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「セクストーションスパム」による被害再発か、口止め料と思われる送金を確認
[ 2019/10/09 ]

トレンドマイクロは10月7日、公式ブログで「日本語『セクストーションスパム』登場から1年、再び被害発生か」と題する記事を公開しました。

「セクストーション(性的脅迫)スパム」は、「性的な行為に関わる、あなたのプライベート動画・写真を入手した。友人・知人にばらまく」と脅迫し金銭を要求する詐欺です。動画や写真を本当に入手していることはなく、あくまで偽の主張ですが、不正な手段で入手したアカウント情報をタイトルや本文中に記載するなどし、受信者を不安にさせます。なお、仮想通貨での送金を要求してくるのも特徴の1つです。

国内では2018年9月中旬に初めて確認され、その後、2018年末までに300回を超える仮想通貨の送金トランザクションが発生。合わせて29BTC(記事執筆時点の価格で日本円2,850万円相当)の送金が確認されました。その後、手口が周知され、2019年に入ってから送金はほとんど見られなくなっていました。しかし今回、2019年9月末に流通したスパム内のビットコインアドレスに、数件の送金トランザクションが発生していることが確認されました。

今回流通しているセクストーションスパムは、「ハッキングされています!すぐにパスワードを変更してください!」「私はあなたのオペレーティングシステムをハッキングし、あなたのアカウントに」といった、これまでと類似の件名が使われています。また、「あなたは大きな変態です。無限のファンタジー!」「私に怒らないでください、誰もが自分の仕事をしています。お別れ。」といったような特徴的な文言が含まれていました。ほぼ同内容のセクストーションスパムは2019年5月にも確認されており、本文の内容や手口に大きな変化はありませんでした。

一度成功した攻撃の手口は、利用者が忘れた頃に繰り返される傾向にあります。攻撃が下火になったとしても、利用者は継続的に注意を怠らないようにしましょう。ネット詐欺においても、実社会の「振り込め詐欺」等と同様に、その手口を知り騙されないことが対策になります。さらに、メールのフィルタリング機能やセキュリティソフトなどを利用し、なるべく不審なメールが手元に届かないようにするのも有効です。

セクストーションスパムの本文例(2019年9月29日受信)

Copyright © 2019 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.

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