課題1:サブスクリプションビジネスの将来性を知り、投資リスクを最小化したい
解決策:市場規模予測を把握する
国内BtoCサブスクリプション市場規模は、2020年で8,000億円となっており、上記に含まれないBtoBの領域を加えると、国内サブスクリプション市場は2024年時点で50兆円になると見込んでいます※。
国内市場が急伸する一方、動画や音楽配信などのデジタルコンテンツ分野や、食品・化粧品類の定期宅配サービス分野以外は、まだまだ小規模な分野が多いことも事実です。見方を変えれば、サブスクリプションビジネスの課題をクリアにして新規参入すれば、収益拡大のチャンスが十分見込まれる魅力的な市場と言えるのではないでしょうか。
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解決策:契約や請求業務が管理できるシステムを導入してコストを抑える
サブスクリプションビジネスへの参入にあたり、従来の商品やサービスの契約や請求処理を「売り切りタイプ」から「継続的な課金タイプ」に移行する必要があります。移行には大規模なシステム投資や業務プロセス変更が必要になるため、いかにコストや稼働を抑えるか工夫することも重要でしょう。あらかじめパッケージ化されたサブスクリプションのシステムを導入することで、ゼロからスクラッチで開発するよりも初期コストや開発に要する時間を抑えることができます。さらに運用の大部分を自動化できるため、無駄な稼働や人件費を抑える効果もあります。
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課題2:サブスクリプション事業収益の黒字化に向け「見える化」を図りたい
解決策:KPI(重要業績評価指標)を設定して、分析する
サブスクリプションビジネスでは、事業の「成長性」「効率性」「顧客ロイヤルティ」の3つの観点で運営を続けていくことが非常に重要です。明確なKPIを設定して見える化を図り、分析することで収益の黒字化を目指す必要があります。特に重要な5つのKPIを紹介します。
「ARR」(Annual Recurring Revenue)は年間経常収益と呼ばれるもので、毎年決まって得られる年間の収益や売上を指し、初期費用やコンサルティング費用などの一時的に発生する収入は除外して算出します。「NRR」(Net Revenue Retention)は売上継続率、対象月の売上から数値を算出することで翌年の同時期、どの程度の売上規模になっているのかを把握する指標です。ともにサブスクリプションビジネスの成長性を測るKPIとなります。
「CAC」(Customer Acquisition Cost)は顧客獲得コスト、つまり広告やマーケティング、販売など顧客を獲得するためにかかった経費全般を指します。「Payback Period」は顧客獲得コスト回収期間、利益を上げてCACを回収するまでにかかる期間のことです。これらはサブスクリプションビジネスの効率性を測るKPIとなります。
「LTV」(Life Time Value)は顧客生涯価値というもので、顧客から生涯にわたり得られる利益です。自社製品・サービスの契約から解約まで、合算でどのくらいの利益をもたらしてくれるのかを示す値です。サブスクリプションビジネスの顧客ロイヤルティを測るKPIの1つです。
これらのKPIを設定、見える化して分析することが、収益を黒字化するポイントになります。
解決策:戦略的なプライシングをする
プライシングとは、製品やサービスの取引価格を決めることを意味し、目標利益率の達成、市場でのシェア拡大、競合企業への対抗などを考慮して行う必要があります。収益の黒字化や売上を拡大する重要な要素となるため、原価などを基準とする機械的なプロセスのみならず、さまざまな観点からの戦略的なプライシングを行うべきでしょう。
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