試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2016年12月3日14時00分 KICK OFFジャパンラグビートップリーグ 第10節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

サントリーサンゴリアスサントリーサンゴリアス

5vs29

前半0 - 22

後半5 - 7

スクラムで劣勢になり、前半で勝負を決められ敗戦

12月3日(土)、東大阪市花園ラグビー場。ウィンドウマンスで約一か月の中断期間を置いてのトップリーグ再開。第10節の対戦相手は、前半節を全勝で折り返したサントリーサンゴリアス。両チームとも2名の選手が日本代表からチームに戻り、総力戦でのリーグ後半節の戦いが始まります。快晴、無風、芝のコンディションも良く、絶好のラグビー日和となりました。

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14時、シャイニングアークスボールでキックオフ。

ボールをキープして攻めていましたが、前半2分に自陣ハーフライン手前でモールアンプレアブルを取られて相手ボールの1stスクラムに。ここからサントリーはじっくりとフェーズを重ねていき、徐々に22mに入り込んできます。

そしてノーミスのままフェーズを重ねて、前半5分、最後はゴール前からフェイントで抜かれてトライ。G0-7。

リスタート後は、シャイニングアークスがボールをキープして敵陣に攻め込みます。左大外にLOヴィリー・ブリッツ、右大外にNo.8アマナキ・レレィ・マフィを配して突破を図ります。右大外のNo.8マフィから2度敵陣ゴール前まで迫り、またWTB鶴田諒から切り込んできたCTB石橋拓也に繋いでトライと思いきやスローフォワードを取られたりなど、攻め続けながらトライを獲りきれません。

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そして敵陣ゴール前での相手ボールスクラムでコラプシングを取られ、タッチキックで大きく戻されてしまいます。

前半13分、敵陣10mライン付近での相手ボールラインアウトから相手FLがボールを持って抜け出し、数的有利を作りながらそのまま50mを走られてトライ。G0-14。

リスタート後に再びこちらの攻めになりますが、スクラムで劣勢になり、チャンスがピンチへと変わってしまいます。

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そして前半23分、自陣10mライン付近でオーバーザトップの反則を犯してしまい、相手がPGを決めます。0-17。

この後も敵陣まで攻め込んでも小さなミスが生まれて相手につけこまれ、またキックで大きく陣地を戻されてしまいます。

前半35分ごろからは自陣で受けに回り、ゴール前で2度3度と相手ボールスクラムを耐えてきましたが、ラストワンプレーを告げるホーンが鳴った後の前半41分にゴール前スクラムから相手No.8がスクラム最後方から斜めに流れてインゴールに走り込んでトライ。G×0-22。

前半に大差がついてしまいましたが、一方的な展開というわけでは無く、主導権が5分おきぐらいに入れ替わる中で、こちらはトライを獲りきれず、相手は確実に点を奪って帰っていきました。またスクラムで常に劣勢になり、攻めても守っても相手の厳しいプレッシャーを受けてしまいました。

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サントリーボールで後半開始。

後半3分、ハーフウェイ手前の相手ボールラインアウトを起点に、ゴール前でオフロードパスを繋がれてトライを奪われてしまいます。G0-29。

後半8分、選手入替。PR佐藤勇人→楢山直幸、LO中島進護→金正奎。金がFLに入り、鶴谷がLOにポジションチェンジします。

後半10分ごろから、攻撃にリズムが出てきて流れを掴み始めます。

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後半13分、選手入替。友井川拓→西橋勇人。

後半14分、選手入替。WTB菊池功一郎→小泉将、庵奥翔太→上田竜太郎。

両チームともFWのメンバー入替があり、スクラムをイーブンに組めるようになってきました。そして相手の22m内で攻め続けます。

後半19分、敵陣5mでの相手ボールラインアウトから後ろに下げ相手SHがキックしたところをSH西橋勇人がタイミングよく飛び出てチャージ成功。インゴールに落ちたボールをすかさず抑え込んでトライ。G×5-29。

後半21分、選手入替。HO三浦嶺→種本直人、CTBブラッキン・カラウリアヘンリー。

相手にもミスが増えてきましたが、双方決定的なチャンスを作ることはできません。スクラムは安定してきました。

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後半26分、選手入替。No.8アマナキ・レレィ・マフィ→ラーボニ・ウォーレン・ボスアヤコ。

後半33分、FB小川優輔が頭部を負傷し、脳震盪の検査のためHIA(Head Injury Assessment)の措置が取られて一時退場。替わって菊池功一郎が入ります。

試合はそのままお互いに決定的なチャンスを作れずにフルタイム。5-29で敗れました。

序盤からスクラムで常に劣勢になってしまい、攻めてはチャンスを作りながらも獲りきれませんでした。対して相手はチャンスを確実にものにして前半で試合をほぼ決められてしまいました。このあたりのゲームの作り方が、やはり常勝チームの強さかもしれません。ただ後半ほぼ互角に戦えたことは、次に繋がると思います。

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次節は12月11日(土)。豊田自動織機相手に愛媛県での試合開催になります。
「Arcs ATTACK」にご期待ください。

ロブ・ペニーHCの試合後共同記者会見コメント

ロブ・ペニーHC

今日の勝利は、相手が授かるに値するものだったと思います。セットピースやブレイクダウンで支配されてしまい、自分たちのラグビーができませんでした。前半でトライを奪えるチャンスが数度はあったのですが、そこで獲りきれずにハーフタイムを迎える時には勝敗の行方はなかば決まってしまいました。

ハーフタイムでは、もっと戦う姿勢を見せて欲しい、特にスクラムの場面でと伝えました。
2ndハーフは5-7という結果の通り、また0から戦いを始めるという姿勢を見せることができました。

金正奎キャプテンの試合後共同記者会見コメント

金正奎キャプテン

ロブが今言った通り、前半のセットプレーやブレイクダウンのエリアでドミネート(制圧)されたことが、勝敗を分ける鍵になってしまったと思います。そこに対して自分たちもしっかり準備して来たのですが、結果としてできなかったことが敗因だと思っています。またエナジーであったり試合に対するひたむきさといった部分でサントリーさんの方が上回っていたと思います。

久しぶりの公式戦だったので、エナジーを持ってグランドに入ることを心がけていました。変に気負うことなく思い切ってプレーできたので、個人としては楽しかったです。

小倉順平選手の試合後コメント

小倉順平選手

――今日の試合の感想を。

相手のテンポについて行ってしまいました。前半であれだけ点を獲られてしまったら、後半に盛り返すのは大変です。後半でやったようなゲームを最初からやらないと駄目だと思います。

――仕留めきれなかったことに対して。

今までうまくいっていたところを、相手のディフェンスで阻まれてしまいました。チャンスのフェーズは結構作れていたのですが、それを獲りきれないと今日のような試合展開になってしまいます。前半は相手のディフェンスが硬かったですね。うまくやられてしまったという印象はあります。

――自分自身のパフォーマンスに関して。

ファーストシーズンに比べて上がっているとは言えないですね。ただ冷静に試合を見るという部分ではかなり良くなっていると思います。今日のゲームでも周りといろいろ話して修正していけましたので、それは練習の時からもっと続けていきたいと思います。

――11月の日本代表ツアー中のコンディショニングは?

ノンメンバーであっても試合があるという前提でメニューを組み立てられるので、そんなにきつかったわけではありません。ですからコムの選手の方がウィンドウマンス中は走っていたと思います。

――今のコンディションは?

いいとは言えないです。ただ試合中に分析して周りと話して修正していく部分に関しては、日本代表チームから持ち帰ることができた収穫だと思います。今日も後半になっていい展開に修正していくことが出来たと思います。それを最初からできるようにしていかなければなりませんね。

――今日の組み立てではキックが前よりも多かったように感じましたが。

そうですね。確かに無駄なキックもありましたね。日本代表のラグビーを一か月やって来た影響が少しあったかもしれませんが、コムはボールをキープして攻めるということが大前提にあるのでそこはコムのラグビーに切り替えないといけませんね。

鶴田諒選手の試合後コメント

鶴田諒選手

――今日のゲームの感想を。

悔しいですね。後半あれだけできたからこそ、前半に悔いが残ります。後半あれだけの戦いができるということは、自分たちが強くなっているという自信になるところではあります。

自分の中ではサントリーさんも中盤で結構ミスがあったのであまり本調子ではないかなと思っていたのですが、それよりもこちらのミスの方が致命的になってしまいましたね。

――今日はディフェンスが少し甘かったと感じましたが。

スクラムで劣勢になってしまったために、バックスもプレッシャーを受けてしまい、下がりながらのディフェンスになってしまいました。フランカーをうまく使えなくて後手後手になって一人余られてというように相手の一次目の攻撃でブレイクされて、最後は力であったり、個々のタックルの部分でトライを獲られてしまいました。システム的には、そこまで問題無かったとは思います。

――もう残り全勝するしかないですね。

そうですね。全勝すればまだいい順位まで行けると思います。マストで行きます。

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*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。