試合日程・結果

試合終了1分前に、まさかの逆転を喫す!

ShiningArcs

19

VS

近鉄ライナーズ

21

10月16日(土)、ShiningArcsは近鉄花園ラグビー場で、近鉄ライナーズと対戦した。関西エリアの大勢のサポーターが駆けつけ、敵地とは思えない程の声援が送られた一戦は、終盤にドラマが待ち構える手に汗握る接戦となった。

前半、風上に陣を取るShiningArcsは、キックによるエリアマネジメントで敵陣への侵入を試み、地上戦でもFWがじわりじわりと前進を図る。対する近鉄は自陣からでも積極的にボールを回し、ShiningArcsディフェンスを崩しにかかる。PGによる先制を許したShiningArcsは10分、SO君島がPGを決め同点にする。近鉄も20分にトライ&ゴールを決め、序盤は3対10とリードを奪われるものの、試合前日のメンバー変更でCTBに入った佐藤晴紀と倉林のコンビが、相手の強力外国人CTB陣を向こうに回し、決定的な場面を与えない。ShiningArcsは27分、そして終了間際の39分に君島がPGを決め9対10として前半を終了する。

後半開始早々にPGを決められ9対13とされるが、徐々にShiningArcsがペースを掴む。激しいディフェンスでターンオーバーや相手のミスを誘発させボールを奪い、ゴール前に迫る。スクラムは第一列秋葉、種本、山口を中心としたFW8人の力で優位に立ち、大きなアドバンテージとなっていた。双方PGを1本ずつ決め12対16で迎えた31分、幾度となボールを継続してのFW/BK一体となった攻撃で近鉄ゴールに迫り、最後は怪我から復帰し途中出場のCTBネルが逆転のトライを決め、ゴールも入り遂に19対16と逆転に成功。ShiningArcsサポーターの大歓声がスタジアムを包む。残り数分間、更に攻めつつ相手に得点を許したくないShiningArcsであったが、勝利の女神は非情にもShiningArcsに微笑まなかった。スタジアムの時計が既に39分を過ぎ、ホーンが鳴る直前のプレーで痛恨の逆転トライを献上。今季唯一の関西でのリーグ公式戦の勝利は、直前で手の内からするりとこぼれ落ち、19対21という苦い敗戦となった。(勝ち点1は獲得)やはりトップリーグは甘くない、少しの判断ミスが勝敗に直結するということを改めて教訓として学んだ敗戦でもあった。

大沼照幸監督のコメント

大沼照幸監督

―今日の試合を振り返って

2点差で敗れたので、非常に悔しいです。もちろん選手が一番悔しいと思うのですが。敗因は、紙一重のところだったのではないかと思っております。少しの判断ですとかボールデリバリーですとか、ほんの少しのところが勝敗を分ける―トップリーグというところはそういう所なのだと改めて実感しました。しいて言えば、前半、自分たちからディフェンスを仕掛けることができたかったという所が課題になってくると思っております。前節のトヨタ戦でいいディフェンスができたので引き続きと思っていたところなんですが、なかなかいいディフェンスが前半はできませんでした。あとは、不用意なペナルティがまだまだ多いですね。そういう所もしっかりと修正していかなくてはいけないと考えております。

―後半の動きが前半からできていればと思いましたが。

前半は全体的にディフェンスが受けに回ってしまったので、ブレイクダウンでも一歩前に出れなかったところがあったと思います。後半は、前に出るということをもう一度意識したところで、うちの本来のディフェンス、ブレイクダウンの動きができたと思います。

中山浩司キャプテンのコメント

中山浩司キャプテン

―今日の試合を振り返って

試合前から、近鉄さんはフィジカル面でも、バックスもフォワードもバランスのいいチームだと認識していました。ですからこの試合もディフェンスから前に行こうという心の準備をして試合に臨みました。今日の試合は本当にわずかなところでディフェンスで抜かれたり、下のボールへのリアクションの遅さだとか、少しの差で今回の結果に繋がってしまったと思います。次の試合に向けて、修正点を確認して一週間しっかり気持ちの面から準備をして、引き続き頑張っていきたいと思います。

―最後、トライを取られた場面は、リコ・ギア選手の高い個人の能力で突破されてしまいましたが、どのように感じていましたか?

前半からリコ・ギア選手はボールを持つ機会が多かったのですけど、私たちのディフェンスの位置が少し高くなってしまっていました。そのためにボールを持って前に出られたシーンが前半からあったと思います。そのまま、後半も前に出られてしまいました。今後修正していかなくてはなりません。

シャノン・フレイザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレイザーヘッドコーチ

―今日の試合の感想は?

残念な結果ではあるのですが、いいプレーができたと思っています。今日のディフェンスに関しては二つの面が出てしまいました。我々がアグレッシブに前に出てプレーしていた時は、相手も止まっていて、我々のやりたいプレーができていました。逆に少しでも我々の足が止まって前に出れないと、相手の好きなようにやられてしまって相手に得点を奪われてしまいました。ディフェンスにおいて、良いところと悪いところが両方露呈してしまった試合だと思います。

―特に前半の動きが悪かったように感じましたが。

試合に入っていく時がスローだったとは思います。しかし、80分を通して敗因に繋がったのは、1対1の時にミスタックルではずされてしまう場面が多かったことだと思います。そのようなことが続くと相手にプレッシャーを与えられないし、相手に勢いをあげてしまうので、今日は80分の中でミスタックルが多かったのが敗因のひとつだと思っています。

―次の神戸製鋼戦に向けて。

まず、今日のゲームを振り返った時に、確かに負けではありましたが、学ぶこともたくさんあったし、相手にボーナスポイントを取らせなかったし、逆に我々は勝ち点1ポイントを確保できたという点ではポジティブな面ももちろんありました。次戦で前半戦を終了するわけですが、我々のほうでは、何人か怪我から戻って来る選手もいますので、リーグにおいてどこにいるかということを証明するためにも、戻って来るメンバーとともに神戸製鋼戦にすべてをぶつけていい試合をしたいと思います。

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