事業者側:サブスクリプションビジネスのメリット

継続的に売上を得られる、将来の利益を試算できる
一度、契約が成立すれば解約されない限り売上が継続するため、利用者×単価で売上の試算が行いやすくなります。売り切りの商品のように、新商品を開発するたびに過去の実績、見込み客数などで売上を予測する必要はありません。もちろん新規獲得、解約阻止などの施策は必要です。
ユーザーの利用状況を把握し、継続的なサービス改善ができる
ユーザーの利用履歴を蓄積できるため、データを分析・活用することで、継続的なサービス改善が可能です。これにより既存ユーザーの満足度を高めて解約率を抑えることに加え、より広い範囲の新規ユーザーを呼び込む効果も期待できます。
国内市場規模は拡大傾向、業績拡大のチャンスがある
国内BtoCサブスクリプション市場規模は、2020年で8,000億円となっており、上記に含まれないBtoBの領域を加えると、国内サブスクリプション市場は2024年時点で50兆円になると見込んでいます※。
- 弊社独自の算出方法により予想
業界や業種、デジタルやアナログ問わず新規参入しやすい
一般的なサブスクリプションビジネスはデジタルコンテンツを配信するイメージがありますが、自社が保有する既存の商品やサービスでもさまざまなかたちで組み込むことが可能です。既存の遊休資産をうまく活用できれば、より簡単、短期間にサービス化が図れます。さらに、既存の自社商品やサービスを利用する顧客を取り込むことも可能です。
初期費用を抑えられるため新規ユーザーを獲得しやすい
定額の課金体制により初期費用を抑えられるためサービスを気軽に試せるようになり、新規ユーザーを獲得するチャンスが広がります。たとえば購入すれば数万円の商品を月々数百円で利用できれば、導入障壁を大幅に下げることができます。このように所有から利用の切り替えにより、売り切り型のころより収益を大幅に向上するケースが増えています。