ウイルス対策はサーバーも必要。基本対策やウイルス対策ソフトの解説

サイバー攻撃の対象は、従業員が使用するPCだけではありません。企業の業務を支えるサーバーも攻撃の対象となります。本記事では、サーバーのウイルス対策に必要な基本知識や、ウイルス対策ソフトの選び方について解説します。

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【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
◆Case1:サービス業 ◆Case2:製造業
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サーバーのウイルス対策の必要性

サーバーは企業の業務を支える重要な役割を持っているため、ウイルスに感染すると多大な被害を受ける可能性があります。そのため、サーバーにもウイルス対策を導入する必要があるのです。

PCだけでなくサーバーも感染する

企業のウイルス対策は従業員が使うPCだけではなく、サーバーにもする必要があります。 業務用ファイルの格納、Webサイトやサービスを提供するサーバーが感染によって使えなくなることは、生産性の低下や社会的信用の失墜につながりかねません。

サーバーにおけるウイルス対策の基本

社内のサーバーやPCにウイルス対策ソフトをインストールすること以外にも、知っておくべきポイントがあります。ここでは、ユーザーとシステムがそれぞれとるべき対策について解説します。

ユーザーのとるべき対策

ウイルスに感染したときの備えとして、パスワードポリシーの徹底が必要です。パスワードを強固なものにしておくことで、情報漏えいや改ざんなどの被害を抑えられます。 また、ユーザーに付与する権限は必要最低限のものにしておきましょう。万が一の際に、侵入者が重要なフォルダやファイルにアクセスできないようにすることも大切です。 不審なメールに添付されているファイルを不用意に開かない、不正なWebサイトを閲覧しないなどの対応も各ユーザーに求められます。

防止としてのシステム面の対策

システム面でも対策が必要です。まずは、ファイアウォールを設定し、外部に提供しているサービス以外のサービスについて、インターネット経由による接続をブロックします。 次に、サーバー内の不要なサービスやソフトを削除しましょう。それぞれの脆弱性を突かれることによる攻撃を防げるからです。 また、ファイルが『.exe』など特定の拡張子を持っている場合は、メールサーバーでブロックすると不審なメールの侵入を防ぐことができます。 さらに、ファイルの改変を防止するには、ネットワークドライブなどでファイルの自動実行機能を無効にします。もちろん、ウイルス対策ソフトを、常に最新の状態にしておくことは必須条件です。

侵害された場合のシステム面の対策

万が一、侵害されてしまった場合は、原因を把握して適切な対処をしましょう。 例えば、ネットワークサービスの脆弱性を突く攻撃を受けたときは、すぐにサービスを無効にします。サービスへのアクセスをブロックすることで被害の拡大を抑えられます。 ネットワークにつながっているPCがウイルスに感染してしまったら、すぐにネットワークから切り離しましょう。 このように、侵害されてしまった場合は、どれだけ迅速に対応できるかが被害拡大を防ぐポイントです。

サーバー用ウイルス対策ソフトを導入しよう

ウイルス対策ソフトにはPC用だけでなく、サーバー用のソフトも用意されています。ここでは、サーバー用ウイルス対策ソフトの機能とメリット、選び方のポイントについて解説します。

主な機能

サーバーのOSによって使える機能は異なりますが、サーバー用ウイルス対策ソフトの主な機能には、以下のようなものがあります。
・ウイルスやスパイウェアの検知
・フィッシングメールの検知やフィッシングサイトへのアクセス防止
・USBメモリなどの外部デバイスアクセスコントロール
・ネットワーク攻撃のブロック

導入のメリット

サーバー用ウイルス対策ソフトを導入することによって、サーバーをウイルスなどの脅威から守れるのが大きなメリットです。 ソフトによっては、ウイルスパターンファイルを自動で差分更新する機能を持っているものもあるので、運用にかかる手間が削減できます。 また、サーバー運用時に必要なさまざまな設定やログ情報の書き出しなどの機能を持つソフトもあります。セキュリティ向上だけでなく、サーバーの管理や分析などに役立てられるでしょう。

導入時の比較ポイント

ウイルス対策ソフトを導入する際に、比較すべきポイントは3つあります。 1点目は、ウイルス検出率の高さです。高価なソフトを導入しても、ウイルス検出率が低ければ意味がありません。新種のウイルスが登場した場合、パターンファイルの更新が迅速にされることも重要です。 2点目は、動作の軽快さです。一般的にウイルス対策ソフトは導入すると動作が重くなりやすく、場合によっては業務に支障をきたします。高いウイルス検出率を持ち、なるべく動作の軽いソフトを選ぶことが必要です。 3点目は、サポートの手厚さです。ウイルス対策ソフトの中には非常に高機能なものもありますが、完全に脅威を防げるソフトはありません。そこで、万が一ウイルスに感染した場合のサポート体制が重要になってきます。

まとめ

企業の業務を支えるサーバーがウイルスに感染すると業務に影響を与えるだけでなく、顧客の信用を失うことにもなりかねません。 したがって、サーバーのウイルス対策について正しい知識を持ち、適切なウイルス対策ソフトを導入する必要があるのです。

紹介動画

企業を狙うサイバー攻撃は巧妙化。セキュリティソフトを入れておけば安心という時代は終わり、多層防御によるセキュリティ対策が急務です。多層防御とは?ポイントを含めご紹介します。

セキュリティ対策を怠ったために、取引先にまで、マルウェアを感染させてしまったら・・・。ほぼすべての中堅・中小企業がサイバー攻撃を受けていると言われています。専門ベンダへのアウトソース、インシデント時の緊急体制の整備、サイバー保険。セキュリティに関する業務を一人で抱え込まないためのポイントをご紹介します。

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