試合日程・結果

立ち上がり苦戦するも、後半で勢い取り戻して連勝

ShiningArcs

53

VS

日本航空

5

9月19日、2009年度トップイーストリーグ第2戦が駒沢陸上競技場で行われ、ShiningArcsは日本航空ラグビー部(JAL WINGS)と対戦した。
秋の大型連休スタートの初日ではあったが、今シーズン開幕戦の熱気を引きずるかのように多くのサポーターの方々がグランドに詰めかけてくださった。初戦で快勝を飾ったShiningArcsであったが、当面のライバルと目されるチームたちも着実に勝ち点を挙げており、取りこぼしは許されない状況でもある。そうしたなか、残暑を匂わす天気予報にもかかわらず秋らしさを感じさせる涼しさを迎え、ラグビーの試合には好都合のコンディション。しかしながら天候がどうであろうが、駆けつけてくれたファンの方々は、開幕戦同様、ShiningArcsの快勝でスカッとした気分を味わいたいところであろう。

相手のプレッシャーにミスを積み重ねてしまった前半

だが、立ち上がりから思わぬ苦戦を強いられてしまった。予想以上に相手がShiningArcsを研究していたためか、そのプレッシャーに臆してミスを重ねてしまう。キックオフから何度も敵陣22mラインを越えて攻め込んだものの、オフサイドやノット・リリース・ザ・ボールなどといったペナルティを自ら犯してしまい、優勢に試合を進めるも得点を奪えず。反対に15分以後は、JAL WINGSに攻め込まれて、ゴールラインを何度か脅かされた。じりじりとした展開が続く。ShiningArcsを見続けてくれたファンの方々には、昨年度の嫌な記憶が蘇ってきたのではなかろうか。それでもトライを許すことはなく、なんとかしのぎきった。

自力で勝るShiningArcsは、徐々に本来の力を発揮していく。26分、JAL WINGSの反則で得たペナルティキックをSH中山浩司からWTB友井川拓にパスを渡し、密集を抜けゴールポスト裏に回り込んで本日初トライを決める。ゴールも成功。このまま勢いに乗るかと思われたが、攻めている局面で故意ではない反則を取られてしまい、勢いに乗りきれない。ようやくShiningArcsが追加トライを決めたのは38分。JAL WINGSのディフェンスラインが甘くなったところをBK陣が突いて、FB栗原徹が左隅に飛び込んだ。さらにロスタイムの44分、LO小嶋信哉から32分に交代したブラッドリー・ミカが、敵陣ゴール前でのモールから抜け出し、3本目のトライを決める。そしてこのまま前半を17-0で折り返す。

徐々に本来の地力を見せ始めた後半

昨年はJAL WINGSに思わぬ苦戦を強いられたShiningArcs。リードしているとはいえ、このままの試合展開で終わるわけにはいかない。後半の巻き返しが期待されるところだ。ハーフタイムに落ち着きを取り戻したのか、前半とは打って変わり、ShiningArcsはゲームを支配し始める。前半ちぐはぐだったFWとBKの連携もかみ合いはじめる。その勢いのまま、7分に昨シーズンから今年にかけて怪我に苦しんだNo.8大沼照幸がトライを決めると、9分と13分に立て続けにWTB友井川が連続トライ。WTB友井川のスピードに相手はついていけない。18分に失点を許すものの、その後FL佐藤元太がトライを決めるなど、後半で6トライ3ゴールを決め、53-5でShiningArcsが勝利した。

今日の試合、リザーブメンバーの豊富さを感じさせる試合でもあった。出場メンバーの競争がますます激しくなるにもかかわらず、チームの雰囲気はすこぶる良く感じられる。誰もがトップリーグ昇格という目標に向かっているのがひしひしと感じられる。スコア上ではShiningArcsの快勝ともいえる試合だった。しかし、だからこそ敢て問題意識として捕らえたいが、ペナルティ数が19と多かった点、トライの取り方がチームで取ったというよりは個人技で取ったという印象が残った点では、今後の課題になってくるように思われる。チーム・選手たちの奮起に期待したい。

次戦は9月27日、今季トップイーストリーグに昇格したキヤノンラグビー部戦がNTT千葉総合運動場グランドで行われる。チーム力は未知数の相手だけに、油断は禁物。ShiningArcsの戦いぶりをぜひホームで見届けよう。

山本和林監督のコメント

山本和林監督

フラストレーションが溜まる試合でした。ShiningArcsが実力で勝ったという試合ではなく、お互いにミスをし、結果的にスコアで上回ったようなものです。それでも選手たちはよく我慢をしてくれたのはよかったのではないでしょうか。反省点を次戦に活かしていきたいと思います。

シャノン・フレーザーヘッドコーチのコメント

シャノン・フレーザーヘッドコーチ

JAL WINGSが今日の試合で発揮された実力に対して、素直に敬意を表したいと思います。彼らの力強いプレッシャーがあって、ShiningArcsの選手たちは通常では出すことがないミスやペナルティを重ねてしまいました。そういった状況の中で、どういったゲームマネジメントをすべきかという課題が新たに発見できて、得られるものが多い試合でした。

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