試合日程・結果

三戦目にして、トップリーグ初勝利を飾る!

ShiningArcs

26

VS

クボタスピアーズ

14

9月17日(金)、ShiningArcsは秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズと対戦した。相手は同じく開幕二連敗とは言え、昨季6位のチーム。お互いのグランドは直線距離で1.7キロという“京葉線ダービー”は、負けられない一戦となった。

前節の勢いのまま攻勢をしかけるも、突き放せず。

前節の東芝戦の勢いそのままに、開始早々からShiningArcsが波状攻撃をしかける。4分、ボールを保持し続け前進しフェーズを重ね、最後はCTB山下がトライ。SO君島のゴールも決まり7対0とクボタの出鼻を挫く。続いて22分、君島がPGを決め10対0と差を広げる。しかし、攻め込んでの反則等もあり一気に差を広げるに至らないまま、25分、40分とクボタにPGを決められ10対6で前半を終了する。

激しいディフェンスと多彩なキックで、リズムに乗る。

後半開始早々から点差を広げたいShiningArcsは3分、君島がPGを決め13対6とする。6分には、FBジェラードが場内もどよめくハーフウェイライン付近からDGを決め、16対6と突き放しにかかる。12分、クボタにPGを決められるがその直後の14分、再びジェラードが魅せる。ボールをもらうと突進、自らあげたショートパントを拾いそのままトライ。君島のゴールも決まり23対9とする。更に17分、君島がこの日3本目となるPGを決め26対9とし、いよいよ初勝利への期待が膨らむ。しかし、毎年上位に名を連ねるクボタもそう簡単には勝たせてはくれない。36分、トライを決め26対14と追いすがる。刻々と時間が過ぎ、遂にトップリーグ初勝利を告げるホーンが鳴り響いた。三戦目にしてShiningArcsは歴史的一歩を踏み出した。仕事帰りに駆けつけた三千人に迫るサポーターも、選手と共に喜びを分かち合った。チーム初となるマン・オブ・ザ・マッチは、大活躍のジェラードが文句なしに選出された。

次節は10月3日(日)13時00分から、熊谷ラグビー場で、現在無敗で首位の三洋電機ワイルドナイツと対戦します。ぜひ多くの方にご来場いただき、熱い応援をよろしくお願いいたします。

9月23日(木祝)15時00分から、地元NTT千葉グランドで、サテライトリーグ第二戦のホンダヒート戦も行われますので、こちらも応援をよろしくお願いいたします。

大沼照幸監督のコメント(共同記者会見より)

大沼照幸監督

―今日の試合を振り返って

マーク・ジェラード選手の活躍が非常に目立った試合ではあると思うのですが、この一勝というのは、50人の選手、スタッフ併せて、チーム全員の勝利だと思っています。そういったチームの一体感を出せたことが勝利につながったと考えています。ただ、まだペナルティが多いなど課題も数多く残っていますので、それを修正して次の試合に臨みたいと考えております。

―チームに一体感が出ている理由は?

まず、今シーズン、チームスローガンとして「ONE FIGHT」という言葉を掲げました。このスローガンには、大きく二つの意味がありまして、ひとつは、チーム一丸となって戦いに挑むこと。もうひとつは、目の前の一つひとつのプレーにファイトするということ。スローガンが決まったのは遅かったのですが、ここにきてその「ONE FIGHT」という精神が浸透してきたのかなあと感じております。また初戦の敗戦によって、逆にチームがまとまってひとつになったというところもあると思います。

―ディフェンスに関して、勢い余って飛び出してしまったところもあったが?

修正すべきところもあるのですが、ある程度個人の判断に任せています。今日は人数的に余られる時も有り、個人の判断でプレッシャーをかけたというところがあったと思います。

―「勝たなくてはいけない」というプレッシャーはあったか?

正直、プレッシャーが無いと言えば、嘘になりますね(笑)。今日もこんなに多くのファンの方がスタジアムに駆け付けてくれて応援してくださったように、本当に多くのサポートを会社からいただいています。ですから、恩返しをしなくてはいけないと感じています。

シャノン・フレイザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレーザーヘッドコーチ

―今日の試合を振り返って

絶対勝たなければいけない今日の試合に対して、張り詰めてもいたのところもあったのですが、まず勝てたことで選手もコーチ陣もほっとしているところがあります。ただ、ここで満足してはいけないし、今日の試合は研ぎ澄まされたものではありませんでした。もっと上げていかなければいけないこともたくさんあるし、ミスもたくさんありました。今日の試合が完璧なパフォーマンスだとは全然思っていないので、自分たちでできたこと、できなかったことをよく見つめて、改善して更に上のレベルに向かいます。

―前節で東芝という強い相手とやったことがプラスになったか?

前節で王者と言える東芝と当たったことは、我々にとってアドバンテージであったと思います。なぜなら、日本のトップにいるチームに対してどれだけやれるか、自分たちのレベルがどれほどのものか、測ることができたからです。それをトップリーグ2戦めで経験できたことは非常にポジティブであったと思います。

―前半攻めながらも好機を逃していたが、ハーフタイムの指示は?

ゲームプランに則ってユニットで動くことはできていたが、個人プレーに走ってしまうところがいくつかあったことは気づいていました。ハーフタイムで指示したことは、前半は、第一節の豊田自動織機戦と同じようになっているよと。ポゼッションを取っていて、アタックもしていたのに得点を取りきれない、自分たちのミスで首を絞めている。それをしっかり直そうと伝えました。今日は豊田自動織機戦ではない。残りの40分で仕留めようと話しました。

―第四節三洋電機戦に向けて

まず、相手が三洋電機だからといって、アプローチを変えることはありません。今までと同じように三洋にも勝ちにいきたい。三洋は誰もが認める強いチームであり非常にユニークなラグビーをやるチームですし、難しい試合になるかもしれませんが、勝ちにいくための準備を今までと変えることなくやっていきます。

中山浩司キャプテンのコメント(共同記者会見から)

中山浩司キャプテン

―今日の試合を振り返って

試合を臨むに当たっては、クボタさんという相手のことを考えるよりもまず、自分たちのこれまで積み上げてきたものを100%出そう、自分たちにベクトルを向けていこうとやってきました。監督から先ほど話があったように全員で前に出るディフェンスというものが出せたのではないかと思います。前半はペナルティが多かったのですが、途中で修正して、ペナルティを減らしリズムを掴めたと思います。今日、勝利はしましたが、まだまだ課題がありますので、次の試合に向けて一歩ずつ前進していきたいと思います。

―前節東芝戦後のこの一週間の過ごし方は?

東芝戦は、相手のことを考えるより前に、自分たちの持てる力をどれだけ出せるかというところに目を向けて試合に挑んだのですが、今日の試合に関しても同じメンタルで臨みました。まずは、ディフェンス、フィジカルの面で相手よりも速く前に出て、倒れている選手は速く立って次のプレーに向かうだとか、そういうシンプルなところに、いかに100%力を出せるかに注力しました。

―それは、第一節の豊田自動織機戦がそういった戦いをできなかったということか?

そうですね、特にトップリーグでの初戦ということもあって、浮足だっていたところがあるので、そこを選手一人ひとりが考えたのだと思います。まずは、個々の持っている力、チームの持っている力を出すためにはどうしたらいいか、周りの環境ではなく自分たちがやるべきことは何か、と考えたときに、目の前のプレー、その一つひとつの積み重ねが結果に結び付くと考え、試合に臨みました。

―チームに一体感が出ている理由は?

監督が話したことのほかに、今年新しく入ってきた選手の練習に取り組む姿勢だとかがいい相乗効果を生んで、競争も激しくなり、自分自身が成長するためにはどうすればいいかということを選手それぞれが考えるようになったということも、チームが同じ方向に進むことができた要因になっているのではないかと考えます。

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