
Arcstar Smart PBX
動作確認端末
Arcstar Smart PBXの動作確認端末一覧です。【2023年11月6日現在】
■サポート対象OS
Smart PBXアプリは以下のOS環境でご利用ください。
・iOS
iOS14以降
・Android
Android 9~Android 13
・Windows
Windows 10 (バージョン:22H2以降)
Windows 11 (バージョン:22H2以降)
■注意事項
動作確認端末はNTTコミュニケーションズ株式会社が独自に調査した結果、発着信~通話~終了等の基本動作を確認できた端末です。
弊社が準備した端末(個体)を用いて弊社の検証環境およびホームページ掲載時点でのアプリバージョンを用いて動作確認した結果であり、お客さまが利用する端末(個体)、ご利用環境、ご利用方法(任意の設定や操作方法、MDM/セキュリティソフト等利用時)での動作や品質を保証するものではありません。尚、リスト掲載後に不具合動作が判明した場合、リストからの削除や注意事項の追記等を適宜行います。
お客さまの端末環境(端末個体差、端末ファームウェアバージョンの違い、LAN環境、端末接続数等)を含む通信設備や利用形態、ネットワークの混雑状況、他のアプリとの競合などにより、通話品質に影響が出る場合や、発信・着信および通話ができない場合があります。
そのため、実際にご利用される前に、利用予定の端末・利用環境・利用方法・アプリバージョンで動作や品質を必ずご確認ください。
- スマートフォンの基地局やWi-Fiのアクセスポイントが切り替わった場合、一時的に着信できない事象が発生することがあります。
- SIMロックを解除した端末に、他社のSIMカードを挿入して利用される場合については、動作を確認しておりません。
- 「その他」に記載のSIMフリーの動作確認端末については、一覧に掲載されている端末であっても、MVNO事業者のネットワーク条件により、着信できない等の事象が発生する場合があります。
- OSによっては、電源の設定によりアプリでの着信に制御がかかる場合があります。(詳しくはページ下部をご確認ください)
- Smart PBXアプリの『電話帳サービス設定』で「PHONE APPLI PEOPLE(旧連絡とれるくん)」を設定する場合は、タブレット端末はサポート対象外となります。(「PHONE APPLI PEOPLE(旧連絡とれるくん)」の動作環境を事前にご確認ください。)
- 弊社環境で再現しない不具合、もしくは再現頻度が極端に小さい不具合については、原因分析が困難な場合があります。
【弊社で開発調整できるもの】
①Smart PBXスマートフォンアプリ
②Smart PBXサーバープログラム
【弊社で開発調整できないもの】
*上記“弊社で開発調整できるもの”以外のもの全般になります。代表的なものを以下に示します。
これらに起因する不具合や故障が発生した場合、提供者(下記①~⑩)都合で動作仕様が変更された場合、
サービス提供が困難になる可能性があります。(弊社では対応困難な場合があります)
①iOS:Apple社
②iPhone端末:Apple社もしくは端末提供キャリア
③AndroidOS:Google社+端末ベンダー
④Android端末:端末ベンダーもしくは端末提供キャリア
⑤Smart PBX以外のスマートフォンアプリ:アプリ開発ベンダー
⑥携帯キャリアネットワーク:携帯キャリア(MNOおよびMVNO)
⑦無線LANネットワーク:お客さま設備
⑧iOS用Pushサーバー(着信通知信号を送信):Apple社
⑨Android用Pushサーバー(着信通知信号を送信):Google社
⑩インターネット環境
■WiFi環境でのご利用について
- 一般的に音声通話はデータ通信と比較し多くの処理能力が必要となるため、同時接続可能な機器の台数はメーカー公表の推奨接続数よりも少なくなります。
- Smart PBXのご利用時には、音声で必要な帯域(1台あたり常時100Kb/s)を確保いただく必要があります。必要な帯域が確保できない瞬間や時間帯があると、通話中であれば途切れや無音が発生し、発着信動作中であれば発着信が失敗する場合があります。
- 複数アクセスポイントのご利用時にはアクセスポイントあたりのスマートフォンの接続する台数や、使用するチャンネルや電波強度等を制御する仕組み(WiFiコントローラーの導入等)が必要です。
- 2.4GHz帯の電波はチャネル間の干渉の影響を受けやすいため、2.4GHz帯での品質確保が困難な場合、5GHz帯のチャネル利用が可能な端末をご検討ください。
■5Gエリアの動作確認状況について
Smart PBXアプリ(Android/iOS)の5Gサービスエリアでの正常な動作を確認いたしました。(※)
ただし、5Gと4Gを自動で切り替える設定でご利用の場合に、途切れ等通話品質が安定しない場合があります。
5Gサービスエリア内でSmart PBXの通話品質が安定しない場合は、4Gに設定すると通話品質が安定することを確認しております。
ご利用のスマートフォンのネットワーク設定を下記の手順で5Gから4Gに変更してください。
【Android】
「設定」>「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「優先ネットワークの種類」>「4G」を選択
【iOS】
「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「音声通話とデータ」>「4G」を選択
(※)5Gの動作確認は、5G通信が安定して利用できるエリアを選んで実施しております。
■一部のAndroid端末機種において、SmartPBXアプリが着信しない事象について
一部のAndroid端末機種において、SmartPBXアプリが正常に着信しない事象が高頻度で発生することを確認しております。
本事象について解析を行いましたところ、当該機種のOSもしくは端末固有の動作による事象であり、SmartPBXサービス側での対応(アプリの改修対応や設定変更などによる発生回避など)ができない事象であることがわかりました。
2022/3/31現在で本事象発生が確認されている機種は以下の通りです
(今後新たに確認された場合は都度、情報追記・更新の上お知らせいたします)
<動作確認端末一覧にない端末>
・モトローラ社製 Moto G9,Moto G10
お客さまにおかれましては本事象にご留意頂き、弊社が確認している動作確認端末でのご利用及び導入前の確認をお勧めいたします。
https://www.ntt.com/business/services/voice-video/voip/smartpbx/spec.html
■一部のAndroid端末機種において、SmartPBXアプリで発信音や通話音声が無音になる事象について
一部のAndroid端末機種において、Android12にアップデートをすると、発信音や通話音声が無音になる事象を確認しております。
本事象について解析したところ、当該機種のOSもしくは端末固有の動作による事象であり、SmartPBXアプリの改修対応ができない事象であることがわかりました。
事象回避方法については下記の通りです。
SmartPBX(Android)アプリ
「設定」→「アプリの設定」→「高度な設定」→「その他拡張設定」内の「スピーカーチャネルの設定」を
「デフォルト」⇒「1ch」に変更
※2023/10/24夜から2023/10/26正午頃にかけて一部お客さまで変更した設定値が「デフォルト」に戻ってしまった可能性がございます。設定が「デフォルト」に戻ってしまった場合は再度設定変更をお願い致します。
但し、スピーカーチャネルの設定を「1ch」にするとBluetooth機器との連携時に保留音が聞こえなくなる別事象が発生することも確認しております。
・端末側の保留音は聞こえないが、通話対向側に保留音は流れている
・保留解除後、通話は正常に戻る
・2回目の保留は端末側でも保留音が正常に聞こえる
・着信応答後の通話でほぼ100%事象が発生し、発信後の通話では10%の発生頻度
・Bluetooth非連携時のイヤピース、有線ヘッドセット、スピーカーの場合は保留音が正常に聞こえる
2022/7/1現在で本事象発生が確認されている機種は以下の通りです
(今後新たに確認された場合は都度、情報の追記・更新の上お知らせいたします)
<動作確認端末一覧にない端末>
・シャープ社製 AQUOS R6 (Android12)
無音事象の発生を回避することはできますが、同設定変更により上記でお知らせした別事象が発生することや、同設定変更によって弊社でも未確認である新たな事象が発生する可能性もございますため、その点ご留意頂き、お客さまのご判断でご利用頂けますよう宜しくお願い致します。
また、弊社が確認している動作確認端末でのご利用及び導入前の確認をお勧めいたします。
https://www.ntt.com/business/services/voice-video/voip/smartpbx/spec.html
■Androidアプリの片通話(片方向の音が聞こえない)事象について
Androidアプリにおいて、キャリア回線(MVNOを含む)利用時に片通話が発生する場合は、ご利用端末のOS設定、OS機能による影響の可能性があります。(一部Android機種において、同OS設定、OS機能による影響で同事象が発生することを確認しております)Androidの[設定]アプリを開き、[ネットワークとインターネット]>[データセーバー] をOFFに設定してください。
※本対処は事象の解決を保証するものではありません。また、OSの設定変更はお客さまの責任にてお願いいたします。