平成16年2月13日


「ネット家電接続サービス」提供に向けた
共同実証実験の実施について


 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、ホームネット内のネット家電と遠隔地の携帯電話・パソコン・他のネット家電とのインターネットを介した双方向リアルタイム通信を簡単・安全に実現する「ネット家電接続サービス(仮称)」の平成16年内の提供開始に向け、平成16年2月16日より、家電メーカなど11社と共同で実証実験を実施します。

1.「ネット家電接続サービス」について

 NTT Comが「モノ-to-モノ(m2m)」の安全な通信のために開発した通信手順「m2m-x(エム・ツー・エム・エックス、開発コード)」に基づく、ネット家電と遠隔地の携帯電話・パソコン・他のネット家電とのインターネットを介した双方向リアルタイム通信を、なりすましによる不正操作などの心配なく、簡単・安全に実現するサービスです。「m2m-x」は、IP電話で広く用いられている通信手順「SIP(Session Initiation Protocol)」を応用しています。これにより、ユーザは、必要とされるセキュリティを実現・維持するために面倒な機器設定を意識する必要がありません。また、高度なセキュリティや様々なアプリケーション通信を実現するために必要な、家電本体や通信網の処理負荷を大幅に軽減しているため、低コストで製品化・サービス化が可能です。(詳細は別紙1参照)

2.共同実証実験について

 NTT Comは、「ネット家電接続サービス」の平成16年内の商用化に向け、家電メーカ、事務機器メーカ、通信機器メーカなど11社と共同実証実験を2月16日より実施します。
 本実証実験では、各社が開発した「m2m-x」対応製品(プロトタイプ)同士を、NTT Comが提供する「m2m-xマネジメントサーバ」の仲介によりIPv6インターネット上で相互接続し、各社が提案する様々なアプリケーションの動作確認を実施します。これにより、技術課題の洗い出しやマーケティングデータの収集を行います。

【実証実験概要】

  (1) 実験名称: ネット家電セキュア接続実証実験
(2) 実験目的: 「ネット家電接続サービス」および「m2m-x」対応製品の商用提供に向けた技術課題の洗い出し、マーケティングデータの収集
(3) 実施期間: 平成16年2月16日〜平成16年9月30日*
(4) 参加企業: 三洋電機株式会社、ソニーブロードバンドソリューション株式会社、株式会社タカラ、株式会社ディアイティ、株式会社東芝、パイオニア株式会社、パナソニック コミュニケーションズ株式会社、富士通アクセス株式会社、松下電工株式会社、ヤマハ株式会社、株式会社リコー
(5) 実験内容: 別紙2参照

 本実証実験の一部は、通信・放送機構による「成果展開など研究開発事業(情報家電のIPv6化に関する総合的な研究開発など)」の一環として実施します。
 また、主な実験内容は平成16年2月16日(月) に京王プラザホテル(新宿)で行われる「IPv6ビジネスサミット2004(http://www.v6bizsummit.jp/)」にて公開デモを行う予定です。

 NTT Comは、異なるメーカやプロバイダ間でのインターネットを介したネット家電の相互接続性の確保に向け、実験参加各社と共同で各種関連団体などに実験結果を広く公開し、「m2m-x」の採用を提案していくことで、ユビキタス社会の早期実現に貢献します。

* 実験の一部は平成16年3月31日までとなります。

<本件に関するお問い合わせ先>