試合日程・結果

後半戦に向けて課題の浮き出た敗戦。

ShiningArcs

14

VS

神戸製鋼コベルコスティーラーズ

30

10月24日(日)、ShiningArcsはユアテックスタジアム仙台で、神戸製鋼コベルコスティーラーズと対戦した。前半戦最後の試合を勝利で飾りたい両チームの熱闘に、地元を中心とした2,000人を超えるNTTサポーターがかけつけた。

前半、キックオフと同時にShiningArcsが神戸製鋼ゴール前に殺到。早々に先制するかの勢いであったが、神戸製鋼がターンオーバー、逆に一気に自陣からShiningArcsゴールラインを陥れ、先制トライ&ゴールを決められ0対7とされる。それに対してShiningArcsは8分、自陣で相手ボールを奪うとCTBネルが相手ラインのギャップをつき独走しトライを決める。SO君島のゴールも決まり、7対7の同点とし譲らない。神戸製鋼は15分にトライ&ゴールを決め、7対14と引き離しにかかる。ShiningArcsは得意の的確なキックによる陣地獲得をはかるが、神戸製鋼のキック処理のうまさもあり、なかなか前進を許してもらえない。また、スクラムで反則をとられFWによる圧力を十分にかけられない状況の中、ラインブレイクを許しピンチを招いてしまう。対して神戸製鋼は25分、そしてホーンが鳴ってからの43分にもPGを決め、7対20と引き離されたところで前半を終了する。

後半、ShiningArcsはウィング、ネルの両CTBが果敢にラインブレイクするが、ディフェンスの裏に抜けた後のプレーが続かず得点に結びつけられない。それでも10分、22メートルラインに侵入してからの攻撃で、WTB友井川が快足を飛ばし目の覚めるようなトライを決める。君島のゴールも決まり、14対20と逆転への射程に神戸製鋼をとらえる。一気に攻勢をかけたいShiningArcsであったが、ラインアウトでの獲得ミスやシンビンによる一時的退場者が出るなど、なかなか波に乗れない時間が続く。逆に神戸製鋼は20分にトライ&ゴール、34分にはPGを決め着実にShiningArcsを引き離しにかかる。ShiningArcsも必死に反撃に転じるが、決定機を得られないまま刻々と時間は過ぎ、そのままノーサイド。14対30と悔しい敗戦で前半戦を終了することとなったが、これまで敗れても進化してきたShiningArcsの後半戦での更なる躍進に期待したい。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

―今日の試合を振り返って

神戸製鋼さんの試合巧者ぶりにやられてしまったのが、敗因であると思います。エリアをしっかりと取っていくこと、エリアマネージメントをしていくことにおいて負けてしまったということです。それと、うちの強みであると考えていたディフェンスの部分で、神戸製鋼さんの強いボールランナーに何度もゲインラインを突破されるケースがありました。特にラックサイドのディフェンスが少し緩くなってしまったかなと感じております。今日は大事な試合という位置づけで臨んだのですが、100%のパフォーマンスが出せていなかったと思います。それは、選手の方にもスタッフの方にも共に原因があると考えていますので、その課題をしっかりと捉えて、ウィンドウマンス*の間に次戦のサントリーさんとの戦いに向けて修正していきたいと考えております。

―前半戦を終え、初のトップリーグに挑んで通用した部分、課題となった部分は?

ShiningArcsのチームキャラクターである、「前に出るディフェンス」ということに関しては、フィジカルで勝負してくるチームに対してはしっかりとディフェンスできていたと思います。ただ、今日の神戸製鋼さんのように、ボールを良く動かすチームに対してのディフェンスというところがまだできていないのかなと感じております。ブレイクダウンの部分では、木曽、小林、ダレン・マーフィなど、うちのバックローを中心に、しっかりファイトしてトップリーグでも戦えていると感じております。

―ウィンドウマンスの一ヶ月では、どういうところに重点をおいて練習を行っていきますか?

神戸製鋼さんも含めて、うちの戦い方をだいぶ研究されていると感じております。今日の試合に関しても、うちのスタンドオフとフルバックを中心としたキックに対して、神戸製鋼さんがかなり研究をされていたと感じました。今後も相手チームは、ゲームメイクに対して研究してくると思いますので、やっていくことは基本的には変わらないのですが、相手に対する対処の仕方において、キックだけではなく、いろいろなオプションも考えていきたいと思います。

(ウィンドウマンス*=毎年6月と11月を、協会代表チーム間の国際試合優先期間として定め、南北半球の交流を中心に、国際試合が行われる月間)

中山浩司キャプテンのコメント

中山浩司キャプテン

―今日の試合を振り返って

今日の試合に関しましては、監督からのコメントにもありましたように、精度の高いゲームメイク、ディフェンス、アタック、全て我々よりも神戸製鋼さんが上回っていたと思います。今日の試合だけではなく前半戦の全ての試合を通して、選手が課題を克服してこれからの一ヶ月間でどれだけ成長できるかというところが、後半戦の戦いに関わってくると考えています。まず、選手として一つ一つのプレーを見なおして、次に向かって前を向いて一歩ずつステップアップしていきます。

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