News Release
平成17年11月18日



迷惑メール対策の強化について



 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、運営するインターネットサービスプロバイダ「OCN」において、増加する迷惑メールに対しこれまでもさまざまな対策を実施してきましたが、本日新たな強化策を開始します。
 携帯メールユーザー向けの迷惑メール対策として、「Outbound Port 25 Blocking(*1)」をエリア別に順次実施します。また、「Outbound Port 25 Blocking」を実施している他ISPを利用するOCN会員の代替手段として、OCNメールサーバ経由でのメール送信時にユーザー認証を行う「メール送信者認証機能(SMTP-AUTH)」、および通常とは異なる方式でメール送信を可能とする「メール投稿ポート(Submission Port)」の設置も合わせて実施します。
 今後は、上記対策の効果を検証し、携帯メールに限らず、対象先メールの規制範囲を拡大することも含め、迷惑メール対策の検討を積極的に実施していきます。


1.対策の概要
(1)携帯メールユーザー向けの迷惑メール削減対策「Outbound Port 25 Blocking」について
 「Outbound Port 25 Blocking」とは、ウイルス感染者や迷惑メール送信業者が、自分のPCまたはサーバから故意あるいは無意識に行う携帯メールユーザー向けのメール送信を防止する対策です。一般的に携帯メール受信は、時間に関係なく受動で、料金も掛かることから、社会的な影響が高いとされており、OCNでは携帯メールユーザー向けの迷惑メールを防止する対策をまずは実施します。
 具体的には、動的IP(*2)アドレスを保持するユーザーが携帯メールユーザーへメールを送信する際に、OCNのメールサーバを経由せず、自サーバなどから直接携帯メールユーザーへメールを送信した場合、迷惑メール送信規制技術の一つである「Outbound Port 25 Blocking」を用いて送信を規制します。

対策の概要

(2)メール送信者認証機能とメール投稿ポートの設置について
 メール送信元の特定、およびすでに他ISP向けに「Outbound Port 25 Blocking」を実施しているISPより、OCNメールサーバ経由でメール送信を可能とすることを目的に、「メール送信者認証機能(SMTP-AUTH)」と「メール投稿ポート(Submission Port(TCP port 587))」を設置します。SMTP-AUTHを備えたSubmission Portを利用することで、メール送信時に送信者のユーザー名とパスワードでユーザー認証を行い、より信頼性の高いメール送信が可能になります。


2.今後の対策
 今回の対策に加えて、送信元のなりすましを防止するため送信者のドメインを認証する技術(SPF(*3)、Domain Keys(*4)など)の導入検討を続けるとともに、迷惑メール事業者やウイルス感染者からの大量メールをお客さまのメールボックスに到着する前にブロックする仕組みの導入を検討しています。また、OCNサービスの一環として、お客さまの設定に基づき迷惑メールを隔離または廃棄するサービスなども順次提供する予定です。
 今後もOCNはお客さまの安全・安心を求め、積極的に迷惑メールへの対策を進めていきます。


(*1) 自ISPのメールサーバを経由せずに、自ISPが提供するIPアドレスを利用して構築したメールサーバなどから、他ISPのメールサーバへ直接メールを送信する事を規制する仕組み

(*2) ISPに接続を行う度に、非固定でユーザー端末に払い出されるIPアドレス

(*3) DNSの仕組みを用いて、メール送信元ドメインの正当性を判断する仕組み

(*4) 公開鍵および電子署名を用いてメール送信元のドメインのなりすましを防ぐ仕組み


<本件に関するお問い合わせ先>
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お問い合わせはこちらまで

(一般のお客さまからのお問い合わせ)
カスタマーズフロント:0120-506506
(9:00-21:00 土日祝日含)
OCNホームページ: http://www.ocn.ne.jp/