平成17年10月24日
報道発表資料
NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社インテリジェント ウェイブ



企業内PCからの情報漏洩を監視・防御する
マネージド型内部情報漏洩防止サービスの提供開始について



 NTTコミュニケーションズ株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美、略称:NTT Com)は、企業向けセキュリティサービスの一環として、社内のPC端末からの情報漏洩を監視・防御する不正利用制御システム「GuardIT*1 マネージド内部情報漏洩対策」(仮称)の提供を開始します。
 本サービスは、株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本 祥之)*2との連携により、同社の内部情報漏洩対策システム『CWAT(シーワット)』*3を国内で初めてマネージド型*4サービスとして提供するものです。

1.概要
 昨今、PC端末による企業内部からの情報漏洩事件が多発しており、企業が内部情報漏洩対策を講じる必要性が高まっています。「GuardIT マネージド内部情報漏洩対策」は、従業員の業務端末にインストールされたエージェントが端末の動作を常時監視し、ポリシー違反行為の禁止・警告・記録を行うことにより社員の故意・過失による情報漏洩を防止します。
 本サービスは、株式会社インテリジェント ウェイブの内部情報漏洩対策システム『CWAT』の国内初のマネージド型サービスであり、新たにシステムの構築や運用・保守をすることなく、初期費用と月額料金のみで利用できます。
 従来の他のサービスと比較し、PC端末のセキュリティにかかわるお客さまのシステム構築・運用管理のコストを大幅に削減すると共に、他の弊社のセキュリティサービスと組み合わせることでネットワークからPC端末まで情報セキュリティのフルアウトソーシングを実現します。

2.サービスの特徴
(1)運用・保守の負荷軽減
 自社で情報漏洩対策システムを運用する場合、ログの収集・調査、登録情報の管理、ポリシー変更、資産管理、バージョンアップ作業、障害対応など煩雑な作業が必要となりますが、本サービスでは、NTT Comが運用・保守を代行します。お客さま側で必要となる作業は、毎月発行される運用レポートを用いたログのチェックと分析、各種変更申請のみです。

(2)低コストでの導入・運用が可能
 通常、『CWAT』システムの導入にあたっては、ライセンス購入費用、システム構築・運用のための設備投資と人件費が必要ですが、本サービスではお客さま側での設備投資、サーバ構築、運用・保守は一切不要です。自社でシステムを構築・運用する場合と比較して大幅に安価な費用で導入することができます。また、最低利用期間の制約もありません。

(3)短期間での導入が可能
 本サービス導入時に、お客さま側で必要となる作業は、ポリシー決定、監視対象端末に関する情報提供、クリック数回で簡単にインストールできる監視エージェントの導入作業のみです。管理サーバ・監視クライアントのライセンス取得、管理サーバの購入などは不要ですので、自社システムとして構築される場合と比較して短期間で導入することが可能です。

(4)組織のガイドラインに沿ったセキュリティ強度の提供
 サービス導入時にお客さまにご提示頂いたポリシーに合わせて、ログ取得、外部デバイス制御、アプリケーション制御などを行いますので、個々のお客さまに応じたセキュリティポリシーの徹底が可能です。
 なお、本サービスでは、設定可能なポリシーを、比較的お客さまからのご要望の多いものに限定しています。提供メニューにないポリシーの設定をご希望されるお客さまには、SI型としてご提供することも可能です。

(5)従業員のセキュリティ意識向上
 本サービスでは、端末の動作を監視・記録するだけでなく、ポリシー違反者に対しては、ポップアップメッセージによる注意喚起、外部メディアへの書き出し中止などの作業遮断を実施することができます。また、弊社が提供するログ閲覧ツールにて、違反者チェックリストの出力も可能です。監視されている事実を従業員が認識することで、セキュリティ意識の向上、情報漏洩事件の抑止効果につながります。

3.動作環境
<回線>
 本サービスでは、弊社データセンタとお客さまの拠点を接続する専用回線として、弊社VPNサービス「Group-VPN」*5、お客さま拠点からGroup-VPN網までのアクセス回線として、NTT東日本・西日本が提供する「Bフレッツ」をご利用いただきます。お客さまの拠点にはGroup-VPN網へのアクセス回線の終端装置とVPN装置を設置していただきます。(サービス解約時に撤去します)

<端末>
 データセンタに設置する管理端末は弊社でご用意します。また、本サービスにより監視が可能な対象端末の条件は以下の通りです。
【監視対象端末条件】
対象OS: WindowsXP, Windows 2000, Windows Server 2003*6
システム要件: CPU Pentium*74 1GHz以上、メモリ 256MB以上、最低空きディスク容量400MB以上

4.提供開始時期
 2005年11月

5.参考価格(税別)
 初期費用:310万円〜
 ランニングコスト:月額28万円〜
 ※その他、Group-VPNサービスのご利用に関わる費用が必要になります。


*1 GuardIT(ガーディット):
 お客さまの通信ネットワークを中心とした「IT」を「Guard(防衛)」するために必要なさまざまなサービスをトータルにご提供することをコンセプトとしたNTT Comのセキュリティサービスです。豊富な実績と高い信頼性を活かし、お客さまのセキュリティ対策を強力にバックアップしています。
 参考URL:http://sec.ntt.com/

*2 株式会社インテリジェント ウェイブ:
 株式会社インテリジェント ウェイブは、カードビジネス事業、システムソリューション事業、セキュリティシステム事業から構成される、ネットワーク技術を基盤におくシステムインテグレータです。
 特にカードビジネス事業では、自社開発パッケージによるクレジットネットワークシステム及び集配信システムの提供で大手クレジット会社の約7割のシェアを占め、金融業界で培った技術はセキュリティ技術に応用され、カード不正対策システムや内部情報漏洩対策システムに活かされています。
 金融業界におけるコンサルティング業務、ソフトウェア開発およびネットワーク構築、ハードウェア販売のほか、全業種に向けた新規事業分野への積極的な展開を行っています。

*3 CWAT(シーワット):
 株式会社インテリジェント ウェイブが開発・提供端末上の不正操作や不審操作、モバイル器機、外部接続デバイスから未登録端末、ネットワーク等にいたるまで幅広くリアルタイムに監視し、情報漏洩につながる行為を未然に防ぐ情報漏洩対策システムです。
 ※CWATは、株式会社インテリジェント ウェイブの登録商標です。

*4 マネージド型:
 機器の調達からシステムの構築、運用管理や障害発生時の対応まで、システムの管理を一括して請負うサービス形態。

*5 Group-VPN:
 専用線と同等のセキュリティを確保しながら経済的で広帯域のプライベートネットワークを構築することができるサービス。
 参考URL:http://www.ocn.ne.jp/business/vpn/group/?bocn

*6 WindowsおよびWindowsのロゴは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

*7 インテル、IntelおよびPentiumはアメリカ合衆国およびその他の国におけるインテルコーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。


<本件に関するお問い合わせ先>

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Tel:03-6222-7050