試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年11月24日13時00分 KICK OFFジャパンラグビー トップリーグ カップ プール戦 第3節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

サントリーサンゴリアスサントリーサンゴリアス

26vs33

前半12 - 16

後半14 - 17

カップ戦でふたたびサントリーに惜敗。
今季5度目の“7点差以内”。

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今季新設のカップ戦『ジャパンラグビートップリーグカップ』は、プール最終戦(カップ総合順位決定トーナメント2試合は1月)を迎えました。

カップ戦でプールAに所属するNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)は、11月24日(土)、大阪・キンチョウスタジアムで、同じくプールA所属のサントリーサンゴリアス(以下サントリー)と対戦しました。

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リーグ戦の最終順位には影響のないトップリーグカップですが、アークスにとっては、どんな大会、タイトルも成長の糧になるはず。

アークスとサントリーは共に勝ち点9で、プール戦同率1位。ここはきっちりと勝利し、プールA首位通過で1月のカップ総合順位決定トーナメントへ進みたいところでした。

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対戦相手となったサントリーは、トップリーグ2連覇中のディフェンディング・チャンピオン。

アークスはそんな王者に今季リーグ戦で2点差(18-20)の大接戦。大きな成長を披露しました。

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今季初の大阪開催となったこの日、アークスの先発は、前節Honda戦から先発を12人変更。

前節からの出場は、ウイングとの二刀流であるSH鶴田諒、ルーキーのWTB石井勇輝、豪州出身のCTBブラッキン・カラウリアヘンリーの3人のみ。

カップ戦ではこれまでリザーブだったFL金正奎キャプテンも先発復帰するなど、リーグ戦を戦ったメンバーに陣容を変えました。

またこの日は今秋新加入し、U20ニュージーランド代表歴を持つハパクキ・モアラリアヴァも、リザーブからチーム初出場を飾りました。

アークスの出場メンバーはこちら!

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キックオフは快晴の午後1時ながら、日陰に入ると寒風を感じるコンディション

序盤はサントリーが攻勢。反則から自陣右ラインアウトに攻め込まれます。ラインアウト・ディフェンスは冴え渡りますが、ピンチが続くアークス。

サントリーの沢木敬介監督は「どうやったらペナルティなのか、レフリーの特徴を全員で把握していた」と語るなど、レフリー対策が万全だったと戦後コメント。

一方のアークスはたびたび笛を吹かれ、前半11分には相手10番がペナルティからPG(ペナルティゴール)成功。3点を先制されます。

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アークスは自陣では反則、相手陣ではハンドリングエラーや反則という悪い流れ。

さらに前半14分には、相手2番にクリーンブレイクを許して失トライ。反則からトライ(ゴール)を奪われる流れで、10点リードを許してしまいます。

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ここで相手の流れをせき止めたのが、今季初出場のNO8マフィ。ラックで相手ボールに絡み、ノットリリース(ラックでボールを離さない反則)を誘発。攻撃権を奪います。

この日初めて敵陣22m内に入ったアークスは、ボールを振りながら、SH鶴田のパスからLOロスアイザックが突破。

一度ボールは相手に渡りますが、相手をLOロスが怪力で締め上げてモールパイルアップ。
LOロスの十八番でマイボールとして、スクラムから連続攻撃を開始。HO三浦嶺、LO中島進護らの突進で、相手ゴールへ迫ります。

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サントリーは堪らず反則を重ね、迎えた前半25分、試合が進むにつれて安定したスクラムから、NO8マフィがサイドアタック。

オフロードパスをSH鶴田につなげて、ボールを受けたWTB石井魁が右スミで難なくグラウンディング(ゴール成功)。7点を返して7-10。

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ここで相手の危険なタックルがシンビン(10分間の一時退場)となり、相手11番がピッチサイドへ。

しかし試合後にFL金正奎キャプテンが「ここまで規律を守れないと勝てる試合も勝てない」と語るなど、反則が大きな課題に。

前半30、33分と立て続けに自陣で反則を犯したアークス。相手10番の連続PG成功で6点を追加され、ビハインドは9点((7-16)となります。

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ただこの日はLOロスが随所で存在感を発揮。

前半32分にはLOロスが突進からオフロードパス。ショートサイドでFB小倉順平が攻め上がり、右隅でボールを受けたのはNO8マフィ。

相手を吹き飛ばしてゴールへ迫りますが、CTB石橋拓也のグラウンディングは認められず。

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しかし前半35分、敵陣マイボールスクラムで見事ペナルティを奪うと、ボールを左へ展開。FLウォーレンボスアヤコの華麗かつ強力な突破からゴール前へ。

最後はSH鶴田が押さえてチーム2トライ目。相手が14人の間に1トライを返し、12―16で後半へ向かいます。

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後半の立ち上がりは、サントリーの連続攻撃からスタートする点は変わりませんでしたが、自陣22m付近でディフェンスで粘り、モールアンプレイアブル。

ふたたび自陣22m内に攻め込まれますが、フォワード・バックス全員が懸命な防御で得点を許しません。

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【選手入替/後半11分】FLラーボニ・ウォーレンボスアヤコ→ロバート・クルーガー

すると後半12分、途中出場したばかりのクルーガーのオフロードパスから、FL金キャプテンが巧みに突破。

ここでさらにフォローしていたSOガース・エイプリルへとつながり逆転トライ!ゴールも成功して19-16とします。

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【HIA/後半17分→後半27分】LOロスアイザック→ハパクキ・モアラリアヴァ

しかしこの日の反省点のひとつはやはり反則。

自陣で反則を犯し、後半17分に相手10番のPG成功で19-19の同点。

さらにブレイクダウン(ラックなどのボール争奪戦)で反則を犯して自陣へ後退すると、ふたたびサントリーが防御網をクリーンブレイク。

勢いで自陣右サイドを攻略され、失トライ。19-24と勝ち越されます。

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【選手入替/後半22分】PR上田竜太郎→庵奥翔太/PR三宮累→レイルアマーフィー
【選手入替/後半27分】SH鶴田諒→湯本睦/SOガース・エイプリル→ルテル・ラウララ

新加入の22歳 ハパクキ・モアラリアヴァが一時的な出場ながら突進を見せるなどしますが、後半26分には相手7番がトライ(ゴール)。19-33

スクラムは途中出場の両プロップを庵奥翔太、レイルアマーフィーに入れ替え、コラプシング(スクラムを崩す反則)を奪うなど反転攻勢の兆し。

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すると後半30分、右22m付近のマイボールラインアウトから、突進してゲインラインを越えていきます。最後はラックサイドのフォワード勝負から、NO8マフィがゴール下に今季初トライ!

ゴールも決まり、1トライ1ゴール差(26-33)とします。

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後半34分に相手が約45mのPGを狙いますが失敗。

スクラムでは2連続でコラプシングを獲得。しかし少ない残り時間で、ふたたび反則を重ねてしまい相手ボール。

そして時間切れとなり26-33でノーサイド。リーグ戦を含めて今季5度目の「7点差以内の敗戦」となりました。

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この結果、カップ戦はプールAで2位通過に。

来年1月のカップ総合順位決定トーナメントでは、1月13日(日)、東京・秩父宮で神戸製鋼コベルコスティーラーズ(プールC2位)と対戦します。

そして12月1日(土)は、いよいよ今季の順位が懸かる「リーグ総合順位決定トーナメント1回戦」

静岡・ヤマハスタジアムで、ヤマハ発動機ジュビロと激突します。

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ロブ・ペニーHCの声

ロブ・ペニーHC

まずサントリーに「おめでとう」と伝えたいです。彼らは良いチームで結果を出しています。経験のないプレイヤーもいるメンバーでしたが、私たちに学習の機会を与えてくれました。今回の学習を準々決勝(リーグ順位決定トーナメント1回戦)に活かしたいと思います。

ひとつものすごく残念なのは、15回のペナルティを与えられたことです。そのうちの5つは最初の11、2分でした。そのようなペナルティがあるとゲームの勢いがガラリと変わるので、そういう状態で良いプレーはできません。

反則もあるのですが、自分達のプレーは完璧ではなくエラーも多すぎました。DFでもソフトな場面が多すぎました。その代償を支払いました。かなり残念な結果です。

相手に迫るような場面もありましたが、最終的にはエラーが原因で負けてしまいました。これを学習して、次はヤマハ発動機が相手なので、もっと入念に準備をしていきたいです。

――カップ戦は3試合ありましたが、12月のトーナメントにどんな良い影響がありましたか?

スコッドの中で役割をローテーションして、レストさせるべき選手はレストさせたことで、選手層を厚くすることができました。

3週間カップ戦をプレーしてきましたが、フラストレーションが溜まるところはありました。

特にディフェンスではソフトになる場面が多く、今日もそういった場面が見られました。大きな部分はメンタル、態度が重要になってくるので、そういうところでエキサイトしてディフェンスができないと良い結果にはつながりません。私たちのチームはその態度が今のところ良くないです。そういった場面でもどかしさを感じるところは多かったです。

このカップ戦でトップ4に入ることがやりたかったことなのですが、相手が結果を欲する気持ちがあったので、今回サントリーが上回ったのではないでしょうか。

金正奎キャプテンの声

金正奎選手

これだけ規律を守れなかったら勝てる試合も勝てません。一番やりたくないラグビーを自分たちからしてしまいました。

リーダーもそうですし、意識をもっともっと上げていかないといけません。そこはアティチュード(態度)、メンタリティの部分が大きいので、この1週間、入念な準備が必要だと思います。

FB 小倉順平選手の声

ルテル・ラウララ選手

――第5節のNEC戦以来の試合になりました。今日はどんな試合でしたか?

やっていることを出し切れずに終わった試合です。

――試合後のミーティングはどんな内容でしたか?

ヤマハ(発動機)戦へ向けて、月曜日からしっかりやっていくということです。

――個人としてのコンディションはいかがですか?

全然問題ありません。大丈夫です。

――今日は途中からスタンドオフにも入りましたが、フルバックにはフィットしてきましたか?

自分的にはあまり納得していません。公式戦でしっかりもっていけるようになりたいです。

――今年のチームはどんなチームに映っていますか?

まだ勝ちきれるチームではありません。一人ひとりが強い意志をもって、負ける文化を払拭して、勝つ文化になれるようにやっていきます。

――ヤマハ発動機戦へ向けて、意気込みをお願いします。

この負けを引きずらずに、月曜日からしっかり一人ひとりがマインドを変え、勝つマインドでやることを遂行したいです。ぜひ応援よろしくお願い致します。

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