試合日程・結果

ラストプレーでシーソーゲームに決着をつける劇的勝利!

ShiningArcs

24

VS

NECグリーンロケッツ

19

12月11日(土)、ShiningArcsは千葉市のフクダ電子アリーナでNECグリーンロケッツと対戦した。共に千葉県内に練習拠点を置き“千葉ダービーマッチ”と銘打って行われた試合は、最後にドラマが待ち構える熱戦となった。

先制したのはShiningArcs。開始早々からNEC陣に攻め込み3分、SO君島がPGを成功させ、その後も2本のPGで加点する。NECも反撃に転じゴール前に攻め込まれるが、ShiningArcsディフェンスは繰り出される攻めにしっかり対応し、得点を許さない時間が続く。ここ2試合は優位に立てなかった陣地確保も、FBジェラードの長く正確なキックにより確実に前進を図る。しかし、ボール保持率では優位に立つNECが、じわりじわりとFWを中心に攻め込む。34分、ゴール前のラインアウトからのモールを押し込まれトライを献上。ゴールも成功し差を詰められる。前半終了間際にはディフェンスラインを破られトライ&ゴール、9対14と逆転を許し前半を終了する。

後半最初の得点はShiningArcs。1分、君島がこの日4本目となるPGを成功させ、12対14と差を詰める。続いて8分、敵陣でのターンオーバーから君島が相手ディフェンスを突破、パスをもらったSH西村が独走し、インゴールへ飛び込みトライ。ゴールも決まり、19対14と逆転に成功する。その後は一進一退の攻防が続き、NECがFWを中心にゴール前まで前進するのに対し、ShiningArcsも激しいディフェンスで応酬し時間が経過していく。しかし31分、ゴール前ラインアウトからのモールを押し込まれトライを奪われる。ゴールは失敗するものの、19対19と試合は振り出しに戻る。互いに負けられない両チームは、残り僅かな時間で積極的に攻撃に転じる。そして、この試合のクライマックスがおとずれる。後半40分を告げるホーンが鳴り、たった一つのミスも許されないShiningArcsは、自陣22メートルから攻撃を開始する。WTB友井川が相手ディフェンスをかわし、快速を飛ばして一気に敵陣へ入るビッグゲインを見せると、サポーターの歓声が一段と高くなる。FW/BK一体となったく怒涛の攻撃でゴール前に迫り、最後は右側に大きくボールを展開すると、LOウォレスハリソンが目の前に開けたスペースを走り抜け、インゴールに飛び込むサヨナラトライ。場内の興奮は最高潮に達した。15人がまとまってもぎ取った素晴らしいトライで、24対19と劇的な勝利を手に入れた。チーム3人目となるマンオブザマッチには、この日14点をその右足でたたき出した君島良夫が選ばれた。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

―まず、今日の試合を振り返って

今日の試合は、最後の最後までどっちに転ぶかわからないという試合展開で、選手たちが自分たちのやるべきことを、最後まで信じてやってくれたと感じております。ゲームキャプテンを務めた栗原を中心に、フィジカルで勝負してきてくれるNECさんに対して本当にカラダを張ってくれました。その結果が勝利につながったと思っています。

―前節からのチームの立て直しは、どのように?

前節の試合で19個のペナルティを重ねてしまいました。この一週間の練習の中で、コーチがレフリーを務めてペナルティをしっかりと指摘し、ペナルティを犯した数だけ、フィットネスでの罰を選手に課したりといったことで、選手に対して意識を高めていきました。選手の中からも規律を守ってやっていこうという話しが出てきたことが良かったのかなあと思います。ただ、今日もそんなにペナルティが少なかったわけではないんですよね(笑)。引き続き、スタッフ・選手ともに、ペナルティを減らしていくという強い意識を持ち続けてやっていきます。

栗原徹ゲームキャプテンのコメント

栗原徹ゲームキャプテン

―今日の試合の感想を

サントリー戦、サニックス戦と後半戦が始まって2試合通じて自分たちで自分たちの首を絞めていました。ペナルティが多くて、自滅の形で負けていたので、今日はまず自滅しないように、みんなでペナルティを少なくすることにフォーカスしました。その戦い方を貫こうと話をしました。その結果が勝利につながったと思います。

―ゲームキャプテンとして、どのように選手たちに声をかけましたか?

技術的なことに関して言えば、低いタックルをみんなでするという一点で今日の試合に望みました。

シャノン・フレイザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレイザーヘッドコーチ

―今日の試合の感想をお願いします。

今日は、観客のみなさんにとっては、どちらのチームもボールをよく廻していいトライが生まれましたし、非常に楽しんでもらえた試合だったと思います。ただ同時に我々として、自分たちの首を絞めてしまったプレーが何個かありました。勝ったことには喜んでいますが、自分たちのやりたいことをしっかりと最後までやりきれていれば、もっと早い時間にゲームを決められたんじゃないかと思います。

―サントリーさんやサニックスさんとは違うタイプのチームでしたが、戦術的な変更はありましたか?

当然今日の相手のスタイルが前の2チームとは違っているのは分かっていましたので、今日の試合でやろうと決めたことは、まずいつも通りキックコントロールでテリトリーを獲っていくことでありますが、NECさんも我々と似たスタイルを持っていて、敵陣にキックで入ってそこから我々よりも更にタイトなところでプレーをしてくるので、キック合戦になったときは我慢強く絶対にあせらずに自分たちのペースでキックをとっていこうということを指示しました。また、NECさんのディフェンスに対して、我々としては、サントリー戦やサニックス戦の時よりも、もっともっとボールを廻してワイドにアタックしていくことを考えました。それに加えて、バックスラインの選手が単発ではなく、二人三人四人とみんなで連携をとりながらアタックしていこうという戦術に変えていきました。

―次節のリコー戦に対して

過去に対戦はしていますが、我々は過去に生きているわけでは無く前を向いて生きています。以前に負けた我々のチームよりも今格段に成長しています。昔の自分たちとは違うことは分かっていますので、過去のことは関係無く、今日のNEC戦と同じようなチャレンジになると思いますが、目の前にいる敵を倒すということだけにフォーカスしています。

君島良夫選手(マン・オブ・ザ・マッチ)のコメント

君島良夫選手

―おめでとうございます。

今季の練習戦では負けていますが、相性的には嫌な相手では無くて、フィジカルで来るチームだということはわかっていましたので、そこに真っ向勝負して、東芝戦やトヨタ自動車戦の時のようにいい結果になればいいなと思っていました。それがうまいこといって、相手のミスに助けられた部分もありますが、勝てて良かったです。

―今日の試合に対するチーム内の約束は?

ペナルティを減らすことが今季の課題なので、今日は減らそうと思って試合に望みました。ちょっとは減ったんじゃないかと思います(笑)。

―次のリコー戦に対して

一昨年のトップイースト公式戦で負けていますので、頑張ります!

―ファンにコメントを

自分の働いている部署の人たちや、サポーターズ倶楽部の皆さんなど、たくさんの人に応援をいただいていますので、あとは結果を出すだけです。頑張ります。

斉藤展士選手のコメント

斉藤展士選手

―敵に回したNECさんはいかがでしたか?

やっぱり予想通りでした。ああいうスタイルが自分としては合うんですよね。噛み合った戦いになったと思います。こういうガチンコ勝負が得意なんです。外に廻されるよりは、自分としては仕事ができますし。

―今日の一戦にかける想いは?

試合前から、そんなに気負わずに練習通りやればいいと周りから言われていましたし、チームのみんながノブジのために頑張ろうという感じでやってくれていたので、僕はいつも通りやろうと試合に望みました。

―ファンにコメントを

これからも全力で一試合一試合勝ちに行きますので、ぜひ会場にいらして応援してください。よろしくお願いします。

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