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NTT Ltd.

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エバンジェリスト
(得意分野:Software Defined Everything)

柏 大

Dai Kashiwa

1997年日本電信電話会社入社。世界初のSDN標準化組織「ONF」やSDNオープンソース開発プロジェクト「ONOS/CORD」のボードメンバーを歴任するなど、SDx技術の第一人者としてその進化をけん引。こうした活動が評価され、2019年には日本ITU協会功績賞を受賞した。社内では緻密な分析と熱い想いで周囲を引っ張る。趣味は80台でラウンドするというゴルフ、日課は子どもの運動会のために始めた週末のランニング。1973年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学 大学院博士課程修了。

MISSION

  • 01

    エバンジェリストとしての得意分野とミッション

    私が専門としているのは「SDx(Software Defined Everything)」。通信の世界で、異なるITインフラ同士の連携をソフトウエア化することで柔軟にし、付加価値やサービスを生み出していく技術です。特に近年、発展が著しいクラウドと、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)が得意とするネットワークを連携させ、プラスアルファの価値提供を目指しています。
    例えば、一つのクラウドサービスに処理が集中すると、混雑が起こり、快適性が失われてしまいます。しかし、クラウドとネットワークを連携させ、クラウドとネットワークとでうまく処理を分担することで、快適性を維持することができます。IoTによって分散的にモノがつながりはじめた今、処理の一部をオフロード(処理分担)することで、クラウド上の情報量を節約でき、通信の即時性も保つことができる。今後、こうした技術がますます重要性を増していくことでしょう。
    エバンジェリストとしては、ネットワークやクラウドの進化を支える私たちの技術や取り組みを世の中へ紹介すること、そして志を同じくする企業の方々とのパートナーシップを広げ、技術の融合を進めていくことが私のミッションです。

  • 02

    これまでの活動を代表するプロジェクト

    NTT Comがクラウドサービスの提供を開始した6年ほど前(2014年)、当社のネットワークサービスとクラウドサービスを連携させ、自動設定ですぐに使えるようにする「オーケストレーター(AXIS)」の開発を開始しました。そのころはクラウドとネットワークそれぞれにさまざまな設定項目があり、相互のシステムを連携させるには人手で時間をかけて多くの設定作業をする必要がありました。AXISは、それらのシステム間の連携に加え、課金や監視などのバックエンドシステムとの連携も自動化しました。
    ネットワークは、旧来型の監視・制御システムが多く残っており、リクエストから設定が完了するまでに相当の時間がかかるなど、クラウドと比べ制御が難しい領域であるため、オーケストレーターには「待ち合わせ処理」「IDマッピング」といった複雑な処理が必要になります。これらを、社内の経験豊富な技術者たちと共に作り上げました。その後、オーケストレーションのノウハウが蓄積する度に、AXISはより使いやすく進化していき、今ではNTT Comが提供するサービスのオーケストレーション基盤としてEnterprise Cloud、Flexible InterConnect、Software-Defined Network Service(SD-NS)などの多くのサービスで広く活用されています。
    私はこのオーケストレーター開発プロジェクトの立ち上げを企画し、当時はプロジェクトマネジャーとして推進していました。現在はこの経験を基に、異なる領域のサービス同士の連携を促したり、実現する仕組みを開発したりと取り組んでいるところです。

  • 03

    NTT Comと共に描く未来

    NTT Comは、安定性や信頼性をなによりも重視して電話やネットワークなどのインフラ基盤を構築してきました。一方、昨今のビジネス環境を考えると、スピードや柔軟性を最優先にしなければならない局面も出てきます。特にデジタルトランスフォーメーション(DX)の時代では、お客さまが必要なサービスを迅速に利用できることが大きなポイント。アイデアをいち早く形にして検証し、その結果をフィードバックするサイクルを高速に回転させなければなりません。
    この両者の橋渡しをするのがSDx技術です。NTT Comの強固な基盤の上で、ソフトウエア技術により柔軟性をプラスする。ネットワーク、クラウド、アプリケーションなど、多くの領域からアイデアが次々に生まれています。NTT Comが提供するSDxを中心に、異なる領域がつながることで付加価値を生み出す新たなエコシステムを構築したいと考えています。
    また、個人的にこれから力を入れたいのは「エッジ・コンピューティング技術」です。例えば、コネクテッドカーの運転を支援する際に必要となる膨大なデータを、すべてクラウドで処理することは困難です。エッジ・コンピューティングはクラウドの手前にサーバーを配置し、ユーザーや端末の近くでデータ処理をすることで、データ処理にかかる負荷や通信遅延を解消する技術です。この領域に挑めるのも、ネットワークやデータセンターなど多彩なリソースを持つNTT Comの強みだと思います。

INFORMATION

得意分野
Software Defined Everything(SDx)
所属団体
・Open Networking Foundation(ONF) ボードメンバー(2015年~)
・ONOS/CORDプロジェクト ボードメンバー(2015年~2018年)
・OpenDayLight開発プロジェクト ユーザーアドバイザリーボードメンバー(2015年~2018年)
・電子情報通信学会ICM研究会 専門委員(2014年~2019年)
趣味
ゴルフ、ランニング

ACTIVITIES

講演実績例
・「SDN最前線」(2015年7月、マルチメディア推進フォーラム)
・「SDNによるトランスポートネットワーク運用制御」(2015年8月、マルチメディア推進フォーラム)
・「Operation Process Innovation using SDN/NFV Technologies」(2015年10月、SDN Openflow World Congress Keynote)
・「Open and Disaggregated Transport SDN」(2017年4月、ONS 2017)
・「NTT Communications’ SDN/NFV technical challenges with ONF」(2018年3月、ONS 2018)
・「NTT Communicationsʼ SDN/NFV technical challenges and ONF activities」(2018年4月、NOMS 2018)
・「NTT Communications‘ Tech-vision on Softwarization of WAN and Practical Steps」(2018年12月、ONF Connect 2018 Keynote)
・「NTT Communications‘ Tech-vision on The Journey to Network & Service Transformation」(2019年1月、MEF1Q mtg)
・「マイクロサービス環境におけるサービス・オペレーション開発の実課題と対応策」(2019年3月、電子情報通信学会総合大会)
・「Technology Development Challenges for Wide-area SDx Services in the Cloud Native Era」(2019年6月、NetSoft2019 Keynote)
受賞実績
日本ITU協会功績賞(2019年)
日経BP技術賞(2004年)
執筆活動
・「部品を柔軟に組み合わせ」(2019年6月、テレコミュニケーション)
・「高度リモート保守と付加マネージドサービスを実現するビジネスゲートウェイ」(2010年1月、ビジネスコミュニケーション)
・「広域ネットワークへの適用を考慮したアクティブフロー制御プラットフォーム」(2003年3月、情報処理学会論文誌)
・「Active Countermeasure Platform against DDoS Attacks」(2002年12月、IEICE Transactions on Information and Systems)
Webメディア掲載実績

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