Arcstar Universal Oneイーサネット専用線

重要拠点の安定した通信を実現

  • エンド・ツー・エンドでの完全帯域専有
  • 豊富な運用保守メニューによる信頼性の確保
  • SLAでサービスの品質保証

100Gbpsまでの超広帯域!
幅広い品目メニューによる効率的なネットワーク

  • 1Mbpsから超広帯域100Gbpsまで対応の品目
  • 複数ルートでの広域分散

構築・管理・運用稼働を低減

  • アクセス回線多重による効率的なネットワーク
  • オプションメニューの充実

帯域・経路を自由に変更可能(フレキシブルイーサ)

  • ビジネスポータルにより帯域を自由に変更可能
  • お客さまが選択変更可能な中継経路と遅延値を可視化
サービス概要
特長/メリット
活用例
専用線の最新事情

Arcstar Universal Oneイーサネット専用線は、お客さま拠点間の帯域をエンド・ツー・エンドで完全専有することで、他のトラフィックの影響をまったく受けないので安定した通信を実現。 高品質・高信頼・高セキュリティの専用線を、1Mbpsから100Gbpsまでの幅広い品目にてご利用いただけます。

イーサーネット専用線イメージ

こんなお客さまに最適です!

  • 映像配信や金融取引など、遅延や揺らぎ、フレームロスが許されないアプリケーションをご利用のお客さま
  • 通信断が許されないミッションクリティカルな業務・事業でご利用のお客さま
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SDN技術を利用し帯域変更機能および経路変更機能をオンデマンドに操作可能。
お客様のビジネス利用シーンに合わせて柔軟にネットワークを変更することができます。

 

「高品質」「高信頼」「高セキュリティ」といったこれまでの専用線の特長はそのままに、VPNと統合した柔軟なネットワークを1つのサービスとして提供します。

 

特長1 高品質・高信頼なネットワークの実現

 

エンド・ツー・エンドでの完全帯域専有
拠点間の帯域をエンド・ツー・エンドで完全専有することで、 他のトラフィックの影響をまったく受けないので安定した 通信を実現。専用線ならではの高品質なサービスを提供します。

NTT Com 提携データセンター利用で高信頼ネットワークを
NTTコミュニケーションズの通信ビルと同等の伝送設備(ノード装置)をあらかじめ設置したデータセンターです。ノード装置を設置することで、通常シングル構成となるNTTコミュニケーションズのビルまでのアクセス区間についてもデュアル構成とすることができ、高信頼な回線をご利用いただけます。

豊富な運用保守メニュー による信頼性の確保  >
プロアクティブ故障通知サービスをはじめとした、故障の早期発見・通知の実現、トラフィックレポートの提供のほか、お客さまのご要望にあわせ、カスタマイズ対応を実現。また、Arcstar Universal Oneのほかのサービスとともに故障対応を一元化。お客さまに負担のないスムーズな故障対応を実現します。

SLAでサービスの品質保証 > 
Arcstar Universal One イーサネット専用線では、SLA(サービス品質保証制度)を設定し、お客さまとサービスを維持する品質基準について設定・合意を行い、万一合意したサービス品質を維持できなかった場合には、あらかじめ定めた料金を返還いたします。

 

特長4 帯域・経路を自由に変更可能

ビジネスポータルおよびAPIより、同一インターフェイスの範囲以内で自由に帯域の変更指定をすることができます。
ネットワーク管理において時間とコストを最適化し、ビジネス環境に柔軟かつ迅速に対応することができます。

  • オンデマンドで帯域変更が可能
  • ネットワーク帯域が必要なとき必要な帯域だけ指定して利用できるので、ビジネスの効率アップとコストの最適化を両立
  • 簡単操作なので、高いスキルおよび専任担当者不要

帯域変更機能

ビジネスポータルからの簡単操作

経路変更機能

ビジネスポータルにて、お客さまが選択変更可能な中継経路と遅延値を可視化。お客さまご自身で中継経路を選択・変更することが可能。

経路変更機能
活用例1 通信のリアルタイム性を確保

遅延やパケットロスの少ない高品質なネットワークで通信のリアルタイム性を確保

リアルタイムな情報のやり取りが大前提となる映像や情報通信サービスなどでは、遅延やパケットロスの少ない高品質なネットワーク選びが重要になってきます。

顧客ニーズ・課題

  • ネットワークの遅延やパケットロスによる業務への影響を回避したい。
  • 重要拠点以外のネットワークではVPNなどで品質とコストを両立したい。

解決策・効果

  • エンド・ツー・エンドで完全占有のArcstar Universal One イーサネット専用線を使って、遅延やパケットロスの少ない高品質なネットワークを構築。
  • 専用線とVPNを1サービスで提供できるArcstar Universal Oneで、拠点の重要度に合わせて専用線とVPNを使い分け、コストを抑えつつネットワークの品質を向上。

サービス構成イメージ

サービス導入前

通信品質の悪化による業務サービス品質の低下のリスク/コストに配慮した通信品質の向上も課題

サービス導入後

エンド・ツー・エンドの完全専有で高信頼・高品質なネットワークを構築

サービス選択のポイント

帯域を完全専有し、さらなる高品質を提供するArcstar Universal One イーサネット専用線

  • 拠点間の帯域をエンド・ツー・エンドで完全占有(またはギャランティ回線の一部帯域を完全専有)できるイーサネット専用線を利用することで他のトラフィックの影響を受けない、きわめて安定した高品質なネットワークが構築可能です。

専用線とVPNを併用するネットワーク構築にはArcstar Universal One

  • ひとつのサービスで専用線とVPNの併用はもちろん、通信レイヤーや品質を自在に組み合わせられるため、拠点の重要度に合わせたネットワーク構築が容易。同時に通信コストも削減できます。

こんな企業さまにおすすめです!

  • 情報・通信業や金融業等、顧客とのリアルタイム性の高い情報のやり取りが必要な企業さま
  • わずかな遅延やパケットロスが、顧客へのサービス提供等に大きな影響を与える企業さま

こんな業務シーンに最適です!

  • 重要拠点間やデータセンター間などで広帯域回線を利用
  • 映像配信や金融取引の拠点間通信などで遅延や揺らぎ、フレームロスが許されない通信の確保

Arcstar Universal One イーサネット専用線利用料

イーサネット専用線の利用料については、お問い合わせください。

活用例2 既存専用線ネットワークのシンプル化

既存専用線ネットワークのシンプル化で運用・管理にかかる負荷を軽減

専用線とVPNなどの複数サービスで構成されるネットワークは、運用・管理に稼働がかかってしまいがち。この負荷を軽減するにはネットワーク構成のシンプル化がカギになります。

顧客ニーズ・課題

  • 専用線とVPNを併用しているので拠点ごとに複数のアクセス回線が必要になる。
  • 複雑なネットワーク構成のため運用・管理にかかる稼働が大きい。

解決策・効果

  • ギャランティ回線の一部帯域だけを完全占有できるArcstar Universal Oneギャランティ/プレミアムプランで、イーサネット専用線を使って複数の異なる回線を1アクセス回線に統合。
  • アクセス回線の多重によりネットワークをシンプル化。運用・管理にかかる稼働を軽減。

サービス構成イメージ

サービス導入前

専用線とVPNを別サービスとして構築しているため運用・管理稼働が大きい/拠点ごとに複数の回線・機器が必要

サービス導入後

複数のアクセス回線を一本化。シンプルな構成に/運用・管理の負担を軽減

サービス選択のポイント

専用線とVPNを併用するネットワーク構築にはArcstar Universal One

  • 専用線とVPNといった複数のアクセス回線を1本にまとめることができるため、シンプルな構成のネットワーク構築が可能。運用・管理にかかる稼働を減らせます。

帯域の完全専有で重要拠点間通信に最適なArcstar Universal One イーサネット専用線

  • Arcstar Universal Oneのギャランティ回線の一部帯域を完全専有。他のトラフィックの影響を受けない、きわめて安定した高品質な通信が可能です。

こんな企業さまにおすすめです!

  • ご利用中の専用線サービスのネットワーク構成をシンプルにしたい企業さま
  • 重要拠点間やデータセンター間などで広帯域回線を検討中の企業さま

こんな業務シーンに最適です!

  • 重要拠点間やデータセンター間などで広帯域回線を利用
  • 遅延や揺らぎ、フレームロスが許されないミッションクリティカルな用途

Arcstar Universal One イーサネット専用線利用料

イーサネット専用線の利用料については、お問い合わせください。

活用例3 増大する通信量に対応

超大容量の専用線で増大する通信量に対応。ルート分散で災害対策も強化

日々、通信量が爆発的に増加し続ける現代において、ネットワーク環境の定期的な見直しは必要不可欠。併せて重要拠点間の通信においては大規模災害に対しての備えも重要になってきます。

顧客ニーズ・課題

  • 先々の通信量の増大にも対応できる、ゆとりあるネットワーク基盤を構築したい。
  • 万一の大規模災害に備えて高信頼なネットワークの冗長化も図りたい。

解決策・効果

  • 将来的な通信量の増大を見据えて、100Gbpsの回線メニューが利用できるArcstar Universal One イーサネット専用線で重要拠点間を接続。
  • 日本海側と太平洋側で回線のルートを分散することで、局地的な大規模災害時も重要な通信を確保。

サービス構成イメージ

サービス導入前

日々増大する通信料に合わせたネットワークの増設が大変/万一の事態 冗長化が課題

サービス導入後

超大容量の回線により将来的な通信量の増加に対応/万一の災害時も回線緒ルート分散で重要な通信を継続

サービス選択のポイント

重要拠点間の安全な大容量通信にはArcstar Universal One イーサネット専用線

  • 最大100Gbpsの回線メニューが利用できるため、ミッションクリティカルな重要拠点間の通信量増大にも対応可能。また、日本海側ルート・中央ルート・太平洋側ルートの3ルートを選択してネットワークを冗長化できるため、万一の大規模災害時などでも継続して通信が利用できます。

こんな企業さまにおすすめです!

  • 日本全国にお客さまを持つインターネット/コンテンツサービスプロバイダーさま
  • 非常時にも通信を止められない映像配信や金融取引を行う企業さま

こんな業務シーンに最適です!

  • 重要拠点間やデータセンター間などで広帯域回線を利用
  • 万一の災害時にも継続的に利用できるライフラインの用途

Arcstar Universal One イーサネット専用線利用料

イーサネット専用線の利用料については、お問い合わせください。

活用例4 自由自在に帯域を変更可能

自由自在に帯域を変更可能

ビジネスイベントなど利用用途に応じたネットワークを選ぶには、帯域の選択が重要です。帯域をコントロールすることで、効率的にネットワークの運用が図れます。

顧客ニーズ・課題

  • 大きなトラフィックが発生するデータセンター間ネットワークをトラフィックの増大に合わせて帯域を確保したい
  • 必要帯域の変更をビジネスシーンにあわせて迅速に行いたい

解決策・効果

  • お客様のネットワークのトラフィック特性に応じて、帯域変更設定可能。
  • 設定はビジネスポータルから、簡単・スピーディーに。

サービス構成イメージ

拠点間の帯域をエンド・ツー・エンドで完全専有することで、他のトラフィックの影響をまったく受けないので安定した通信を実現。専用線ならではの高品質なサービスを提供します。

データセンター間のデータバックアップ時に帯域を増速した/トラフィックに合わせて帯域を変更

APIにも対応

帯域変更および経路変更のAPIを提供します。APIをご利用いただく事で、ポータルサイト以外からもお客さまが設定を変更いただけます。詳細はNTT Com APIゲートウェイにてご確認下さい。

サービス選択のポイント

ビジネスポータルおよびAPIから帯域の変更が可能

  • 契約帯域100M~1Gまでは100M単位。契約帯域1G~10Gまでは1G単位で変更できます。
  • 帯域変更にかかる所用時間は約10分程度
専用線の古い常識をリセットしよう!
専用線はコストを抑えて導入できる!

いまどきの常識 専用線はコストを抑えて導入できる!

いまどきの専用線は高い信頼性を維持しながら、驚くべきスピードで低コスト化が進み、導入しやすくなっているのをご存知ですか?

急速にクラウドが普及する現代のビジネス環境においてネットワークの重要性が高まっている。万一、事業の要となる部分のネットワークが止まれば、間違いなく深刻な被害が出るからだ。ネットワーク選びにおいては、コストと品質のバランスが非常に重要とされる。経営的な目線からいえばコスト>品質になりがちだが、本当にそれでいいのだろうか。

 

多くの企業でネットワークの構築・運用コストが課題に

TechTargetジャパンがIT製品・サービスの導入に関与する会員に対して行った「ネットワーク製品の導入状況に関する調査」によると、ネットワークを運用する上での課題の第1位は「構築・運用コストが高い」。じつに3割以上の会員がコストに頭を悩ませているのだ。一方で、ネットワークの品質に関わる課題も多くランクインしており、ネットワーク運用におけるコストと品質のバランスが浮き彫りになった調査結果といえるだろう。

ネットワーク運用の課題

「ネットワーク製品の導入状況に関する調査」結果のグラフ

TechTargetジャパン:ネットワーク製品の導入に関する読者調査(2013年12月)

近年、クラウドサービスをはじめ、オンラインストレージ上のさまざまなリソースをネットワーク経由で利用するワークスタイルが広がり、ネットワークには効率的に業務を行うための広帯域化が求められている。多くの企業が「帯域を大幅に拡大」でき、しかも経営課題である「運用コストを削減できる」広域イーサネットやIP-VPNといった新型WANと呼ばれるサービスに注目し、実際に導入を進めている。それは企業として、ベストな対策の1つだ。

しかし東日本大震災以降、ネットワークには広帯域化&コスト削減の要求に加えて、いつ、いかなるときでも業務やビジネスを止めない事業継続といった観点からの信頼性が担保できる高い品質を求める企業が増えてきた。ネットワークに大きく依存する現在の経営環境では、万一のネットワークの停止は、事業継続を脅かす深刻なリスクになる。オンラインストレージ上のリソースが利用できなくなるばかりか、ビジネスに必要なコミュニケーションも大きく制限される。自社の業務だけではなく影響は取引先や顧客にもおよび、企業の信頼失墜にもつながりかねない。

 

品質とコストの悩ましい両天秤を解決するには?

こうした経営リスクを回避できるネットワークを選びで第一候補に挙がるのは広域イーサネットやIP-VPN、インターネットを利用したエントリーVPNなど、設備共有型のネットワークサービスだ。なかでも広域イーサネットやIP-VPNなどの閉域網を利用するサービスでは、高いセキュリティが確保でき、信頼性や安定性にも実績がある。しかし、現在の企業に求められる「ここだけは止められない」企業の生命線を担うワンランク上の高い品質を求めるなら、たとえ広域イーサネットやIP-VPNであってもカスタマイズが不可欠になる。アプライアンスやアクセラレータといった設備の追加導入などに、相当なコストと労力を要することを覚悟しておいた方がいいだろう。

しかし、それ以外の選択肢はないと考える向きも多いはずだ。実はネットワーク構築後に面倒なコストと労力をかけずともセキュリティや信頼性、安定性といった高いレベルの品質を最初から備えたサービスがある。稼働率99.999%以上、セキュリティ対策が不要、帯域保証100%といった特長を持つ「専用線」だ。専用線は現代においても理想的なネットワークサービスである。しかし、冒頭の調査結果が示すように、コストが高くてとても手が出せないと認識していないだろうか。その古い常識は最新の専用線の前では、リセットしたほうがいい。

実は専用線は時代とともに進化を遂げ、つねに最高品質のサービスであり続けている。一方で通信技術の向上に伴い、1Mbpsあたりのコストは目まぐるしいスピードで下がり続けているのだ。

 

1Mbpsあたりのコスト比較

1Mbpsあたりのコスト比較のグラフ

1990年当時、東京・大阪間を6Mbpsで接続した場合の1Mbpsの単価を100とすると、2014年に100Mbpsで接続した場合の単価はわずか0.24。約416分の1にまで下がっている。

とはいえ、広域イーサネットやIP-VPNと比較すれば、まだまだ割高である事実は否めない。しかしリスクマネジメントの観点から企業ネットワークの要所、たとえば事業の根幹を担うデータセンター間を結ぶ回線として高品質な専用線に注目する企業が増えてきているのも事実である。「これ以上、企業ネットワークにコストをかけられない。しかし、要所の回線には専用線の高い品質が欲しい」。こうした品質とコストの悩ましい両天秤を解決できる専用線サービスがあるのをご存じだろうか。それがNTTコミュニケーションズの「Arcstar Universal One イーサネット専用線」だ。

 

要所の専用線利用でネットワークの全体コストを下げる

一般的に企業ネットワークは、通信の重要度に応じて複数の回線が使い分けられる。本社やデータセンターといった重要な拠点には高い信頼性と品質をもった回線を導入し、支店、営業所といった一般拠点には低価格なベストエフォート回線などを導入することが多い。重要拠点においてはコストよりも品質、一般拠点においては品質よりもコストが重視される。そして、回線数でいえば重要拠点よりも圧倒的に一般拠点の方が多い。実は、ここに専用線を利用した企業ネットワーク運用におけるコストと品質を両立するヒントがある。

「Arcstar Universal One イーサネット専用線」は、専用線でありながらVPNを併用できるという大きなメリットを持っている。専用線とVPNといった複数のアクセス回線を1本にまとめることができるため、これまでのように専用線とVPNを別ネットワークで構築する必要がない。つまり専用線とVPNが「いいとこどり」で使い分けられるのだ。また、1Mbps~100Gbpsまでの幅広い回線メニューが自由に選択できる点も大きなポイントになっている。

これにより本社、データセンターなどの重要拠点にピンポイントで専用線を導入、一般拠点にはトラフィックや重要性に応じたVPNの配置が可能になる。適材適所の回線導入により、重要拠点にコストを惜しまず専用線を導入しても、数の多い一般拠点のコストを抑えることで、全体的な企業ネットワークのコストを下げることができるのだ。

もちろん、新規構築のみならず「Arcstar Universal One イーサネット専用線」を利用することで、これまで専用線とVPNを併用していた既存の企業ネットワークも1つに統合できる。これによりネットワーク構成がシンプル化できるため、運用・管理にかかる稼働やコストを大幅に減らせるメリットもある。

申込・料金・保守の窓口を一元化

これから先、ますますビジネスにおけるネットワークへの依存度は高まっていくのは想像に難くない。事業の「生命線」となる要所には、多少のコストをかけてでも稼働率99.999%以上の稼働率、高いセキュリティ、100%の帯域保証といった最高の品質を発揮する専用線を導入するのがベストの選択といえるだろう。なにより「Arcstar Universal One イーサネット専用線」なら、これまで多くの企業が頭を抱えていた「品質とコストの両立」という問題も解決できるのだ。

最先端の通信サービスとして進化している!

いまどきの常識 最先端の通信サービスとして進化している!

100年以上の歴史を持つ専用線は、いまなお最先端のネットワークとして進化を続け、ビジネスの第一線で活躍しているのをご存知ですか?

東日本大震災を境に多くの日本企業がBCP(事業継続計画)の重要性を改めて認識し、自然災害を見据えた計画策定や見直しを行っている。非常事態時に守り抜くべき資産、迅速に事業を復旧するための備えなど、多視点からの取り組みが企業の信頼の礎を築く。こうしたなかで、あるサービスがにわかに脚光を浴びているのをご存じだろうか。

 

東日本大震災を機に高まる企業のBCP対策

BCPとは組織の事業継続能力を高めるための取り組みである。この事業継続能力を維持、管理するためのプロセスがBCM(事業継続マネジメント)である。内閣府が2013年に行った「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」によると、BCM への取り組み項目において「情報及び情報システムの維持」に着手する企業が56.7%に上っている。これはBCP、BCMの策定、実施体制の構築、重要業務の決定といった基本的な取り組みに次いで高い数値だ。いかに情報や情報システムを守ることが、現在の事業を継続させるために重要かを物語っている。

 

BCM で取り組んでいる項目について

BCM で取り組んでいる項目について

万一、自然災害時に長期間にわたりシステムがダウン、事業が止まってしまえば、その間の利益はもちろん、長年築き上げた取引先、顧客からの信頼というかけがえのない財産を失うことにもなりかねない。こうした非常時の事業継続に備えて、最優先で対策を講じておくべき項目の1つがネットワークである。いまやネットワークの遮断は事業の停止と同じ意味を持つ。とりわけビジネスの生命線となる重要拠点間を結ぶミッションクリティカルな領域には、堅牢、強固なネットワークを配置するのがセオリーといえるだろう。

 

進化を続ける「専用線」が事業継続の命運を握る

ここで、災害時の事業継続を支えるネットワーク戦略を考えてみよう。まず大切になるのは、災害に対してさまざまな役割が混在するネットワークの領域に優先順位をつけることだ。ビジネスの重要度、扱うデータの重要度にランク付けを行い、生命線となる領域には信頼性を重視したネットワークを、ある程度のリスクを許容できる領域には帯域の広さやコストを重視したネットワークを利用するなど、メリハリをつけた使い分けが賢い選択となる。

いま、生命線となる領域にふさわしい「信じられる」ネットワークとして、多くの企業が注目しているのが「専用線」である。「専用線はレガシー、旧時代のサービスなのでは?」というのは大きな誤解だ。いますぐリセットしたほうがいい。

現在も突然の自然災害に対して高度な要求が求められる国防、警察、航空管制、金融、新聞、放送など、日本の社会インフラの生命線で専用線は圧倒的なシェアを誇り、第一線で活躍している。そして東日本大震災以降、さまざまな分野の企業が、ビジネスのミッションクリティカルな領域のネットワークとしても専用線を使い始めているのだ。

99.999%の高いネットワーク稼働率に加え、介在するスイッチやルーターが少ないシンプルな構成で「物理的に災害の影響を受けにくい」こと。100%の帯域が保証されるため「緊急時にトラフィックが集中してもパフォーマンスが低下しない」こと。エンド・ツー・エンドで設備を専有できるため「局地的大規模災害を想定した自由なルート設定、経路分散ができる」ことなど、災害に負けない強靭な専用線の特性が注目を集める理由だ。なお、最新のBCP対策の要求に専用線が応えられるのは、つねに最先端の技術が投入され、進化を続けているからである。

専用線の進化を牽引している最先端の専用線サービスが「Arcstar Universal One イーサネット専用線」だ。

 

災害に強い広域分散設計も「専用線」で思いのまま

「Arcstar Universal One イーサネット専用線」は、専用線の基本となる「高い信頼性」を継承しつつ、最先端の専用線サービスと呼ぶにふさわしい多彩な特長を持っている。とりわけ、充実したオプションメニューによりネットワーク設計の柔軟性を最大限にまで高めたことは、これまでの専用線にはない大きな進化だ。

たとえば、エンド・ツー・エンドの帯域を完全に保証しつつ、複数拠点からの回線をセンター側で束ねられる「アクセス回線多重」を利用すれば、1対多の接続によりセンター側の機器、回線にかかるコストの削減が可能になる。また、専用線と他のギャランティ回線(L2)が1本の回線上に混在できる「VLAN多重」の活用により、これまで個別に運用が必要だった専用線と広域イーサネットを統合。管理にかかる稼働やコストを大幅に削減できるようになる。さらに、日本海側、中央、太平洋側の3つのルートが選択できる「広域ルート分散」により、大規模災害時にネットワークが被災した際にもう一方のルートへ通信を迂回できる物理的なネットワークの冗長化も可能だ。

このように設計の自由度を高めた進化に加え、近年、重要拠点間を流れるトラフィックが爆発的に増加するトレンドをふまえ、「Arcstar Universal One イーサネット専用線」ではアクセス回線メニューの拡充という進化も遂げた。1Mbpsから100Gbpsまで、幅広いスパンから最適なメニューが選べるようになっている。現在、100Gbpsの超大容量通信を提供しているのは「Arcstar Universal One イーサネット専用線」の他、数社の専用線サービスだけである。

大規模災害時の事業継続を支える重要拠点間の「信じられる」ネットワークとしてはもちろん、将来的なトラフィック増大を見据えた「超大容量に対応できる」ネットワークとしても「Arcstar Universal One イーサネット専用線」が適したサービスであることが、おわかりいただけただろうか。

広域分散設計の概念図

東日本大震災を上回る被害が想定される南海トラフ巨大地震など、大規模災害は日本でビジネスを展開する企業にとって不測の事態ではない。充分に予測して備えることのできるリスクであり、率先して備えておくべき対策だ。そして災害対策への取り組みは、BCMの体制の強化にもなり、より信頼される企業へ飛躍するチャンスにもなる。

自然災害に強いネットワークは、当然のことながら火災や停電といった不測のトラブルからも企業を守る。事業継続を支えるネットワークの要所に専用線を選ぶこと。それはいつ、いかなるときでも決してビジネスを止めない、強靭な事業基盤を築くための第一歩だ。日本のビジネスを支えていくために、これからも専用線は進化を続けていくだろう。

専用線を導入する一般企業が増えている!

いまどきの常識 専用線を導入する一般企業が増えている!

ネットワークが止まれば事業が止まる時代において、「絶対に止められない」企業ネットワークの要所に専用線が導入されているのをご存知ですか?

「うちの会社のネットワークに、オーバースペックな専用線は必要ない」。残念ながら、これはひと昔前の常識。現在では一般企業がネットワーク更改時に、部分的ではあるが専用線の導入を検討し始めている。それはサーバー集約・統合という流行のミッションにおいて、ネットワークの持つ高い可用性、信頼性が改めて重要になってくるからだ。

サーバー集約・統合時にはネットワーク基盤の見直しが必須に

拠点に分散配置していたサーバーを本社やデータセンター高性能サーバーに集約・統合する、あるいはサーバー仮想化技術を用いてサーバーの利用効率を高めるなど、いま多くの企業が自社システムの再構築に着手している。日経コミュニケーションが行った「企業ネット実態調査2013」によると、過去1年のICT関連投資で「サーバー集約/統合」と答えた企業が45.8%を占め、前年に比べて落ち着いてきたものの、2位の「国内WANの見直し」を抑えてトップになっている。基幹系だけではなく、業務系のデータを含めたサーバーを統合してプライベートクラウドで利用する企業も増えつつあり、運用・管理コストの削減、業務効率化に向けたサーバーリソースの一元化は、企業にとって喫緊の課題といえるかもしれない。

 

過去1年間のICT関連投資の見直し状況とその内訳(複数回答)

「企業ネット実態調査2013」より、過去1年のICT関連投資のグラフ

各拠点にオンプレミスで分散配置していたサーバーを本社やデータセンターに統合する場合、ネットワークにはより広い帯域に加え、継続して稼働できる能力、いわゆる可用性が非常に重要になってくる。回線の帯域不足によるサーバーレスポンスの遅れ、ネットワークのダウンによる業務の停滞などの事態は、自社の収益低下のみならず、顧客・取引先などの信用失墜も招くことになるからだ。そのため、サーバー集約・統合によるシステムの刷新とともに、全社的なネットワークの見直しは1つのセットとして考えるべきなのだ。

システムの安定稼動を支える高可用性ネットワーク

ネットワークの可用性を図る指標の1つとなるのが「稼働率」だ。実際に企業向けネットワークサービスでは必ずといっていいほど可用性の指標として稼働率をアピールしている。一般的に設備共用型の広域イーサネット、IP-VPNといったサービスは「稼働率99.99%以上」、設備占有型の専用線サービスは「稼働率99.999%以上」と謳っていることが多い。稼働率99.99%と99.999%では、どちらもほぼ100%じゃないかと思ってしまいがちだが、ネットワークの世界において、この差は非常に大きい。たとえば、99.99%の稼働率を持つネットワークは1年間で52分程度の不稼働時間がある。これに対し99.999%の稼働率を持つネットワークの年間あたりの不稼働時間は約5分。あくまで理論上の数値ではあるが、年間で約47分の差がある。この差をどうとらえるかが、ネットワーク選びの肝になる。

もう1つ、この稼働率にはトリックがある。基幹ネットワークとアクセス回線で構成されるネットワークサービスでは、サービスによって稼働率の測定範囲が異なる。一般的に広域イーサネット、IP-VPNといった施設共用型のサービスでは、基幹ネットワークのみの稼働率を測定した網内稼働率が使われることが多い。一方で拠点から拠点までをエンド・ツー・エンドで設備を占有する専用線は、稼働率の測定も当然アクセスを含むエンド・ツー・エンドの稼働率が使われる。つまり稼働率の測定範囲が異なる両者の稼働率を単純に比較することはできないので注意が必要だ。

 

稼働率の測定範囲の違い

稼働率の測定範囲の違いの図

仮に設備共用型サービスと設備占有型サービスを同じ俎上のエンド・ツー・エンド稼働率で比べたとしたら、先に述べた約47分の差は、さらに広がるのではないだろうか。すぐれたシステム担当者の多くが、「まず起こることのないリスクまで」を想定してネットワーク・システムを設計していく。この差が事業の明暗を分けることを考えた場合、サーバーリソースが集中するデータセンターなどの「絶対に止められない」ネットワークには、エンド・ツー・エンド稼働率99.999%以上のすぐれた可用性、帯域保証100%の安定性を持つ専用線を選ぶのが正解かもしれない。

 

一般企業があたりまえに「専用線」を使う時代へ

NTTコミュニケーションズの「Arcstar Universal One イーサネット専用線」は、エンド・ツー・エンド稼働率99.999%以上、帯域保証100%といった特長を持つ最先端の専用線サービスだ。こうした高い可用性に加え、1Mbps~100Gbpsまでの幅広い回線メニューによる「超広帯域への対応」、専用線と広域イーサネットがワンサービスにまとめられる「設計の自由度の高さ」などの特長にサーバー集約・統合を検討する多くの企業が注目している。もはや専用線は国防、金融、新聞といった社会インフラだけのものではない。幅広い業種の企業が使いこなす時代なのだ。

たとえば、サーバーリソースを集中したデータセンターで重要拠点間のミッションクリティカルな基幹系データのやりとりは専用線、プライベートクラウドで利用する業務系データのやりとりは広域イーサネットを利用するなど、高い信頼性と使い勝手を両立したコストバランスの高いネットワーク構成も可能になる。もちろん、最大100Gbpsまでの超広帯域に対応できるため、将来的に基幹系データのトラフィックが増大しても充分に対応できることも大きなメリットだ。

Arcstar Universal One イーサネット専用線を使用したネットワーク構成図

また「Arcstar Universal One イーサネット専用線」は、設備までを含めたネットワークの冗長化対応も容易に行える。これにより一方のネットワークに故障があった場合も自動的に経路が切り替えられるため、ネットワークの品質、信頼性をいちだんと高めることも可能だ。その他、「プロアクティブ故障通知サービス」「トラフィックレポート」「カスタマポータル」といった豊富な保守メニューを利用することで、ネットワークを止めない事前対策も充分に講じることができる。

なお、「Arcstar Universal One イーサネット専用線」では、「ネットワーク稼働率」「回線稼働率」「故障回復時間」「故障通知時間」「帯域保障」という5項目の「SLA(サービス品質保証制度)」を適用している。これは顧客と合意したサービス品質を維持できなかった場合に既定の料金を返還するというものだ。まさにNTTコミュニケーションズが、サービスの品質に絶対の自信を持っている証といえるだろう。

これからもビジネスにおけるネットワークの依存度は高まり続けていく。これは一般企業においても例外ではない。世の中に「100%稼働するネットワーク」はない。しかし、限りなく100%に近づけることはできる。「一般企業に専用線はいらない」という古い常識をリセットし、そこにチャレンジすることが企業の将来を明るく照らすことになるのだ。

超広帯域まで対応の品目

 

1Mbpsから100Gbpsまでの超広帯域での利用が可能です。また、幅広い品目から選択いただけるので、お客さまの拠点にあわせてご利用いただけます。

 

品目 インターフェース アクセス
1Mbps 10BASE-T イーサアクセス(NTT Com)
ハウジング接続
10Mbps 10BASE-T イーサアクセス(NTT Com)
ハウジング接続
100Mbps 100BASE-TX イーサアクセス(NTT Com)
ハウジング接続
1Gbps 1000BASE-LX/SX イーサアクセス(NTT Com)
ハウジング接続
10Gbps 10GBASE-LR イーサアクセス(NTT Com)
ハウジング接続
100Gbps 100GBASE-LR4
OTU4 ※APN専用線
イーサアクセス(NTT Com)
ハウジング接続

※ APN専用線プランに関するニュースリリースについてはこちら
※ IOWN構想についてはこちら

 

デュアル構成とシングル構成

 

デュアル構成
中継区間が冗長化されており、故障の際には経路が切り替わります。
100Gbps品目ご利用の場合には、 アクセス区間も冗長化できるオプションもございます。

デュアル構成

シングル構成
中継区間の冗長化はありません。故障の際には回線停止となりますので、キャリア冗長を希望される場合等にご利用ください。

シングル構成

※シングル構成での提供は100Gbps品目のみとなります。

※OTU4はシングル構成の提供となります。

 

 

複数のルートでの広域分散

Arcstar Universal One イーサネット専用線では、お客さまはご希望のルートを構築できます。これにより、大規模災害・故障発生時にも重要通信を確保できる冗長化されたネットワーク環境を構築可能となり、BCP(事業継続計画)対策としても有効です。

 

※1Gbps以上の品目でご利用いただけます。

3ルートからご希望のルートでの分散が可能

プロアクティブ故障通知サービス

故障を早く見つけ、早くお知らせし、早くサービスを復旧させることを目的とし、監視システムで検知した警報を契機に、お客さま指定のメールアドレスに、電子メールで回線故障の一報をお送りすると同時に、すぐに故障復旧措置を行います(イーサネット・インターフェース:1Mbpsから10Gbpsまでの提供) 。  

プロアクティブ故障通知サービス サービスイメージ
  • point1
    故障検知後、3分以上故障が継続した場合、故障通知メールをお送りします。故障回復時にも、故障回復メールをお送りします。
  • point2
    監視システムでの故障検知後は、お客さま申告を待たずに直ちにプロアクティブな復旧措置に着手します。
  • point3
    初報の故障通知メール送信後、お客さまに対して電話による状況報告を実施します。
    故障が回復するまで定期的に状況報告します。

 

 

 

トラフィックレポート

Arcstar Universal Oneでは、回線ごとに時間帯別のトラフィック変動をWebでお知らせします。グラフ表示のわかりやすいレポートにより、お客さまご自身でネットワークの利用状況を客観的に把握できます(イーサネット・インターフェース1Mbpsから10Gbpsまでの提供)。
※波長/SDHはご提供しておりません。

トラフィックレポート 表示イメージ

 

ビジネスポータル

お客さまご自身でネットワーク全体のご利用状況等を確認することができ、利便性の向上が図れるお客さま専用WEB ポータルです。イーサネット専用線サービスだけではなく、Arcstar Universal Oneの各メニューのご利用状況も確認することができます。

 

オプションサービス

アクセス回線多重(VLAN多重)

アクセス回線多重(VLAN多重)機能をご利用いただくことにより、アクセス回線を多重した効率的なネットワーク構築が可能になります。エンド・ツー・エンドでそれぞれの帯域が保証されているので、他の多重回線に影響されることなく、回線の追加、廃止、増速、減速が可能です。 また、他のギャランティ回線(L2)との混在多重もご利用いただけます。

 

アクセス回線多重のメリット

  • センター側(多重側)の機器、および、アクセス回線のコストを削減できます。
  • 他の多重回線に影響を与えることなく、回線の追加、廃止、増速、減速が可能なため、ネットワークの変更に柔軟に対応できます。
  • 物理構成が変わらない限り、上記工事を遠隔で実施できますので、お客さま拠点への入館等も不要です。
アクセス多重のメリット 1対N通信の場合

アクセス多重時のUNI(ユーザーネットワークインターフェイス)二重化

  • NTTコミュニケーションズのデータセンター内にて複数のアクセス回線を多重化する場合、お客さま機器と弊社伝送装置間を二重接続することで、さらなる高信頼ネットワークの構築が可能となります。
アクセス多重時のUNI二重化



コネクトオプション

Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud Platform(GCP)といったクラウドサービスに専用線品質で接続できるサービスです。

高品質・広帯域でのクラウド接続を実現

専用線品質でクラウドに
接続可能

映像配信など超広帯域が
必要となるニーズに対応

ビジネスポータルで帯域幅を
自在にコントロール



デュアルアクセスオプション

さらにアクセス回線もデュアルに!

  • 通常シングル構成となるお客さま拠点からNTTコミュニケーションズビルまでのアクセス回線をデュアル構成に変更いただけます。 ご提供は100Gbps品目のデュアル構成のみとなります。
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Arcstar Universal One イーサネット専用線では、 SLA(サービス品質保証制度)を設定し、お客さまとサービスを維持する品質基準について設定・合意を行い、万一合意したサービス品質を維持できなかった場合には、あらかじめ定めた料金を返還いたします。

 

※料金の返還については契約単位での実施となります。
※SLAは、回線種別、品目等によって、適用条件や返還対象区間が異なります。詳しくは弊社営業担当までお問い合わせください。
※天災等の場合、SLAの対象にはなりません。

 

 

ネットワーク稼働率

1料金月内において、ネットワーク全体の稼働率が規定未満となった時に、その稼働率に応じた料金を返還させていただきます。

 

稼働率 料金返還率(デュアル) 料金返還率(シングル)
99.99%以上 - -
99.8%以上、99.99%未満 1% -
98.0%以上、99.8%未満 3% 1%
95.0%以上、98.0%未満 10% 3%
90.0%以上、95.0%未満 20% 10%
90.0%未満 100% 50%

回線稼働率

1料金月内において、契約回線単位の稼働率が規定未満となった時に、その稼働率に応じた料金を返還させていただきます。

 

稼働率 料金返還率(デュアル) 料金返還率(シングル)
99.9%以上(43分以内) - -
99.8%以上、99.9%未満(86分以内) 1% -
98.0%以上、99.8%未満(14時間以内) 3% -
95.0%以上、98.0%未満(36時間以内) 5% 3%
90.0%以上、95.0%未満(72時間以内) 10% 5%
90.0%未満(72時間以上) 20% 10%

※()内の時間は、1料金月が30日の場合に適用される時間の目安。

故障回復時間

NTTコミュニケーションズ側の 理由により、規定以上故障が継続した場合、故障回 復までに要した時間に応じた料金を返還させていただきます。

 

回復時間 料金返還率(デュアル) 料金返還率(シングル)
30分以上1時間未満 3% -
1時間以上2時間未満 10% -
2時間以上4時間未満 20% 3%
4時間以上6時間未満 30% 10%
6時間以上8時間未満 40% 20%
8時間以上48時間未満 50% 30%
48時間以上 100% 50%

※当該回線において障害が発生、通信が全く出来ない状態を故障とします。

故障通知時間

お客さまの都合に よらない理由により故障が発生した場合、 NTTコミュニケーションズが故障を 発見してから30分以内に、お客さまがあらか じめ指定した連絡先に故障を通知できなかった時に、料金を 返還させていただきます。

 

返還率 3%

※1Mbps~10Gbpsの品目が対象となります。

 

帯域保証

お客さまから契約帯域が出ていないとの申し出があり、弊社が基準値に満たないことを確認した場合、その時点から解消するまでに要した時間に応じて、料金を返還させていただきます。

 

【基準値】

契約帯域(品目) 基準値
1M 0.97Mbps未満
10M 9.60Mbps未満
100M 96.9Mbps未満
1G 969.8Mbps未満
10G 9.36Gbps未満

【返還率】

回復時間 返還率
30分以上1時間未満 3%
1時間以上2時間未満 10%
2時間以上4時間未満 20%
4時間以上6時間未満 30%
6時間以上8時間未満 40%
8時間以上48時間未満 50%
48時間以上 100%

※1Mbps~10Gbpsの品目が対象となります。

 

開通遅延時間

新規開通回線を対象として弊社がご通知する開通予定日を 基準とし、お客さまの都合によらない理由により 開通日が遅延した場合にその遅延日数に応じて、料金 を返還させていただきます。

 

遅延日数 返還率
1日 10%
2~14日 10%+1%(1日あたり)
15日 25%
16~27日 25%+2%(1日あたり)
28日以上 50%

※開通予定日は、弊社 より「ご利用内容のご案内兼内容確認票」をSLA 承諾書として、原則として郵送により、 開通1週間前までに発送します。

専用線とVPNを併用するネットワーク構築が可能

専用線とVPNを1つのサービスで提供できるArcstar Universal Oneで、拠点の重要度に合わせて専用線とVPNを使い分けが可能。
コストを抑えつつネットワークの品質が担保できます。

NTTコミュニケーションズの通信ビルと同等の伝送設備(ノード装置)をあらかじめ設置したデータセンターです。
ノード装置を設置することで、通常シングル構成となるNTTコミュニケーションズのビルまでのアクセス区間についてもデュアル構成とすることができ、高信頼な回線をご利用いただけます。

「専用線ギガストリーム」をご利用中のお客さまへ

Arcstar Universal One イーサネット専用線への移行のご案内

NTTコミュニケーションズは、「専用線 ギガストリーム」が持っている機能を備えながら、より信頼性、柔軟性/拡張性にも優れた専用線サービス「Arcstar Universal One(アークスターユニバーサルワン)イーサネット専用線」をお勧めしています。 新規お申し込み・拠点追加をお考えのお客さまはArcstar Universal One イーサネット専用線をぜひご検討ください。

 

移行のメリット

「Arcstar Universal One イーサネット専用線」は信頼性向上、 柔軟性/拡張性に優れた機能を有しています。高稼働率、 そしてコストパフォーマンスが求められるこれからの ネットワーク構築に最適なサービスです。

 

項目     Arcstar Universal One イーサネット専用線のメリット
信頼性向上 トラフィック
レポート機能
5分平均のトラフィックを Web上で閲覧することが可能(無料)
※波長/SDHはご提供しておりません。
充実したSLA ネットワーク稼働率、回線稼働率、故障回復時間、開通遅延時間、 故障通知時間、帯域保証
エンド・ツー・
エンド監視
E-OAMによる エンド・ツー・エンド監視及び遠隔試験を実現し故障通知サービスも提供
ポータルサービス NTTコミュニケーションズカスタマポータルを提供
Universal Oneに関する契約情報、設定情報、故障情報などを、 Web上で閲覧することが可能
保守体制 24時間365日で一元的な保守、監視を実施。
万一の際も専門の技術者が対応
柔軟性/拡張性 混在多重 Arcstar Universal One イーサネット専用線とギャランティアクセスの組み合わが可能
広域ルート分散 あり
シングルメニュー 距離制限なし
超広帯域 100Gbpsまで提供
ニュースリリースはこちら

■Arcstar Universal One イーサネット専用線の特長

  • 拠点間の帯域を エンド・ツー・エンドで完全専有することで、他のトラフィックの影響を全く受けない安定した通信を実現します。
  • 1Mbpsから100Gbpsまで幅広い品目にてご利用いただけます。アクセス回線の 多重により効率的 なネットワークを構築します。また、他のギャランティ 回線(L2)の 一部帯域だけ完全専有することもでき、 重要度が異なるアプリケーションも1アクセス回線でま とめて通信する ことができます。
  • 1Gbps以上の広帯域品目において、複数のルートでの 広域分散を行うことも 可能です。

※1:1Gbpsまでの品目でのご利用が可能です。
※2:お客さまのご利用拠点によって提供できない場合がございます。

電話でのお問い合わせ

ドコモビジネスコンタクトセンター

0120-003300

受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始を除く)

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