導入事例:京浜急行電鉄株式会社様

導入事例:京浜急行電鉄株式会社様

三浦半島のエリアごとの特性を考慮した新規顧客開拓の経営戦略策定に貢献!

三浦半島は都心エリアからのアクセスがよい観光エリアであり、歴史風情あふれる「横須賀エリア」だけでなく、海や山の自然が豊かな「逗子・葉山エリア」、まぐろなどのグルメを存分に楽しむことができる「三浦エリア」など、いろいろな特色を持つ広域の観光エリアである。

京浜急行電鉄(以下、同社)は、都心から三浦半島全域へ足となる交通機関(鉄道、バス等)を運営して地域住民の生活を支え、また半島各エリアの観光地を中心に宿泊・レジャー施設等も運営し、これらの施設を起点に観光客を半島全体へ呼び込むことで、三浦半島の経済発展や地域の活性化に貢献している。

同社では三浦半島へのアクセスのよさ、二次交通(駅から観光地)の利便性の高さをよく知っている沿線や県内に住む比較的年齢層の高いお客様が三浦半島を多く訪れ、同社が運営する宿泊・レジャー施設を利用していると考えており、県外のお客様や若い世代のお客様などにさらに多くご利用いただきたいと考えている。そのため、これまで多く利用しているお客様が感じている魅力を最大限活かした新たな顧客層を取り込むグランドデザインの策定と、これに合わせて各エリアで同社が運営する宿泊・レジャー施設の再整備を考えている。

これらを実現するにあたり、三浦半島をより細かなエリアに分けた動態調査が必要となったが、これまでの調査は半島全体を1エリアにした調査であったため、より細かなエリアで動態調査ができる「モバイル空間統計」も活用することとした。「モバイル空間統計」は、7,800万台(2019年3月時点)の豊富なサンプルから推計する人口統計データであるため、三浦半島をよりエリアを細かく調査(例:1㎢メッシュごと)しても、比較的精度の高いデータを取得することができるためだ。

調査結果では、「横須賀エリア」、「逗子・葉山エリア」、「三浦エリア」などエリアごとに、来訪者の居住エリアや性・年代が異なることを把握でき、エリア特性を考慮した各施設ごとのコンセプトや三浦半島全体のグランドデザイン策定に寄与した。

業種 交通機関
エリア 東京都・神奈川県
従業員数 2,858名

導入サービス・ソリューション

モバイル空間統計

モバイル空間統計

ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される、人口統計情報を提供するサービス

モバイル空間統計


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