クラウドのセキュリティ対策とは。対策ソフトの機能やメリット

クラウドサービスの多様化により、業務にクラウドサービスを導入するケースが増えています。しかし、セキュリティに不安があるため、導入に踏み切れないという企業もあるようです。本記事ではクラウドのセキュリティ対策について解説をします。

従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われ、快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。IPoEは、いったいどのようなサービスなのか、詳しくご紹介します。

【IPoE接続とPPPoE接続】改善とヒント
Case Studies
◆Case1:サービス業 ◆Case2:製造業
◆Case3:建築業 ◆Case4:小売業

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セキュリティ対策ソフトの主な機能

手軽に導入でき、高い効果が期待できるセキュリティ対策ソフトは、クラウドのセキュリティ対策においても有効です。ここでは、セキュリティ対策ソフトの主な機能について紹介します。

ウイルスやランサムウェアなどの対策

セキュリティ対策ソフトの機能としてまず挙げられるのが、ウイルスやランサムウェアなど不正プログラム対策です。 メールに添付されているファイルや、USBメモリをはじめとした外部ストレージなど、外部からのファイルをパソコンやクラウドに取り込む機会は多くあります。 万が一、これらのファイルにウイルス等の不正プログラムが仕込まれていた場合、データを破壊されたり、情報を盗まれたりする被害に遭う可能性があるのです。 最近ではデータを勝手に暗号化し、身代金を要求するランサムウェアも流行しています。 セキュリティ対策ソフトはこれらの不正プログラムを検出し、駆除や隔離をしてパソコンやクラウド内を安全に保ってくれるのです。

不正サイトや迷惑メール対策

セキュリティ対策ソフトの中には、インターネット上の不正なサイトを検知する機能を持つものもあります。 例えば、検索結果の一覧から安全でないサイトを見つけたり、不正なサイトにアクセスしようとしたら警告を表示したりするといった機能です。 また、メールソフト内を監視し、迷惑メールを除外したり、添付されているリンクやファイルが安全かのチェックをしたりします。これらの機能により、ウイルス感染やフィッシング詐欺等の脅威を防げるのです。

脆弱性やプライバシー保護の対策

パソコンのOSやインストールされているソフトウェアのリスクを診断します。脆弱性が見つかった場合は、最新の状態にアップデートするよう促す機能を備えたセキュリティ対策ソフトもあるのです。 また、セキュリティソフトの代表的な機能として、インターネットの通信を常時監視し外部からの不正なアクセスを遮断するファイアウォールが挙げられます。 さらに、個人情報を登録しておくことで、データが外部に持ち出されようとしているときに警告を表示、プライバシーを保護する機能なども備わっているのです。

クラウドセキュリティ対策ツールのメリット

クラウドセキュリティ対策には、クラウド上で動作するツールも存在します。ここでは、クラウド型のセキュリティサービス導入のメリットについて解説します。

コストや導入期間

クラウドセキュリティは、クラウド上で機能するセキュリティサービスのことです。クラウド上で機能するため、従来のオンプレミス型セキュリティサービスに必要だった機器購入やネットワーク構築にかかっていたコストを大幅に削減できます。 また、これらのインフラを用意する必要がないため、数カ月かかっていた導入期間を数日にまで短縮可能です。

専任技術者なしで運用できる

クラウドセキュリティはセキュリティベンダーによって管理運用されています。そのため、従来のオンプレミス型のように社内で専任の技術者を用意する必要がありません。 多くの場合、オンプレミス型の管理運用には専門的な知識や技術が必要ですが、技術者が不要となるため教育や人材確保にかかるコストを削減できるのです。

ガイドラインを参考にしよう

クラウドは便利な技術ですが、導入の際にはセキュリティやリスク管理などさまざまなことを考慮する必要があります。そこで参考にしたいのが、公的機関から発行されているガイドラインです。ここでは経済産業省とIPAのガイドラインを紹介します。

経済産業省のガイドライン

経済産業省から発行されているのは、2014年3月に改訂された『クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン』です。 クラウドサービスの多様化が進み、それに合わせてさまざまなリスクが登場したことを考慮した内容になっています。 具体的なセキュリティ対策や事例を集めた活用ガイドブックも作成されており、こちらも参照するとより一層ガイドラインを役立てられるでしょう。
クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン(METI/経済産業省)
クラウドセキュリティガイドライン活用ガイドブック

IPAのガイドライン

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)からも『クラウドサービス安全利用のすすめ』というガイドラインが発行されています。 こちらは中小企業向けに作成されたガイドラインで、中小企業がクラウドを導入するメリットや考慮すべき課題について具体的に書かれています。 クラウドを安全に使うためのチェックシートが付いているのが特徴です。

まとめ

クラウドサービスにはさまざまなメリットがありますが、データを外部に預ける以上、ある程度のセキュリティリスクを負う必要があります。 クラウドサービスを導入するメリットとリスクを正しく理解し、そのうえで適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。

紹介動画

企業を狙うサイバー攻撃は巧妙化。セキュリティソフトを入れておけば安心という時代は終わり、多層防御によるセキュリティ対策が急務です。多層防御とは?ポイントを含めご紹介します。

セキュリティ対策を怠ったために、取引先にまで、マルウェアを感染させてしまったら・・・。ほぼすべての中堅・中小企業がサイバー攻撃を受けていると言われています。専門ベンダへのアウトソース、インシデント時の緊急体制の整備、サイバー保険。セキュリティに関する業務を一人で抱え込まないためのポイントをご紹介します。

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