平成16年8月11日


映像ハンドリング技術とキーワード辞書機能などの高度検索技術を備えた
「電子映像カタログサービス」の開始について


 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、映像などのメディア資産を保管・運用するシステムを独自に開発し、これにキーワード辞書機能や、ジャンルの検索、地域を限定したエリア検索、コンテンツのサムネイル一覧による閲覧機能などの高度な検索インタフェースを追加した「電子映像カタログサービス」を、映像制作事業者や放送局向けに提供を開始します。
 なお、本サービスのファーストユーザとして、テレビ朝日映像株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大沢清孝、略称:ViViA)に提供を行い、ViViAによる「蔵出しニュース映像館」サービスを構築しました。



1.電子映像カタログサービスについて
   「電子映像カタログサービス」は、NTT Comが開発したメディア資産を保管・運用するシステム(メディアアセットマネジメントシステム)をベースに、辞書機能や検索機能など電子的な映像のカタログを構成するための機能をパッケージ化したサービスです。
 この電子映像カタログシステムを利用することで、コンテンツ事業者が保有する映像などのコンテンツを埋もれさせず、体系的な整理・閲覧を可能にすることでその資産価値を高め、コンテンツ事業者間でのコンテンツの再活用を促進し、ブロードバンド上での本格的な映像流通の時代に対応することができます。


2.機能の特徴
カット点の検出、テロップの検出と認識、ナレーション音声の認識といったメタデータ(データについての情報を記述したデータ)を自動生成し、人手によるメタデータの付加作業を軽減します
コンテンツをデジタル化し、タイトル、制作日時、制作者、出演者、撮影対象の情報、著作権などの権利情報、課金情報、利用履歴情報などのメタデータとともに管理します
メタデータの一つであるキーワードに関して、独自の辞書を持ち、類義語、関連語、解説情報などを格納し、ユーザを意中の映像に誘導するナビゲーション機能を有します


3.ViViA提供の「蔵出しニュース映像館」サービス(別紙参照)
   ViViAは、このたびの「電子映像カタログサービス」を活用し、動画映像検索サービス「蔵出しニュース映像館」(http://kura.tv-asahipro.co.jp)を開設しました。戦前の貴重なニュース映画である「朝日世界ニュース」(※)を公開している「蔵出しニュース映像館」は、検索、閲覧機能を提供したり、購入を希望する側の受け付け機能を備えたりしている電子的な映像のカタログサービスです。

  「朝日世界ニュース」は、朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:箱島 信一)が保有する昭和10年~15年にかけて製作、上映されたニュース映画です。日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、昭和天皇、ヒトラー、ムッソリーニ、ベルリンオリンピック、中等学校野球選手権大会(甲子園大会)などの貴重な記録映像が数多く含まれています


4.今後の予定
   ViViA以外にも、資料映像を保有するコンテンツ制作事業者や放送局に対し、より付加価値の高い映像メディア事業を構築するために、本サービスの利用を提案していきます。また、本格的な映像流通の時代へ向けた機能の拡張も逐次進めていく予定です。


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