News Release
平成17年2月9日


IPv6本格利用に向けたOCN IPv4/IPv6デュアルスタックサービスの
提供について

 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、この度ISP、CATV事業者、企業、大学、公共機関など高品質なIPv6(※1)インターネット接続サービスを求めるお客さまのニーズにお応えして、OCNのイーサネット接続メニューとしてOCN IPv4/IPv6デュアルスタックサービス(※2)を平成17年2月10日より順次提供開始します。

 今回提供を開始する具体的なサービスは以下の通りです:

〔1〕 「OCNハウジング用接続サービス IPv6デュアル」
〔2〕 「スーパーOCN IPv6デュアル イーサアクセス」

 なお、本サービスにおいて、滋賀ケーブルネットワーク株式会社さま、株式会社中海テレビ放送さまをファーストユーザとしてご利用いただきます。


1.提供の背景
 近年、日本政府のe-Japan計画の推進に同調して、情報家電の普及や、ビル設備管理などのIPv6対応、IPv6を活用した機器管理やコンテンツ配信などEnd-Endセキュア通信に対する社会の意識が向上し、IPv6技術をベースとしたシステム構築が進展しています。
 このようなIPv6利用の広がりを受けて、ISP、CATV事業者、企業、大学、公共機関などでも高品質なIPv6インターネット接続サービスを求めるニーズが高まり、NTT Comは今回OCNバックボーンに直結したサービスでも新たにIPv6サービスを提供します。

 NTT Comは、米国Verio社と共に国内外のインターネットバックボーンをIPv4/IPv6デュアルスタックに対応させ、グローバルにIPv6サービスの提供および拡充を進めており、昨年のWorld Communication Awards 2004においても高い評価を受けました(※3)。日本国内向けのサービスとしては、平成13年の商用IPv6トンネルサービスの提供以来、プラグアンドプレイ機能を搭載したADSLデュアルスタックサービスを世界に先駆けて提供するなど、積極的にIPv6への対応に取り組んでいます。


2.サービス内容
1) 「OCNハウジング用接続サービス IPv6デュアル」イーサネットインターフェースメニューの提供

 「OCNハウジング用接続サービス」(スーパータイプ)においてIPv4/IPv6デュアルスタックが利用可能なメニューを提供します。これにより、データセンター(「Colocationサービス」)を利用するお客さまに、IPv4・IPv6ともOCNバックボーンに直結した高品質なインターネット接続サービスを提供します。

(1)提供メニュー
提供メニュー

(2)受付開始日
 平成17年2月10日

(3)月額料金 (別紙1参照

(4)その他サービス仕様
 「OCNハウジング用接続サービス」に準じます。詳細は下記のホームページを参照下さい。
http://www.ocn.ne.jp/business/housing/ipv6/index.html

2) 「スーパーOCN IPv6デュアル イーサアクセス」メニューの提供

 「スーパーOCN イーサアクセス」においてIPv4/IPv6デュアルスタックが利用可能なメニューを提供します。これにより、NTT Comのイーサアクセス回線を通じ、お客さまビルまで、IPv4・IPv6ともOCNバックボーンに直結した高品質なインターネット接続サービスを提供します。
(1)提供メニュー
提供メニュー

(2)受付開始日
 平成17年2月23日

(3)月額料金 (別紙2参照

(4)その他サービス仕様
  「スーパーOCN イーサアクセス」に準じます。詳細は下記のホームページを参照下さい。
http://www.ocn.ne.jp/business/jouji/super_ocn_ipv6/index.html


3.NTT Comの今後の取り組み
 従来同様、グローバルインターネットへの良好なコネクティビティを提供し続けるとともに、IPv6移行実証実験(※4)などで培ったノウハウを活かしISPやCATV事業者へのIPv6移行ソリューションを提供し、IPv6ネットワークの普及を推進していきます。また、UOPF(※5)などの新たな技術の検討の場においてIPv6対応に積極的に貢献していきます。さらに国家施策と連携をより深め、これまでのネットワークサービスに加えm2m-x(※6)、VPS(※7)などを用いた情報家電やIPv6アプリケーション の展開を促進していきます。


※1 IPv6:現在広く利用されているIP(インターネットプロトコル)であるIPv4に比べ、膨大なアドレス数が利用できること・セキュリティ利用の仕組みが標準的に備わっていること・アドレスなどが自動的に設定されることなどの特徴を持つ。このため、非PC端末機器をネットワーク接続し、どこからでも安全・簡単にアクセスできるなどの利用方法が期待されています。

※2 IPv4/IPv6デュアルスタックサービス:現行のインターネット技術であるIPv4および次世代インターネット技術であるIPv6を同一のネットワークで同時に利用できるサービス。

※3 World Communication Awardsは英国の国際メディア会社Terrapinn社が主催する、グローバルに活躍する全世界のキャリアおよびベンダーを対象とした賞です。2004年度NTT Comはアジアキャリアとして初めて“Best Global Carrier”賞を受賞すると共にIPv6/IPv4 デュアルサービスにおいて“Best New Service”賞を同時受賞しました。

※4 IPv6移行実証実験:総務省の委託に基づき実際にネットワークをIPv6に移行する実証実験。検証作業を通じて、IPv6移行のメリットと適切な移行手順を調査研究。

※5 UOPF: Ubiquitous Open Platform Forum ISPと情報家電メーカで発足した、"情報家電(モノ)”と“ブロードバンド(サービス)”のコラボレーションを実現するフォーラム。利用者の視点から、特定のISP、家電メーカによらず、「誰でも・簡単に・安全に」使える『ブロードバンド×情報家電』を共同で提案し、日常生活に浸透していくことを目指しています。

※6 m2m-x:NTT Comが提唱する双方向のend-end通信を簡単かつセキュアに実現するためのプラットフォーム技術。「モノとモノの間の通信を」「X=何でもいつでもどこでも(実現する)」という意味で、情報家電間、あるいは情報家電とコンピュータ間のIPv6による通信を、簡単かつ安全に行える環境を実現することを目的とした仕組みです。

※7 VPS:Verio社が国内外のリセーラへ提供する、専用サーバよりも極めて低料金で、独自アプリケーションをインストールできるなど柔軟性の高い、IPv6対応の「仮想専用サーバ」です。


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