試合日程・結果

力及ばず、敗戦。来シーズンへの課題を胸に。

ShiningArcs

14

VS

NECグリーンロケッツ

38

1月20日(日)、近鉄花園ラグビー場。日本選手権出場をかけたワイルドカードトーナメント一回戦が行われた。対するはNECグリーンロケッツ。リーグ公式戦では敗れており、是が非でもリベンジしたい相手である。快晴に恵まれ、この時期にしては穏やかな寒さの中、多くのシャイニングアークスファンが会場に駆けつけてくださり、大きな声援の下で試合は始まった。

NECボールでキックオフ。前半は風下の陣地。互いに攻守が切り替わり、互角の展開が続く。しかし、6分、ホールディングの反則を犯してしまったところで、相手がショットを選択。これが決まり、0-3と先制される。このあたりから徐々に受けに回ってしまう展開が多くなる。12分、左タッチライン際でNECナドロ選手にインターセプトされて走られ、タックルに二人三人と行くがそのまま振り切られてトライ。G0-10。この後も徐々に押されていく。自陣での守りの時間が長くなる。23分、自陣ゴール前5mでのスクラムが崩れたところを、相手が隙を突いたクイックスタートで鮮やかにトライを決められる。G0-17。この後、30分あたりから連続アタックを仕掛けるシャイニングアークス。敵陣22m内で何度もゴールに迫る。しかし、痛恨のノックオンを犯してしまい、トライを獲り切れない。結局、前半はこのまま、0-17で終了。

SO君島良夫選手のキックオフで後半開始。PR山口泰生選手OUT、秋葉俊和選手IN。風上になりアタックを期待するも受けに回ってしまい、7分、相手のキープレーヤーの一人であるニリ・ラトゥ選手に抜け出されて繋がれトライを奪われてしまう。G0-24。CTB溝口裕哉選手OUT、マット・サンダーズ選手IN。No.8トッド・クレバー選手OUT、小峰徹也選手IN。LO馬屋原誠選手OUT、八藤後裕太選手IN。HO濱田宇功選手OUT、白隆尚選手IN。20分、敵陣22m内のアタックでSO君島良夫選手からCTBマット・サンダーズ選手にパスが渡り、ギャップを抜け出し、ゴール前に迫る。相手に捕まったがサポートしていたWTB小川優輔選手にパスを繋ぎトライ。G7-24。FBブラッキン・カラウリア ヘンリー選手OUT、栗原徹選手IN。しかし、相手の攻撃を受け、自陣で守る時間帯が続く。26分、自陣22m内で攻め込まれていたところ、相手がインゴールに絶妙のグラバーキックを転がし、拾われトライを奪われる。G7-31。35分には、自陣10m付近での相手ボールラインアウトからモールを形成されてうまく回されてしまい、トライを奪われる。G7-38。この後も相手の多彩なアタックを受ける時間帯が続き、攻撃の糸口がつかめない。しかし、ホーンが鳴った後のロスタイム、後半42分、SH西村渉選手が相手のパスをインターセプトして、そのまま自分で持って走り切りトライ!G14-38。そして、ノーサイド。

今日の試合で、今シーズンの全公式戦を終了しました。熱い応援、ありがとうございました。チームはしばしの休息の後、更なる高みを目指して再スタートします。また来シーズンも「グランドで会いましょう」。

林雅人監督のコメント

林雅人監督

――今日の試合の感想を。

リーグ戦で負けている相手ですので、何としても勝ちたかった試合でした。ディフェンス、セットプレー、そして仕事量を増やしていこうということにフォーカスして試合に臨みましたが、一年間培ってきた自分たちの力を出せませんでした。相手は予想通り早いディフェンスで来て、ナドロ選手を中心にキックとランのオプションを使い分けてアタックを組み立ててきました。予想と違ったのは、相手では無く自分たちのパフォーマンスの低さでした。持っている力とそれを試合中に発揮する力の両方が必要となりますが、スキルに課題が残りました。タックルも高かったですし、ラインアウトも獲れませんでした。まだまだその日の調子でパフォーマンスが左右されてしまう領域にチームがいることを再認識しました。この試合で今シーズンは終わりますが、結果をしっかりと受け止めて、来シーズンに繋げていきたいと思います。

――今シーズンの戦いを振り返って。

失点は100点以上減りましたが、得点も減ってしまいました。ウィンドウマンスが明けてから、前半の好調時のパフォーマンスを取り戻せませんでした。8勝という目標を掲げていましたが、一つ足りませんでした。トップリーグ中位の6,7チームはずーっと何年も乱高下を繰り返しているわけです。その中でトップ4に入るためには何年もかかると思いますし、簡単なことではありません。ここで後戻りしないことが大切だと考えています。ですから、来シーズンも少なくとも7勝できるようにチームを創っていきたいと思います。理想のアタックは、自分の中にはずっとあります。ただし、チームの人材を考慮しながらやっていかなくてはいけません。選手のアタック能力を見極めながらどれだけ理想のアタックに近づいていけるか追求していきます。

――ファンの方々にメッセージを。

今シーズンも多くの皆さまがグランドに足を運んでくださって、素直にありがたいと感謝しています。今日も花園まで多くの方が来ていただいたのに、勝てなくて申し訳ありませんでした。来シーズンに向けてしっかりとした規律を持ったチームを作り、万が一負けても、見に来てくださった皆さまに何か熱いものを心に残せるような試合のできるチームに必ずしていきます。これからも応援をよろしくお願いします。

友井川拓キャプテンのコメント

友井川拓キャプテン

――今シーズンを振り返って。

自分たちが目標としていたところまでは行けませんでしたが、一つ勝ち越し、ワイルドカードにも出場できましたので、昨シーズンよりもステップアップしていると思います。その部分では、前向きに考えていけばいいと思います。まだまだダメな試合も後半ありました。しかし、そこで下を向かずにみんなで頑張れたことで、チームが強くなっている実感はあります。九州電力戦は、内容は良くなかったのですが、勝てたことによりみんなでこのワイルドカードに向けていい準備をしてきたと思います。しかし、セットプレーが悪かったりで流れが相手に行ってしまい、難しい展開になってしまいました。ウィンドウマンスが明けてから、タックルの成功率やセットプレーが悪くなってしまいました。シーズン全体としては、下位のチームにはしっかり勝てていますし、来シーズンは上位のチームにもっといい勝負ができるようになっていきたいと思います。課題はアタックですね。このトライ数で9位にいるということは、ディフェンスは評価できると思います。僕自身の調子は悪くなかったのですが、怪我で3試合出場できなかったことが残念です。怪我無くシーズンを送ることも才能だと思いますので、来シーズンはフル出場できるように頑張ります。

――ファンの方々にメッセージを。

いい時も悪い時も大勢のファンの方々が会場に来てくださり、選手たちの背中を押していただいたことを選手全員がうれしく思っています。シーズンを通して応援ありがとうございました。もっともっと期待に応えられるプレーをするために来シーズンに向けて更にステップアップしていきます。

小林訓也ゲームキャプテンのコメント

小林訓也ゲームキャプテン

今日の試合では、一年間自分たちが磨いてきた力を出せませんでした。ここ一番で力を出せないことは、チームの弱さだと思っています。自分たちのディシプリンが守れず、反則が多くなってしまい、こういう展開になってしまいました。気持ちの弱さが出てしまったと思っています。FWに関しては、前回セットプレーで負けていましたので、そこでは勝とうとしましたがダメでした。来シーズンへの課題とします。必ず進化して戻ってきます。

*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。

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