブレイブルーパス東芝ブレイブルーパス

25vs14

前半10 - 7

後半15 - 7

真夏の熱戦制す!
集中力高くプレーし、2017-2018シーズン初勝利。

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8月25日(金)、東京・秩父宮ラグビー場でトップリーグ第2節の2試合が行われ、我らがNTTコミュニケーションズシャイニングアークス(以下アークス)が、第1試合で東芝ブレイブルーパス(以下東芝)と対戦しました。

開幕戦に続き、この日も高温多湿の8月開催。しかしアークス×東芝という好カードに加え、プレミアムフライデーということもあり多くの観客が詰めかけました。

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対戦相手の東芝は、男子セブンズ元日本代表ヘッドコーチ(HC)の瀬川智広氏を新監督に据え、昨季9位からの復活を期しています。

東芝は開幕戦でNECグリーンロケッツに勝利し、勝ち点4を獲得。アークスと同じレッドカンファレンスの3位につけていました。

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一方、開幕戦でリコーブラックラムズに破れたアークスは、勝ち点1(7点差以内のボーナスポイント)でレッドカンファレンス6位。

今季の大会方式では、カンファレンスを2位以上で通過できなければ、その時点で優勝への道が断たれてしまうこともあり、アークスとしては何としても初勝利を挙げたいところでした。

負けられない第2節は、日中の暑さが残る午後5時、東芝ボールでキックオフされました。

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序盤は東芝が攻勢をかける展開。

しかしアークスは前半1分、自陣深くでNO8アマナキ・レレイ・マフィがボールを奪うと、大きくボールを展開。巧みなハンドリングスキルで果敢なアタックを披露します。

対する東芝は、外側のディフェンダーが飛び出すディフェンスで対抗。立ち上がりから激しい肉弾戦が続きました。

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前半4分のファーストスクラム。

アークスはコラプシングの反則を取られ、続く7分にもスクラムで反則のコール。ここで東芝は9番がPG(ペナルティゴール)を狙いますが失敗。スコアは動きません。

押し込まれたスクラムはすぐ修正し、3本目からは安定。また両WTBの小泉将、鶴田諒らが安定感あるプレーでチームを前進させますが、東芝の効果的なキックもあって、自陣でプレーする時間帯が続きます。

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しかし前半15分、アークスは自陣左ラインアウトから右展開してWTB鶴田がゲイン。

内返しのパスがサポートランナーへ次々につながり敵陣へ。最後はパスがつながらずトライはなりませんでしたが、バックスタンドのアークス応援団の前で華麗なアタックを見せます。

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スコアが動いたのは前半22分でした。

敵陣右ゴール前ラインアウトのチャンスを得た東芝は、FWの連続攻撃から9番がスキを突いてグラウンディング。9番のゴール成功で、東芝が7点を先制します。

しかしCTBカラウリアヘンリー、WTB小泉らが力強い突進を見せるなどして反転攻勢したアークスは、前半32分、東芝が反則を犯してPGチャンスを得ます。

ここはSO小倉順平がPGを決めて3-7。じわりと差をつめます。

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直後、東芝はNO8がハンドオフを織り交ぜながらビッグゲイン。自陣ゴール前でようやくSO小倉のタックルで前進を止めると、こぼれたボールを今季初先発のLO杉浦直人が確保。ピンチをしのぎます。

【HIA/前半32分→後半0分】NO8アマナキ・レレイ・マフィ→ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ

しかしここからはフィジカルを強みとする東芝の時間帯。アークスも途中出場のウォーレンボスアヤコらがディフェンスで奮闘し、インゴールを割らせません。

すると前半終了間際、自陣からボールを右展開したアークスは、FB小川優輔がゲインラインを突破。

こぼれ球をSO小倉がセービングして攻撃を継続すると、CTB石橋拓也の突破から、SH光井勇人がさらにビッグゲイン!

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SH光井が快足を飛ばして敵陣10m付近まで入ると、さらにボールをつないでCTBカラウリアヘンリーが相手ゴールへ突進。トライ目前で止められますが、PR庵奥翔太がパスアウトすると、最後はウォーレンボスアヤコが右中間にトライ!

SO小倉のコンバージョンも成功し、前半終了前に貴重な7点を追加。酷暑の消耗戦は10-7で後半へ向かいます。

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【選手交替/後半0分】ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ→アマナキ・レレイ・マフィ

後半最初にスコアしたのは東芝でした。

ハーフウェイライン付近でボールを奪った東芝は、後半10分、左右にアタックを続けながら8番が再三にわたってゲインを切り、最後は5番がゴールポスト右に逆転トライ。

9番のゴール成功で、10-14とふたたびリードを奪われます。

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【選手入替/後半11分】PR庵奥翔太→上田竜太郎

【選手入替/後半12分】PRレイルアマーフィー→白隆尚

後半14分、相手の反則でSO小倉がショットを狙いますが失敗し、3点追加はならず。

アークスのトライは、その3分後でした。

後半17分、相手15番のショートキックで生まれたラックで、FL栗原大介が左隅にいたCTBカラウリアヘンリーへパス。大きくゲインし、内側をサポートしていたFL金正奎キャプテンへつないで、そのまま頼れる仕事人が左隅にグラウンディング!

ビデオ判定の結果トライが認められ、SO小倉のゴール失敗も、15-14と再度リードを奪います。

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【選手入替/後半18分】HO三浦嶺→種本直人

アークスの勢いは止まりません。

後半20分には、相手のノックオンを途中出場のHO種本直人が確保。すばやくボールを右へ配球すると、大外でWTB鶴田が防御裏へチップキック。

東海大学出身の28歳が技アリのキックを続けて、相手陣へ侵入します。

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【選手入替/後半21分】SH光井勇人→友井川拓/CTBブラッキン・カラウリアヘンリー→シェーン・ゲイツ

すると東芝が自陣でハイタックルの反則。ここでSO小倉がPGを成功させて3点追加。18-14とリードを広げます。

その後も試合はアークスのペースが続き、後半24分には途中出場のCTBシェーン・ゲイツが、相手6番をタッチラインへ押し出すビッグタックル。スタンドを湧かせます。

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【選手入替/後半25分】WTB小泉将→マックス・ウッドワード

逆転に懸ける東芝ですが、ハンドリングエラーが頻発してチャンスを活かせません。

さらにプレッシャーをかけるアークスは後半31分、相手のノックオンによる自陣10m付近でのマイボールスクラム。

PR白隆尚、HO種本、PR上田竜太郎に替わっていたFW第1列を中心に相手を押し切って、FW陣が雄叫びを上げるビッグスクラム!この日初めてスクラム戦でペナルティを獲得します。

そして、このスクラム戦勝利が起点となってトライが生まれます。

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ペナルティからのタッチキックで敵陣に入ったアークスは、後半34分。

敵陣右でのラインアウトは乱れ、一度は相手ボールになったものの、NO8アマナキが相手10番へ猛タックル。FL金キャプテンを始めとしたFW陣が殺到し、相手陣でボールを奪います。

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すると、すかさず途中出場のSH友井川拓がボールを左へ持ち出し、相手2人を引きつけながらCTBゲイツへパス。そのままアークス2年目の24歳がインゴールへ駆け抜けて、歓声を浴びながらチーム3トライ目!

SO小倉のゴール成功で25-14! 試合時間残り5分で11点のリードを得ます。

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【選手入替/後半38分】LO杉浦直人→牧野内翔馬

最終盤、東芝の猛攻を受けますが、こぼれ球へ素早い反応を見せるなど、最後まで集中力高くプレーしたアークス。

最後はボールをタッチへ蹴り出し、ノーサイド。

8月末の蒸し暑い気候のなか、フィジカル自慢の東芝相手に80分間激しいプレーを続け、最終スコアは25-14。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にはSO小倉が選出されました。

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今季初勝利を手にしたアークスは、これで1勝1敗。勝ち点4を手にして、カンファレンス6位から4位(総勝ち点5)に浮上。

9月3日(日)の第3節近鉄ライナーズ戦へ向けて、チームに勢いを与える勝利となりました。

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ロブ・ペニー ヘッドコーチの声

ロブ・ペニーHC

先週は残念な結果でしたが、今週はとても良い練習ができました。強い東芝さんに勝つことができて良かったです。今日は最初のプレーで、自陣からアタックしました。選手には、今週は攻撃的なメンタリティをもって勝負しようと言ってきました。

――今日は気温が高く、大きく展開するラグビーはリスキーだったのでは?

栗原徹スキルコーチがいろんなスキルドリルを作ってくれるので、選手のスキルレベルが上がっています。タイトフォワード(FW前5人)もバックスも、みんなスキルレベルが高く、ワイドにボールを運ぶことができます。まだミスは起こりますが、さらに安定したプレーを目指したいと思います。

金正奎キャプテンの声

金正奎キャプテン

まず勝てたことが非常に良かったです。80分間、全員がNTTのシステムを信じたことに尽きる、と思います。そこは先週から大きく違った点です。チーム全員のことを誇りに思います。コンスタントにこのパフォーマンスが出せるようになれば、本当に良いチームだと思うので、そこをしっかり目指してやっていきます。

――ウエットな環境でハンドリングエラーが多くなった東芝に対し、なぜNTTコムは少なかった?

この一週間は、孤立をしないでアタックする、ユニットで走るということにフォーカスしてきました。そうすれば、ミスも少なくボールをキープできるということを、フォワードに落とし込めたのではないかと思います。

それでも今日はウエットな環境で、お互いにミスが出ました。しかしチームを誇りに思ったのは、イーブンボールに対する働きかけです。練習中にも言い続けてきたので、それがやっとグラウンドで体現できたのかなと思います。

HO種本直人選手の声

HO種本直人選手

――後半18分から出場しました。良いスクラムがたくさんあったのではないでしょうか?

自分が出る時間帯ということも含めて、スクラムが勝負を決めると思っていました。前半に出ていたメンバーも途中で修正して、良いスクラムを組んでいたので、後半のメンバーでも「どうやったら攻略できるか」ということをずっと考えていました。練習通りのスクラムが出せたかなと思います。

――試合終盤(後半31分)、相手からペナルティを奪う快心のスクラムがありました。

試合後、観客の方が「今日の試合の流れを決めたのはあのスクラムだった」と言って下さったので、嬉しかったです。

――チーム9年目になりますが、今年のスクラムはいかがですか?

斉藤展士さん(スクラムコーチ)が入ってくれて、スキルもそうですが、一人ひとりがプライドを持って試合に臨めています。今日は「NTTコムのスクラムはこうだ」ということを体現できたので、とても良かったと思います。

CTBシェーン・ゲイツ選手の声

CTBシェーン・ゲイツ選手

――後半から途中出場して、後半34分に試合を決定付けるトライを挙げました。

素晴らしいタックルからターンオーバーが起きて、ヒラクさん(SH友井川)が上手いプレーでパスをしてくれたので、私にとっては簡単なトライでした。みんなのおかげでトライができました。

――東芝FLリアム・メッサムをタッチラインへ押し出す好タックルがありました。

個人のプレーに過ぎませんが、チームを助けることができて良かったです。コーチからは、毎週安定したプレーをすることが大事だと言われているので、来週からまた頑張りたいと思います。

――サポーターの皆さまへメッセージをお願いします。

先週の試合は、皆さんにとっても残念だったと思います。今日観に来てくれた皆さんには、暑いなか応援して下さって感謝しています。来週も頑張りますので、ご声援よろしくお願いします。

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*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。