平成16年4月16日

「モバイル安否確認/一斉通報サービス」の提供開始について
―災害時における従業員の状況を迅速に把握し企業の事業継続を支援―


 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、従業員の安否確認、関係者への一斉連絡などを災害時に行うことができる「モバイル安否確認/一斉通報サービス」の提供を、今月下旬より開始します。
 これまでNTT Comでは、個別にシステム構築をすることで安否確認システムを提供してきましたが、ユーザ企業からのより安価な価格体系のニーズの高まりを受け、このたびASP型(*1)のサービス提供を行うことになりました。本サービスは、NTT Comが提供している、モバイル端末と企業などのイントラネットを接続させる「モバイルコネクト」(*2)のアクセス機能を活用し、共同利用型の低価格かつ短期間での導入を可能とした提供を実現しています。

  *1 ASP:ビジネス用のアプリケーションソフトを、インターネットを通じて顧客にレンタルする事業のこと。ASPを利用すると、個々のコンピュータにアプリケーションソフトを導入する必要がないため、サービス導入や管理、運用にかかる費用・手間を節減することができる
  *2 モバイルコネクト:NTT Comが開発・提供している、モバイル端末と企業の社内イントラネットとをセキュアかつシームレスに接続させる企業向けプラットフォームサービス


1.本サービスの概要と機能
(1)基本サイクル
 本サービスでは災害発生時において、
  [1] 災害対策本部メンバーから社員にコンタクトし安否情報の登録を促す
  [2] 社員から利用可能な手段で安否情報を登録
  [3] 災害対策本部メンバーが安否状況を集計
の三つのアクションを実施し、これを1サイクルとして提供します。また、そのサイクルの繰り返しによって、未登録者を減らしていき情報精度を高めていきます。

(2)利用可能な機能(別紙参照
 災害時には、いかに状況を早く収集し、問題に対する対策を打つかがポイントとなります。そのために、主に以下の機能を利用して安否確認を実施します。
緊急呼出
 災害発生時に、災害対策本部メンバーへ対して、緊急召集を行うことができます
一斉連絡
 災害発生時に、被災地の社員に対して、登録依頼連絡を一斉に行うことができます。また、安否情報の未登録者に対して、登録を促す連絡も一斉に行うことができます
安否情報の登録
 被災地の社員または家族が、安否登録用に用意された電話番号に電話をし、ガイダンスに従って、電話機のボタンを押すことでケガの有無、安否状況、出社の可否などの情報を登録できます。また、PCや携帯電話からのインターネット接続を利用して、安否情報を登録することもできます
安否情報の確認
 社員や家族からの安否の登録状況や災害対策本部メンバーの召集可否の状況を、随時確認することができます
安否情報の収集・確認
 災害対策本部メンバーは、登録された全社員の安否状況をリアルタイムに集計し、結果を迅速に表示、確認することができます
社員情報のメンテナンス
 社員の本人情報(電話番号、E-mailなど)や家族情報の新規登録、変更、削除することができます


2.本サービスの特徴
(1)複数の連絡手段を組み合わせた確実性の高い情報連絡を実現
 メール・電話によるメッセージ受信、Web・電話によるメッセージ送信が可能で、利用者のネットワーク環境や連絡時のネットワーク状況に応じた通信が可能です。また、メッセージの受信先は複数登録することができ、順次連絡手段を変えて社員とのコンタクトを図ります。

(2)安否確認システム運用に関わるトータルコストの削減
 本サービスを利用することで、システムおよびシステム運用に高い信頼性が要求される安否確認システムの運用をフルアウトソースすることが可能となります。また、ASPサービスですので、自社で構築する場合に比べ、安否確認の仕組みを早期にかつ低価格で実現することが可能となります。

(3)災害時におけるシステム稼動の信頼性
 モバイルコネクト安否確認/一斉通報サービスを構成するシステムは、関西大震災級の災害にも耐えうるNTT Comデータセンタに設置しております。また、システムを構成する機器・ネットワークなども冗長化構成をとっております。

(4)通常業務への応用
 一斉通報機能は、業務連絡・会議召集などの日々の業務にも利用することが可能です。また、リモートアクセスサービスや多地点会議システムと組み合わせることで、より高度な業務支援システムとして活用することが可能です。


3.提供料金
モデル価格:月額260,000円~(利用者数1000ID、利用期間3年の場合)
<※利用者数、利用期間によって、料金が変わります>



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