
オンライン面接が採用現場を変える!優秀な人材を獲得するには?
インターネット回線を利用してオンラインでビデオ通話をすることは、友人間や家族間では当たり前になりつつあります。最近では、人事採用においても、オンライン面接を導入する企業が増えてきました。
ここでは、オンライン面接を行うことで得られるメリットや、実施する際の注意点についてご紹介します。
ブラジル: | English / 日本語 / Português do Brasil |
---|---|
アメリカ: | English |
EMEA: (ベルギー, フランス, ドイツ, オランダ, スペイン, アラブ首長国連邦, イギリス) |
English / 日本語 / Español / Deutsch / Français |
---|---|
ロシア: | English / 日本語 / русский |
日本(法人のお客さま): | English / 日本語 |
---|---|
日本(個人のお客さま): | English / 日本語 |
オーストラリア(NTT Com ICT Solutions): | English |
中国本土: | English / 日本語 / 簡體中文 |
香港/マカオ: | English / 日本語 / 繁体中文 / 簡體中文 |
インド: | English / 日本語 |
インドネシア: | English |
韓国: | English / 日本語 / 한국어 |
マレーシア: | English |
フィリピン(DTSI): | English |
シンガポール: | English / 日本語 |
台湾: | English / 日本語 / 繁体中文 |
タイ: | English / 日本語 |
ベトナム: | English / 日本語 |
インターネット回線を利用してオンラインでビデオ通話をすることは、友人間や家族間では当たり前になりつつあります。最近では、人事採用においても、オンライン面接を導入する企業が増えてきました。
ここでは、オンライン面接を行うことで得られるメリットや、実施する際の注意点についてご紹介します。
これまで、日本の多くの企業では、会社説明会や入社試験、面接といった採用業務をすべて対面で行ってきました。求職者はあちこちの企業や説明会会場、面接会場などに足を運び、靴底をすり減らして採用を勝ち取るのが当たり前だったのです。
しかし、例えば海外で働きたいと考えている求職者は、気軽に現地へ足を運ぶことはできません。そこで役立つのが、ウェブ上で面接を行うオンライン面接です。
オンライン面接であれば、まずは電話やビデオ会議を介して選考を行い、入社が決定してから現地へ行くことが可能となります。このような手法は、日系法人が現地採用を行うケースでも比較的よく見られます。最近では、日本国内の企業に就職する場合でも、オンライン面接を利用するケースが増えてきました。
オンライン面接は、企業にとっても求職者にとってもメリットのある手法です。企業が得られるオンライン面接のメリットとしては、次の3点が挙げられます。
オンライン面接を行うことで、より多くの求職者からの応募が見込めます。「就職が決まれば地元を離れてもいい」と考えている求職者からの応募も期待できるため、応募者数が伸び悩んでいる企業にとっては大きなメリットとなります。
少子高齢化が進む中で、優秀な人材を獲得することは企業にとって重要なミッションとなっています。オンライン面接を取り入れることで、これまで対象にならなかった人材と出会える可能性も高まるでしょう。
また、別の企業に就業中の人を中途採用するというケースでも、オンライン面接が役立ちます。すでに仕事に就いている場合、面接のために頻繁に休みを取るのが難しい場合も多いでしょう。そのような場合に、オンライン面接を行うことができれば、スムーズに選考を進めることができるのです。
面接を社外で行う場合、そのための会場を押さえる必要があります。また、遠方の求職者を獲得するために人事担当者が出張して面接を行う場合は、それだけコストや時間、担当者の負担も増してしまいます。
一方、オンライン面接は社内で行うことがほとんどです。企業にとって、採用コストや労力の削減につながる手法といえるでしょう。
面接を行う際、担当者は求職者の受け答えや情報を逐一メモにとることになります。しかし、面接内容を完全に記録することはできないため、最終的には記憶や印象が頼りになってしまうこともあるでしょう。
一方、オンライン面接では、面接時の録画を後々の選考に役立てることができます。その場にいなかった担当者に意見を聞くこともできるため、選考の精度を上げることも可能です。
ただし、録画が残ることに抵抗を感じる求職者がいる可能性もありますから、事前に使用目的と情報管理について説明をしておくといいでしょう。
求職者にとってのオンライン面接のメリットも、企業にとってのメリットとほぼ同様です。
オンライン面接をすることで、時間と交通費をかけて現地まで行く必要がなくなりますし、就職活動のために都市部にホテルを取って滞在するといったことも不要です。
多くの企業担当者とより気軽に面接を行うことができるようになることで、自分に合う企業と出会える可能性も高まるでしょう。
また、オンラインでの面接は、自分の部屋など、慣れた場所で行うことができます。知らない場所に行き話をするよりも、リラックスして臨めることから、本来の自分をアピールしやすくなります。
ここからは、オンライン面接を行う際の注意点についてご紹介します。
オンライン面接は、社内の機密情報が背景に映り込んでしまったり、電話の声が聞こえてしまったりするといった可能性をはらんでいます。このような事態を防ぐためにも、オンライン面接は外からの音が聞こえにくい会議室などを利用して行いましょう。また、メモを取る場合は必ず、ペンで。キーボードで打ったほうが効率的かもしれませんがしっかりキーボードの音が入ってしまいます。オンライン面接中にチャットで仕事の社内連絡をとりあうのも同じ理由でおすすめできません。オンライン面接中は利用しているオンライン会議以外のアプリ以外は基本閉じておいてください。たとえば、メールを立ち上げていると新着メールを知らせるメッセージが到着時に出ますが、画面共有したりしているとそうしたものも相手側にみえてしまうことがあります。
オンライン面接では、求職者側からも録画ツールを入れていたりすると録画が可能となる場合があります。また画面キャプチャーも簡単にとられてしまいます。後々トラブルが生じないようにするためにも、面接官は言動や身だしなみに特に注意する必要があります。また、つい相手がうつるPC画面を見てしまいがちですが、ポイントは画面ではなくカメラの位置に目線をあわせることです。PCとカメラの位置によっては、画面をみていると上から見下ろすような“上から目線”になってしまうので、ふだんからオンライン会議を使いこなし、同僚からのフィードバックを受けてご自身の“ベストショット”でオンライン面接の場に登場できるようにしてください。求職者からどのように見えるかを意識して面接を行うことが大切です。
オンライン上でのやりとりは、たとえ表情や仕草が見えていたとしても、細かいニュアンスをくみ取りにくいのが難点です。求職者の発言を理解するよう努めるのはもちろんのこと、面接官は論理的で伝わりやすい話し方をするよう心掛けることが大切です。
また、面接官には、質問と回答がぶつ切りにならないような工夫が求められます。求職者を正しく理解するためにも、会話のキャッチボールを意識しましょう。求職者の方に話してもらう時間を少なくとも何分設ける等の事前ルールを決めておくのも一考です。
オンライン面接は、ただやみくもに導入すればいいというものではありません。最後に、オンライン面接導入効果をより高められるコツについてご紹介します。
オンライン面接を行う際、自宅だと適切な場所がなかったり、通信環境が整っていなかったりする求職者もいるでしょう。そのような場合におすすめなのが、支社など最寄りの地方拠点まで求職者に来てもらい、会議室などで本社の採用担当者とオンライン面接を行う方法です。
この方法なら、地方拠点の担当者が、求職者と直接顔を合わせることができます。また、企業でテレビ会議システムを導入している場合、安定した回線で面接を実施できるため、通信環境の心配もありません。
コストをかけずに、効率良く採用活動を行えるのがオンライン面接の利点ですが、あまりに多くの応募があると、選考に時間を取られてしまうこともあります。事前に動画で自己PRを作成してもらい、動画選考を行うことで、ある程度応募者を絞り込んだ上で面接を進めることができます。
オンライン面接中に操作ミスで思わず切断してしまったり、ふだんとちがう環境で設営したらインターネット環境が不安定だった等のトラブルはありえることです。まず、社内で事前研修を行い操作に習熟してください。当日の事前テストも必ず実施し、またトラブル時の対応策や連絡手段を予め取り決めておくとよいでしょう。まだ、面接者の方ともトラブル時の段取りを事前に共有しておけば安心ですね。
オンライン面接を導入し、求職者にPRすることで、より多くの人材と出会うきっかけが生まれます。
エリアの制限を受けずに手軽に面接を行えるため、人材不足に悩んでいる企業や、効率良く優秀な人材を獲得したいと考えている企業は、オンライン面接の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
このページのトップへ