平成14年11月14日

報道発表資料

NTTコミュニケーションズ株式会社
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社
ニフティ株式会社


ISP3社の連携によるVoIPサービスの試験提供と共同実証実験の実施について


 NTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 正誠、略称:NTT Com)、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:山本 泉二、以下SCN)、および、ニフティ株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:古河 建純、以下ニフティ)は、3社が運営するインターネット接続サービスであるOCN(NTT Com)、So-net(SCN)、@nifty(ニフティ)の各会員に、高品質で利便性の高いVoIPサービスを提供するため、各社会員向けの試験サービスの提供、および3社の会員相互間におけるVoIP相互通話実証実験を行うことで合意しました。

 ブロードバンドの進展やIPベースへの情報通信の変革を背景として、今後、VoIPを軸とした新たなサービスの展開が進むものと考えられますが、その中で、ユーザの利便性を増し、ひいては日本のブロードバンドをより進展させるためには、多くのユーザが通信しあえる環境を早期に構築する必要があります。
 そこで、主要インターネットサービスプロバイダである3社は、NTT ComのVoIP基盤ネットワークを利用し、それぞれ自社のブロードバンド会員向けに高品質なVoIPサービスを試験提供するとともに、3社の会員相互間でVoIP通話を行えるよう共同で実証実験を行うこととしました。
 本試験においては、VoIPにおける品質やオペレーションなど、技術面、サービス面などの検討を行います。


(1)  3社は、平成14年12月以降、順次、各社の準備状況に応じて、自社会員向けにVoIP試験サービスを開始いたします。
 試験サービス期間中においては、国内におけるIP発IP着およびIP発PSTN(加入電話網)着のVoIP通話を無料で提供します。


(2)  また、平成15年1月からは、3社共同で各社の会員相互間でVoIP相互通話実証実験を他社に先駆け実施します。
 これは、VoIPサービスをISPごとに別個に提供するのではなく、個々のISPのネットワークを越えて、3社のVoIPユーザ間での相互通話を実現しようとするものです。
 この実験では、参加する3社の会員間の通話を無料でお試しいただくことにより、3社の会員間での快適な相互通話環境を早期に実現できるよう、サービス面、技術面、コスト面などの検証を進めていきます。

 今回の試験サービスならびに共同実証実験は、3社で実施しますが、サービス面、技術面、コスト面などの検証が済み次第、今後、他の主要ISPとも接続を行っていく考えです。
 こうしたVoIPサービスに関するISP間の提携は、日本におけるVoIPサービスおよびブロードバンドの発展に寄与するものと考えております。


用語説明
〔1〕 VoIP(Voice over IP):
IPネットワーク上に音声を通すための技術の総称。
〔2〕 IP発IP着VoIP通話:
通話を行うユーザがVoIPユーザ同士の場合に、音声情報をIPネットワークのみで伝送する通信形態。
〔3〕 IP発PSTN着VoIP通話:
VoIPユーザが、既存の加入電話網(PSTN:public switched telephone network)をお使いの相手に対し通話を行う場合に、音声情報をIPネットワークと加入電話網を経由して伝送する通信形態。


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