PROJECT07

2019.11.28

自分の感性をもとに「意味のある」サービスアイデアを創出するためのワークショップ


10月24日の第3回セミナー”アート×ビジネス~役に立つだけのものから、意味のあるものへ”では、役に立つものがコモディティ化している世の中で、サービスに「意味」が求められていることを取り上げ、「意味」を加えることでサービスの価値を高めてきた企業(WILLER GROUP、株式会社カネカ、セイコーウオッチ株式会社、キリンビール株式会社)のキーマンに、「意味」を加える過程や社内外に生じた軋轢をどう克服したのかについてお話いただきました。
講演から得た“気づき”を熱いうちに打てとばかりに会員の有志が集まり、会員それぞれの感性で「意味」のあるビジネスアイデアを創出するワークショップを行いました。

“なぜ「意味」を深く考えるのか”

7月18日の第2回セミナーでは、アート思考をテーマにセミナーを開催し、 パブリックスピーカーの山口周氏マツダのデザイン ブランドスタイル執行役員の前田育男氏から、アート視点でのビジネス検討がいかに重要かについてお話いただきました。
続く第3回セミナーでも「意味のあるもの」を提供している実践企業のお話を聞き、2回連続で「意味のあるもの」について考えてきました。
とは言え、「意味のある」新しいビジネスをどうやって考えていけばいいのか、一人ひとりが考えても悩みが深まるばかりです。そんな悩みを抱える会員有志が集まり、みんなで「意味のある」アイデアの発想法を考えるのがこのワークショップでした。
以下、ワークショップのプログラム順に紹介します。

1. オープニング

C4BASE 事務局の戸松、中川のオープニングトークによりワークショップが始まりました。
今回は、「意味のあるもの」を発想するには、「個人の感性」を知る必要があるということに着目し、参加者それぞれが自分の感性を知り、それを参加者間で共有することをアイデア発想の起点とするユニークな手法と取っていきます。

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2. テーマ発表

今回は、具体的なアイデアの落とし込みまで行うことを目標としたため、アイデア検討の時間を多く確保し、チームメンバーから様々な意見を取り入れたものにしたいという思いがありました。
そのため、なるべくチーム毎にテーマが定まっていたほうが良いと考え、テーマを事前に3つ決め、参加者には興味があるテーマに参加してもらう形式にしました。

テーマ1 昼のスリープマネジメント
海外ではお昼寝による生産性向上が実証されており、Google社、NIKE社などではお昼時間の仮眠と快適なスペースを提供されています。日本でも今後流行する可能性を感じています。

テーマ2 フードツーリズム
外国人観光客が日本に訪れる理由の一つに「食」があり、食を目的とした旅行を「フードツーリズム」と呼んでいます。政府が打ち出している2030年の観光立国に向けて、日本が海外にアピールするポイントとして議論を深堀りしました。

テーマ3 スポーツネットワーク
インターネットでのプロスポーツ観戦が主流になってきた現在、競技人口が圧倒的に多いアマチュアスポーツで今後より多くのビジネス化が進んでいくと思われます。

3. 自己紹介

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4. センスメイキング

今回のワークショップの根底にある、個人の感性(興味・関心)を知るために、ビジュアルカードを活用しました。
カードは5つのカテゴリごとにわけており、それぞれ直感的に「like」「dislike」「maybe」に分けていきました。
そのあと、代表的なカードを選び、「like」「dislike」「maybe」それぞれ言語化を行いました。普段、直感的に好き・嫌いを判断していた方も、ここで何が好きで嫌いなのか個人の感性を知ることができたと思います。

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5. テーマについて自分自身が感じることの共有

テーマごとに、選択したテーマに関連して身の回りでどのような動きがあるのかをチーム内に共有してもらいました。
多種多様な業界の方が集まったため、普段知りえない情報も飛び交い、刺激がありました。を受けあうことができたのではないでしょうか。
新たな気付きから、”そういえば”と自分の記憶を手繰り、また違った視点が出てできた方も多かったように思えます。

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6. パーソナルアイディエーション

チーム内での情報共有をもとに、どんなビジネスがあれば良いのかまずは個人で考えました。実現性は一旦考えず、”あったら良いな”というアイデアをたくさん出しました。

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7. チーム内でアイデアを発表・共有

次に、パーソナルアイディエーションで出てきたアイデアをチーム内で共有しました。チームメンバーからの共感や、アイデア同士を組み合わせることでもっと楽しいアイデアになるのではないかなど、どんどんアイデアが発散していくので、時間が足らなくなるほど白熱しました。

8. チームアイディエーション

チーム内での共有を終えた後、今度はチームで1つのサービス案に収束させました。
どのチームもテーマに対する一人ひとりの思いは近しく、1つのアイデアにまとめるのは楽しい時間となりました。
ここではサービスの完成形を作るというよりは、コンセプト及び概要を決めていく段階です。

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9. ビジネスフレームへ落とし込み

チームアイディエーションしたものにより現実味を出していく工程を加えなければ意味がありません。
“誰に”、”何を”、”どうやって”提供するのかなど、ビジネス化に必要なことをフレームワークに落とし込みを図っていきました。

10. プレゼンテーション準備

みんなでまとめたアイデアは、それを使うであろう顧客にその「意味」が伝わらなければなりません。
C4BASEワークショップでは、ビジネスアイデアを利用する人(想定顧客)に「意味」が伝わるようビジュアルで表現することに拘りました。
さらに、そのビジュアルを使いながら、テレビCMあるいはプロモーションビデオのナレーションのような形でプレゼンを行います。
ビジュアル化は、普段あまり接することのないビジュアルアーティストの力を借りたため、参加者それぞれがどんな伝え方がふさわしいのかを考えること大切だと気づくきっかけにもなりました。

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11. プレゼンテーション

ワークショップの集大成として、みんなで考えたアイデアをそれぞれ発表しました。
想定顧客である他のチームからは鋭い質問や改善ポイントが発せられ、そのビジネスアイデアの「意味」が伝わっているかの確認となったり、アイデア立案当事者が見えていなかった課題が明らかになったりとアイデアをブラッシュアップすべきポイントが見つかりました。

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今回のワークショップで出たアイデアは2月18日のC4BASE第4回セミナーにおいて何らかの形でお披露目をしたいと考えています。C4BASEでは、このように会員企業が複数集まったワークショップを定期的に行っております。 お楽しみに!!

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