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セキュリティコラム

 
詐欺やマルウェア感染の被害に!? オンラインゲームユーザを狙う脅威と対策【2021】
 
[ 2021/05/27 ]
詐欺やマルウェア感染の被害に!? オンラインゲームユーザを狙う脅威と対策【2021】

オンラインゲームの人気に便乗するサイバー犯罪が後を絶ちません。ゲーム内チャットなどを悪用してユーザをだましたりマルウェアに感染させたりして、情報や金銭を奪うのが典型的な手口です。オンラインゲームを安全に利用するためのポイントを押さえましょう。

オンラインゲームがサイバー犯罪者の標的に

外出自粛が長引く中、オンラインゲーム(略称:オンゲー、ネットゲーム、ネトゲ)をプレイする人が増えています。オンラインゲームは、パソコンやゲーム専用機器、スマホなどからインターネットを介して複数のプレイヤーが同時に楽しむことができるゲームの総称です。

ただ、大勢のユーザを抱えるインターネットサービスはサイバー犯罪者に狙われやすいものです。オンラインゲームのユーザを取り巻く脅威にはどんなものがあるでしょうか。

人気ゲームの入手を餌に個人情報を入力させる

代表的な脅威のひとつがフィッシング詐欺です。これは、正規サービスのログインページなどを装った偽サイト(フィッシングサイト)にネット利用者を誘導し、そこで入力されたアカウント情報(IDやパスワードなど)、個人情報、クレジットカード情報などを盗み出す手口です。サイバー犯罪者が標的のプレイヤーに近づくための主な手段はゲーム内チャットやSNSです。プレイヤーが興味を持ちそうな話題やアイテムの交換などを持ち掛け近づきます。

トレンドマイクロは、当時発売前であった人気のオープンワールドアクションRPG「サイバーパンク2077」を無償で入手できるとうたう偽サイトを確認しました。偽サイトからダウンロードした実行ファイルを開いてしまうと、同ゲームのタイトル画面のようなページが表示されます。そこでメニュー項目の「Install」をクリックするとライセンスキーの入手条件としてアンケートへの回答を求められます。しかし、この案内は全くのデタラメです。質問への回答として入力した情報はサイバー犯罪者の手に渡ってしまい、ネット詐欺などに悪用される可能性があります。もちろん、アンケートに答えてもゲームを楽しむことはできません。

図:「サイバーパンク2077」の無償ダウンロードと称し偽のファイルをダウンロードさせる

図:偽ファイルのインストールが終了するとアンケートに誘導、偽の口コミで信用を得ようとしている

図:誘導先のアンケートでは住所や生年月日などに加え、生活水準を計るような質問も含んでいた

人気ゲームに扮する偽アプリに注意

マルウェアもパソコンゲーマーにとって見過ごせない脅威の1つです。ゲーム内チャットやSNSを使って「チートツールを入手できる」、「正規ツールのダウンロード」などと称して不正なURLリンクを案内し、プレイヤーをマルウェアの配布サイトに誘導するのが典型的なパターンです。

スマホゲーマーもゲームアプリに見せかけた偽アプリや不正アプリに注意してください。偽アプリは、正規アプリと同じタイトル名、アイコン、説明文などを使って本物を装う不正アプリです。実際、Android端末ユーザを対象にした偽アプリとして「サイバーパンク2077」を偽装するものが報告されています。配布サイトはGoogle Playに似せたデザインで、モバイル向けのベータ版を無料で入手できるとうたっていました。しかし、そこでばらまかれたのは端末内のファイルを暗号化して開けなくし、「24時間以内にBitcoinで500ドルを支払わないとデータを消去する」と脅迫するランサムウェアでした。

見知らぬプレイヤーとのコミュニケーションは慎重に

プレイヤー同士、ボイスチャットなどで会話しながらプレイできるのはオンラインゲームならではの魅力でしょう。しかし、実際に会ったことのない相手とのコミュニケーションがトラブルの引き金になることもあります。たとえば、「現実の通貨でアイテムの代金を支払う」というトレード話を持ちかけられ、先渡ししたアイテムを持ち逃げされるトラブルが発生しています。

ゲーム内には親しげに話しかけてきて本名やSNSのアカウントを尋ねたり、顔写真の送信を求めたりするプレイヤーもいます。しかし、こうした相手とプライベートな情報をやり取りするのは危険です。それに応じた場合、個人情報をネット掲示板や出会い系サイトなどにさらされたり、不正なメッセージを大量に送りつけられたりするかもしれません。

オンラインゲームを安全に利用するためのポイント10選

1.詐欺の手口を知る

オンラインゲームをめぐる詐欺の手口やトラブルの事例を知ることは、自衛策の基本です。各ゲーム事業者や消費者関連団体、セキュリティ事業者などが公表する相談事例や注意喚起情報を定期的に確認しましょう。

2.メールやSNS、チャット内のURLリンクを不用意に開かない

サイバー犯罪者はメールやチャット、SNS、レビューサイトなどに耳寄りな情報とURLリンクを載せ、プレイヤーをフィッシングサイトに誘導することもあります。アカウントへのログインは、必ずブックマークに登録した公式サイトから行いましょう。パソコンやスマホにゲームをダウンロードする際も運営元の公式サイト、Steamなどのパソコンゲームプラットフォーム、Google PlayやApp Storeなどの公式アプリストアを利用してください。事前にレビューの数やその内容、提供元情報などを確認することも大切です。

3.アカウントを厳重に管理する

アカウントの乗っ取りを防ぐため、第三者に推測されにくいパスワードを設定してください。使用可能な大小英字、数字、記号などの文字種をランダムに組み合わせ、文字列をできるだけ長くすることがポイントです。また、SNSやクラウドメール、ゲームなど、利用中のインターネットサービスごとに異なるIDとパスワードの組み合わせを使用することも重要です。ゲーム事業者から提供される二要素認証(二段階認証、多要素認証)も必ず利用してください。

4.セキュリティソフト/アプリを利用する

ゲーム専用のパソコンやスマホにもセキュリティソフト/アプリを入れ、最新の状態で利用しましょう。そうすれば、不正サイトにアクセスしたり、不正アプリをインストールしたりするリスクを下げられます。プレイの妨げになることを懸念されている方には、プレイ中に更新ファイルの適用や自動スキャンを実行しない「サイレントモード」や「ゲームモード」を搭載するセキュリティソフトがおすすめです。

5.OSやファームウェアを正しく更新する

パソコンやスマホだけでなく、ゲーム機にも脆弱性対策が欠かせません。各メーカーから更新プログラムが提供された場合は速やかに適用し、OSやファームウェアの脆弱性を修正しましょう。ゲーム機の更新方法については取り扱い説明書をご確認ください。

6.ホームネットワークの安全を確保する

セキュリティソフトを入れられないゲーム機をネットの脅威から守るためには、ホームネットワーク全体を保護するアプローチが有効です。不正サイトへのアクセスをブロックしたり、ネットワーク内の不審な通信を監視したりしてくれる機能を備えたホームルータ、もしくはホームネットワーク向けセキュリティ製品が市販されています。家庭での利用状況に応じて選定しましょう。

7.ゲームの利用規約を守る

リアル・マネー・トレーディング(RMT)が禁止されているゲームでそれを行ってしまった場合、規約違反となり、アカウントを抹消されるかもしれません。他のプレイヤーとのトレードにあたっては、詐欺の温床になっている非公式のRMT専用サイトではなく、運営元の公式トレードサービスを利用してください。チートツールの使用もゲーム事業者が禁止しています。チート行為は損害賠償や刑事罰の対象となる可能性があるため絶対に手を出さないでください。
※RMTは、ゲームのデータやキャラクター、アイテムなどを、現実の通貨や物品を対価に取引する行為です。

8.極端な嫌がらせをしてくるプレイヤーとは関わらない

ゲーム内には嫌がらせをしたり、罵声を浴びせたりするプレイヤーもいます。そういった相手と関わるのはトラブルの元です。個人的には取り合わず、速やかにゲーム事業者に報告してください。チャットフィルタリング機能を使用して不快な言葉が表示されないようにしたり、特定のプレイヤーの音声を消音にしたりするのも1つの手です。

9.子どもをゲームによる悪影響から守る

成人を対象としたゲームの中には、子どもに悪影響を与える内容が含まれるものもあります。CEROレーティングマークを参考にし、保護者の管理下で子どもの年齢に適したゲームを利用させましょう。

10.お子さんのプレイ時間を制限する

ゲームに没頭するあまり、日常生活をおろそかにしてしまう子どもたちも少なくありません。お子さん用の端末には事前にペアレンタルコントロールを適用してください。ゲームの利用時間を制限したり、有害サイトへのアクセスを防いだりすることができます。お子さんと一緒に端末の利用ルールを決めること、年齢や成長に見合った制限をかけることを心がけましょう。

コンテンツ提供: トレンドマイクロ「is702」

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