トップリーグ開幕に向けて、順調な仕上がりを見せての勝利
11月6日金曜日、快晴、ほぼ無風のNTT千葉総合運動場グラウンド。トップリーグ開幕前最後の練習試合は、ホームグラウンドでの千葉ダービー。両チーム、緊張感を持ってゲームに臨みました。
14時、シャイニングアークスボールでキックオフ。「最初10分で圧倒」と声を掛け合って試合に入ったシャイニングアークス、序盤からスピードのあるアタックを見せます。
前半12分、ハーフウェイライン付近のスクラムから8番 アマナキ・レレイ・マフィが突進し、13番 鶴谷知憲にボールが渡ってトライ。10番 小野寛智のG○7-0
前半20分前後にはフォワードの見せ場がありました。スクラムで相手ペナルティ、敵陣ゴール前でのラインアウトからモールでも相手を圧倒。相手がペナルティを繰り返して前半21分、スクラムからマフィが抜け出しトライ。小野のキックはポールの内側に当たってG○14-0
この後はしばらく自陣での時間が続きますが、相手のミスもあってスコアは動かず。
前半30分、敵陣10mラインからキックチェイス。ボールはNECに入ったものの、そのパスを14番 小泉将がインターセプトしてそのままトライ。G○21-0
しかし、リスタート後はNECもテンポ良くアタックを展開。シャイニングアークスは反則を重ねてしまい、前半35分、NECがトライ。G○21-7
得点はこのまま、前半終了。
後半0分、選手入替。5番 馬屋原誠→杉浦直人。6番 八藤後裕太→栗原大介。
後半も果敢に攻めるシャイニングアークス。鶴谷が的確なコース取りで敵陣深く攻め入るものの、トライはならず。
後半10分、選手入替。3番 楢山直幸→甲斐尚哉。4番 中島進護→アイザック・ロス。8番 アマナキ・レレイ・マフィ→小峰徹也。9番 西橋勇人→西村渉。10番 小野寛智→エルトン・ヤンチース。15番 ブラッキン・カラウリアヘンリー→沼尻大輝。14番 小泉将→小川優輔。
後半17分、選手入替。13番 鶴谷知憲→小野寛智。
後半18分ごろ、NECのハイパントをキャッチしたシャイニングアークスは、小峰や2番 白隆尚の力強いボールキャリーで相手ゴールに迫りますが、トライには至りません。
後半21分、選手入替。1番 種本直人→秋葉俊和。2番 白隆尚→須藤拓輝。
NECのアタックが続きましたが、12番 溝口裕哉のタックルからターンオーバー。ヤンチースのナイスタッチで敵陣深い位置へ。その後はNECの堅守に対して、シャイニングアークスもラックでポイントを作りながら粘り強くアタック継続。
後半25分、ゴール前のラインアウトで白から小峰へ短く低いスロー。このサインプレーが実を結んでトライ。ヤンチースが角度のあるキックを決めてG○28-7
さらに後半38分、ゴール前のラインアウトをキープし、モールで押し込んで最後は7番 小林訓也のトライ。G○35-7
後半ロスタイム、ノックオンやブレイクダウンでのペナルティで相手にボールを進められ、NECがトライ、G○35-14
出場した選手みんなが力を発揮し、トップリーグに向けて良い仕上げができました。ラグビーワールドカップで大活躍したマフィも、スケールの大きなプレーを見せてくれました。
試合後、ロブ・ペニーHCは「良い形でリーグに入ることができる。開幕前最後の週末をエンジョイして、週明けからまた頑張ろう」と選手をねぎらい、ヒュー・リース エドワードBKコーチも「開幕戦の23人を選ぶのが難しいほど、みんなが良いパフォーマンスをした」と選手を称えました。
そしていよいよ11月14日土曜日、秩父宮ラグビー場でリコーブラックラムズと開幕ゲームを戦います。今シーズンも応援よろしくお願いします。
シャイニングアークスファンの皆さま、開幕戦もぜひグランドで会いましょう。