試合日程・結果 / FIXTURES & RESULTS

2018年1月6日14時00分 KICK OFFジャパンラグビートップリーグ 総合順位決定トーナメント 第1節

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

vs

豊田自動織機シャトルズ豊田自動織機シャトルズ

27vs19

前半18 - 0

後半9 - 19

2018年は白星スタート。
順位決定トーナメント1回戦で逃げ切り勝ち。

試合風景

NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)の2018年が総合順位決定トーナメント(9位決定トーナメント)からスタート。

1月6日(土)は、福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で、トップリーグ2017-2018シーズンの9位決定トーナメント1回戦が行われ、アークスは豊田自動織機シャトルズ(以下豊田自動織機)と対戦しました。

試合風景

試合会場となった小倉駅に近いミクニワールドスタジアム北九州は、本州と九州を隔てる関門海峡に面した真新しいスタジアムです。

九州地方(福岡)での試合は今季初で、地元出身のメンバーにとってはいっそう気合の入るゲームとなりました。

試合風景
試合風景

対戦相手の豊田自動織機は、2017年度のリーグ戦で2勝(11敗)にとどまり、ホワイトカンファレンス6位。アークスは今季第5節での対決で勝利(32-24)しています。

一方のアークスは、昨年のリーグ最終節クボタスピアーズ戦で敗戦(17-23)し、6勝1分6敗のレッドカンファレンス5位でリーグ戦を終了。2017年を黒星で終えているだけに、新年を境に心機一転、白星からスタートしたいところでした。

試合風景

豊田自動織機ボールでキックオフを迎えた試合で、アークスはこの日も序盤からエリア左右へ大きくボールを動かします。

前半2分のファーストスクラム(相手ボールスクラム)では相手にペナルティを与えてしまいますが、安定した同5分のマイボールスクラムからSH光井勇人→FB羽野一志とつないでゲイン。

さらに敵陣で左右にボールを振るアークスは、左サイドで突破したLOヴィリー・ブリッツが、掴まれながらのオフロードパスをCTBブラッキン・カラウリアヘンリーへつなぎ、そのままニュージーランド出身の29歳が左サイドを疾走!左中間にグラウンディング成功(ゴール失敗)で、アークスが5点を先制します。

試合風景

さらにアークスは前半11分、NO8アマナキ・レレイ・マフィの片手パスからCTB石橋拓也→WTB鶴田諒とつないで敵陣へ。

ここで相手がオフサイドの反則を犯し、SO小倉順平が確実にペナルティゴール(PG)を成功させ、リードを8点(8-0)に広げます。

試合風景

前半14分には、序盤で不安定だった自陣でのマイボールスクラムを安定させ、左サイドを突いたSH光井が無人の防御裏へキック。相手がタッチへ出すしかない状況をつくり、アークスは自陣から一転、敵陣左でラインアウトのチャンスに。

ラインアウトボールを確保して、敵陣22m内でフォワードが連続攻撃。ここで豊田自動織機がラックで反則(ノット・ロール・アウェイ)を犯し、アークスはショットを選択。PG成功でリードは11点(11-0)に。

試合風景

相手4番が危険なタックルでシンビン(10分間の一時退場)となっていた前半20分、キックゲームからアタックを開始。それから連続攻撃からのターンオーバーなど、攻防が途切れることなく続いて両軍がつらい時間帯に。

ここで防御網に穴を見つけたSH光井が裏へ抜け出ると、右サイドでボールを受けたCTBカラウリアヘンリーが防御背後へキック。ここからWTB鶴田諒→LO牧野内翔馬とつなぎ、最後は流石の運動量でフォローしていたFL金正奎キャプテンが右中間にトライ。

消耗戦でトライを獲りきり、SO小倉のゴールキックも成功し、スコアは18-0となります。

試合風景

前半30分、自陣ゴール前の相手ボールスクラム。

SH光井が相手スクラムハーフにプレッシャーをかけ、生まれたラックにアークスFW陣が殺到してターンオーバー。ピンチを脱します。

試合風景

前半35分には相手の反則(オフサイド)から敵陣右でのラインアウトを迎えます。

ここでアークスはモールを形成。そのまま力強くドライブしてLOブリッツがインゴールに入りますが、TMO判定の結果、反則(オブストラクション)があったとしてノートライの判定。

ここから相手が勢いに乗って左右へアタックを開始しますが、NO8アマナキがラックに絡んでジャッカル!相手の勢いを削ぐ好プレーを見せ、前半を18点リードのまま折り返します。

試合風景

試合風景

西日を浴びながらの攻撃になった後半は、スタートから両軍がラインブレイクを繰り返し、エリアを一進一退する展開に。

相手ボールラインアウトではフロントローにリフトされたNO8アマナキが、相手ボールをスティール。

さらにLOブリッツがビッグゲインを披露するなど見せ場を作りますが、試合後にFL金キャプテンが「後半は入りから悪かった」と語るなど、後半は相手の勢いが増しました。

試合風景

【選手入替/後半 9分】FB羽野一志→友井川拓

後半13分、波状攻撃で相手を敵陣に釘付けに。相手ゴール前でもフォワード一辺倒でない多彩な攻撃でトライを狙います。

防戦一方となった豊田自動織機に対し、後半16分のマイボールスクラムではプレッシャーをかけ、さらにフォワードを中心にキャリーを重ねます。

混戦となったところで後半18分、最後は途中出場の友井川拓がドロップゴール!3点を奪って自陣へ戻ってきます。21-0。

試合風景

試合時間残り20分で、20点のリードを得たアークス。気が緩んでしまったのか、迎えた後半23分でした。

アークスはトライ寸前で相手をタッチラインへ押し出す好守を見せますが、直前にあったペナルティから速攻した相手にあっさりグラウンディングを許し(ゴール成功)、スコアは21-7となります。

後半23分にはスクラムで相手から反則(コラプシング)を引き出して、ゴール正面でペナルティを獲得。アークスはPGを選択し、ゴール成功で24-7。

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【選手入替/後半 24分】LO牧野内翔馬→石神勝/CTBブラッキン・カラウリアヘンリー→エルトン・ヤンチース
【選手入替/後半 27分】PR上田竜太郎→楢山直幸/PR三宮累→レイルア マーフィー
【選手入替/後半 30分】HO三浦嶺→種本直人/FL金正奎→栗原大介/SH光井勇人→溝口裕哉

アークスは逆転を狙う豊田自動織機に対して厳しいディフェンスを続けますが、後半30分過ぎに反則が続いてしまい、自陣でピンチに。

すると後半32分にギャップを突かれ、オフロードパスを受けた相手23番にスコア(ゴール失敗)され、さらに差を詰められます。24-12。

試合風景

しかしアークスはこの日、反則に苦しむ豊田自動織機に対して賢くPGを重ねたことが奏功しました。後半36分には相手がふたたび反則を犯し、SO小倉がこの日4本目のPGを成功させました。27-12。

しかし後半38分、敵陣左で反則を犯したアークス。逆転を目指す豊田自動織機は必死の連続攻撃。自陣からボールをつながれ、最後は左サイドで細かいパスをつながれ、試合時間残り1分でトライ(ゴール)を許します。スコアは27-19に。

試合風景

キックオフ直前にフルタイムのホーン。

8点差で逆転は不可能でしたが、豊田自動織機が自陣から攻撃を続けます。しかし最後はアークスが、LOブリッツの猛タックルからボールを奪ってノーサイド。4本合計12点のPGも得点源となって、27-19でアークスが勝利を収めました。

試合風景

これで10位以上が確定したアークス。

次戦の順位決定戦2回戦に勝てば、トーナメントの最高順位であるリーグ9位が確定します。

決戦は1月14日(日)。キヤノンイーグルスと愛知・パロマ瑞穂ラグビー場で激突します。

リーグ戦第11節ではキヤノンに8-3で勝利しているアークス。勝利して2017年度シーズン最終戦を笑顔で締めくくりたいところです。

試合風景
試合風景

ロブ・ペニー ヘッドコーチの声

ロブ・ペニーHC

前半は18-0で非常に良かったと思います。TMO判定の結果ノートライになったところが残念でした。

後半の入りは良くなかったと思います。前半が18-0で終了し、選手が「勝った」と思ったのかもしれません。それが残念でした。

織機さんは頑張りました。我々の問題は集中力で、そこの一貫性はまだ足りないと思います。

来週は我々にとっての決勝戦です。コーチ陣はもう来週へ向けて話し始めています。明日、明後日からレビューをして、良い試合をしたいと思います。来週を楽しみにしています。

FL金正奎キャプテンの声

金正奎キャプテン

前半は非常に良かったです。しかしロブ(ペニーHC)も言ったように後半は入りも悪くて、気持ちの面で守りに入ってしまったことが、非常に問題でした。

ラグビーは80分間で、前半が良くても後半が悪ければ意味がありません。前回の試合では、入りが悪いという課題を克服できたのですが。

そこの一貫性を持たせる部分をこれからきつく言っていきたいと思います。次のキヤノン戦は最後の試合で、自分たちがどれだけ成長できたかを見せられる今シーズンの最後の試合です。そのことを楽しんで全力でプレーしたいと思います。

FL山下弘資選手の声

エルトン・ヤンチース選手

――今日の試合を振り返ってください。

良い準備ができ、前半は良い形で試合に入れたのですが、後半が崩れてしまったことについては修正していかなければいけないなと思います。

――コンディションはいかがですか?

怪我をしていたのですが完全に治りました。コンディションは上がってきています。ベストに近い状態に近づいています。

――(リーグ戦最終戦で敗戦した)クボタ戦から今年にかけて、チームはどのようにして調子を取り戻そうとしたのですか?

クボタ戦の時は相手の勢いに負けた感じがありました。今回の試合はそれをなくそうということで、メンタル面を意識してきました。

一週間良い準備ができた結果、前半はフィジカルでも勝っていましたし、良いラグビーができていたと思います。

CTB石橋拓也選手の声

溝口裕哉選手

――ここ小倉(福岡)は石橋選手の地元ですが、今日はお知り合いも来場されていた?

家族や親戚、友達も来ていました。地元に帰ってきたなという感じですね。

きょうは地元でやるという思いが強かったです。出身ラグビースクールの後輩たちも来てくれていたので、「ああいうトップリーガーになりたい」と思ってくれるような試合をしたい、と思っていました。

――今日の試合を振り返ってください。

前半は良い流れで入れましたが、後半追い上げられたので、そこを修正したいと思います。

どこかでみんなが「勝てる」という意識があったと思います。その「勝てる」という意識につけ込まれたという形だと思うので、しっかりそこを修正して次戦に臨みたいと思います。

――ファンの方へメッセージをお願いします。

きょうは勝つことができて良かったのですが、次の試合は接戦になると思います。その接戦を制して、2018-2019シーズンへ向けて頑張ってきます。

次の試合は勝つので応援よろしくお願い致します。

 

試合写真
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*試合写真は、公式facebookページにも多数掲載しています。