試合日程・結果

相手のうまさと強さに、持ち味の前に出るディフェンスができず、敗戦。

ShiningArcs

14

VS

サントリーサンゴリアス

50

11月27日(土)、ShiningArcsは秩父宮ラグビー場でサントリーサンゴリアスと対戦した。約1ヶ月の中断を経て迎える後半戦初戦を待ちわびていたかのように、2,000人に迫るNTTサポーターが駆けつけた。

前半、開始早々から得点力リーグトップのサントリーがShiningArcsに襲いかかる。1分、6分とトライ&ゴールを決められ0対14、強烈な先制パンチを見舞われる。ShiningArcsは12分、16分とSO君島がPGを決め、6対14とし更なる反撃の機会を伺う。リーグ戦で初めてBKラインにCTBウィング、ネル、FBジェラードと外国人トリオを並べサントリーに対抗するが、ブレイクダウン(ボール争奪局面)で優位に立てず自らのミスもあり、2本のトライやPGを許し6対31と大きく引き離されて前半を終了する。

後半早い段階で点差を詰めたいShiningArcsは、積極的にボールを展開し戦局の打開を図る。5分、君島のPGで9対31とすると、続く10分にはBKのサインプレーでゴール前に迫り、初スタメンのSH西村の密集サイドアタックをフォローしたLO石神が相手ディフェンスに囲まれながらもインゴールに飛び込みトライ。君島のゴールも成功し、16対31と追いすがる。その後も全リザーブ選手を投入し追撃を試みるが、逆にサントリーにノーサイドまでに3トライを奪われ、16対50で後半戦、黒星発進となった。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

―今日の試合を振り返って

ウィンドウマンス開けの初戦ということで、選手もチームもかなり気合を入れて試合に望みました。しかし、結果的には大敗してしまいました。要因と考えているところは、うちのチームの強みと捉えていたディフェンスの部分で受けてしまったというところが、この結果に繋がったと感じております。特に前半、ブレイクダウンでプレッシャーを掛けることができなくて、サントリーさんにテンポを作らせてしまい、好きなようにボールを持たせて連続攻撃を受けてしまったというところが、主な敗因だと考えております。次週のサニックスさんもボールを動かしてくるチームなので、それに対する対策というものをしっかり持って、次週いいゲームが出来るように準備していきたいと考えております。

―前半戦とメンバーが何人か入れ替わっていますが、どういう意図だったでしょうか?

怪我であったりとか、パフォーマンスであったりとか、そういったものをトータルで判断して考えた上で、選手交代も含めて決めています。怪我明けの選手もいますし、怪我を抱えている選手もいますし、バランスを考えて判断しています。

―中山キャプテンがいない間のゲームキャプテンは誰が?

栗原選手です。

―後半の25点差があるところでもペナルティゴールを狙ったのは?

チームとして、点を積み重ねるために、まずは取れるところから取っていくという方針でした。

中山浩司キャプテンのコメント

中山浩司キャプテン

―今日の試合を振り返って

この一ヶ月間、前半戦の課題と捉えていた、大きくボールを振るプレーに対するディフェンスの面で対策を立てて来ました。また、我々選手の気持ちとしても、集中してやっていこうということで試合に挑みました。しかし、サントリーさんの前に出る圧力とブレイクダウンでのうまさに、我々の強みと考えている前に出るディフェンスを前半から出すことができずに、リズムに乗れなかったというところが一番の敗因だと思います。今日サントリーさんから学んだ、ブレイクダウンでのうまさとかボールを動かすリズムなどを次の試合に生かしていきたいと思います。

―相手のブレイクダウンのどこにうまさを感じましたか?

私たちのアタックに対して、少人数でしっかりとプレッシャーを掛けてくるしつこさの部分がうまさだと思いました。

―後半、反則が多くなったのも、そのせいでしょうか?

はい、そういった所に対応しきれていなかったところがあったと思います。

シャノン・フレイザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレイザーヘッドコーチ

―今日の試合を振り返って

まず、サントリーさんが非常に良いチームで非常に良いラグビーをしたことに尽きると思います。サントリーの選手たちは自信を持ってプレーしていて、ボールをとにかく廻していこう、ボールをとにかく持ち続けよう、プレッシャーをかけ続けよう、というラグビーを全員が信じてやっていたと思います。それに対して私たちがディフェンスでも後手後手に回ってしまった…それが今、一言で言える感想です。

―対策は十分準備してきたと思いますが

もちろん相手がやってくることは、今日予想通りで、それに対する対策は練習でもしていました。相手はどんどん廻してくるので、まずしっかりディフェンスラインを広げて、自分の目の前のチャネルを守ろうというディフェンス、空いた外に廻してこられた時に外にシフトするというようなディフェンス練習はやってきました。ですから、我々が準備していたことと、今日の相手はかけ離れたものでは無かったのですが、敗因としては、ブレイクダウンがちょっと淡白になりすぎて、相手にボールをクイックに出させてしまったことが挙げられます。

―同じくボールを廻してくるタイプの次戦の相手、サニックス戦への準備は?

サントリーさんに対して準備してきたことを全く変えようとは思っていません。やってきたことを更に研ぎ澄ませて、洗練されたものにしていくことが、次の試合に向けてのフォーカスになると思います。ディフェンスについては、もっともっと激しいディフェンス、相手をしっかりと殺せるようなディフェンスをやっていかなければいけない。アタックについては、今日いいアタックも有りました。ただアタックをするまでにもっとボールを確保するとか、アタックのチャンスを作り出すことがあまりできなかったので、もっともっと洗練されたアタックの練習もしていきます。

木曽一選手のコメント

木曽一選手

―木曽選手にとっては、今まで何度も戦ってきた相手だったですが

やっぱりトップ4のチームだけあって、サントリーさんの強さとかうまさというものが際立ったゲームだったと思います。我々としても、まだまだたくさんの課題が出てきたと思います。

―敗因は何だと感じていますか?

前半の20分が全てだと思っています。一ヶ月間ゲームから離れていて、練習試合もやっていなかったので、今日の立ち上がりで、選手が戸惑った部分もあったと思います。自分もやっぱり戸惑いましたし、ゲーム感が少し薄れていた部分があったと思います。それと、相手の個々が強かったです。

―ハーフタイムではどんな話をされましたか?

僕が言ったのは、自分たちは強くないし、チャレンジャーであることを忘れてはいけないということ。それとゲームの入り方がふわっと入ってしまった部分を後半繰り返さないように、もう一回、口酸っぱく言いました。相手が強いことはもともと解っていたことで、何もこの点差が驚くものでは無いし、だから後半の40分は、もう一回ゼロに戻してやろうと。

―チームの環境はどうですか?

NTTの生え抜きの選手たちが、僕ら移籍組に対して暖かく迎え入れてくれていますし、自分たちが発言しやすい雰囲気にしてくれたり環境をつくってくれて、感謝しています。

―次戦に向けて

終盤に差し掛かってきていますので3勝目をぜひ挙げたいと思っています。次は福岡で遠いのですが、ぜひ来れる方は足を運んでいただいて応援よろしくお願いします。

西村渉選手のコメント

西村渉選手

―初スタメンの感想を

今日初めてスタメンになりましたが、今まで試合には出させてもらっていましたし、このチームでずっと合わせてきていましたので、動じること無くいつもと変わらずに思いっきりプレーしようと心がけていました。

―実際に戦ってみて、どう感じましたか?

こちらが自分たちのラグビーをできなかったので、サントリーさんがどうこうというよりも、自分たちに反省が残りました。

―西村選手個人として、今日のパフォーマンスは?

まあ、合格点はあげられないですね。

―次の試合に向けて

先のことも考えないとだめなんですけど、目の前の一つ一つのゲームをほんとに勝ちに行くという意識を高めたいと思います。

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