平成14年8月8日


電子チケットサービスプラットフォーム会社への出資について


 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、ぴあ株式会社が計画する電子チケット事業に伴い、本年8月16日に設立を予定している電子チケットサービスプラットフォーム事業会社「ぴあデジタルライフライン株式会社」に20%出資します。


1.「ぴあデジタルライフライン株式会社」の事業概要
 電子チケット事業、電子クーポン事業に必要となる流通システムの施設、運用およびイベント会場などへのゲーティングシステムの提供を行います。

<電子チケット、電子クーポン事業とは>
ICカードや携帯電話を利用して、チケットの予約、購入から入場までのプロセスを電子化し、紙チケットを不要とすることで、利用者の利便性を飛躍的に向上させる本格的電子チケット事業、および電子チケットサービスの利用者がイベントを楽しむ際に、様々な情報サービス(飲食店やショッピングなどの割引クーポンなど)が受けられる行為連鎖型の電子クーポン事業。


2.「ぴあデジタルライフライン株式会社」の提供サービス概要
 新会社のプラットフォームにより展開されるサービスの概要は以下の通りです。
(1)電子チケットサービス
インターネット経由でチケットを予約、購入、決済すると同時に、電子化されたチケット情報(電子チケット)のネットでの受取りが可能です。
電子チケットの受取りには、ICカードや携帯電話を用います。
会場では、利用者は、電子チケットを搭載したICカードや携帯電話を紙チケットの代わりに用い、会場ゲートにかざすことにより入場することができます。
会場ゲートでは、正当な電子チケットであることを認証し、直ちに2重使用をチェックするなど、高速性とセキュリティを両立することで、スムーズな入場を実現します。
複数枚購入されたチケットは、電子チケットセンタを介して利用者間での分配・譲渡が可能です。
(2)電子クーポンサービス
電子チケットを受取った利用者は、イベントに伴う会場近辺の飲食店やショッピングなどの割引クーポンをはじめとする付加価値情報をICカードや携帯電話または紙印刷により受け取ることが出来ます。


3.NTT Comの出資目的
 電子チケットシステムは、NTT Comと主にNTT情報流通プラットフォーム研究所が開発したセキュリティ技術、ICカード技術、認証技術、電子チケット技術、その他のノウハウを中心に構成します。
 また、NTT Comは、「セーフティパスサービス(※)」で現在提供している接触型ICカードを、接触・非接触共用のコンビネーションICカードとすることで、電子チケットサービスに対応するICカードを提供していきます。NTT Comは、ぴあ株式会社、「ぴあデジタルライフライン株式会社」との戦略的提携により、共同で利用者・会員事業者の獲得・拡大に取組んでいきます。
 今回、ぴあ株式会社と共同で事業化する電子チケットサービスプラットフォームは、電子チケットや電子クーポン以外にも、高いセキュリティを必要とする各種デジタルコンテンツや証明書類への適用が可能であり、両社共同で本プラットフォームを活用した新たなサービスの創出を進めていきます。

4.新会社の概要
(1) 商    号  ぴあデジタルライフライン株式会社
(2) 創 立 年 月 日  平成14年8月16日(金)(予定)
(3) 従 業 員 数  当初 15名程度
(4) 資 本 の 額  15億円
(5) 株主構成および所有割合 ぴあ株式会社(80%)
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(20%)

※「セーフティパスサービス」:
NTT Comが提供する認証決済プラットフォームサービス。インターネット上でのコンシューマとサービス事業者間のネット取引などを、ICカードを用いて極めて安全性が高く、しかも使い勝手よく実現できる。
URL: http://www.safety-pass.com/



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