豊かな自然に恵まれた黒島は西海国立公園・九十九島のひとつ。島の中央部にある黒島天主堂を含む黒島集落は、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産のひとつとして、世界文化遺産に登録されている。その黒島の魅力を国内外に発信する黒島観光協会は「ドコモおくダケWi-Fi」を導入し、観光事業による地域の発展をめざしている。
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導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
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1 | 観光客に利用していただく公衆Wi-Fiサービスを整備したかったが、光回線が通っていないので公衆Wi-Fiには適していなかった。 | 1 | 「ドコモおくダケWi-Fi」はLTEを利用しているので、公衆Wi-Fi環境が簡単に構築できた。観光客など多くのみなさまに好評。 |
2 | 公衆Wi-Fiに適した回線の開設を検討したが、導入費用がかかりすぎるため実施には至っていなかった。 | 2 | 「ドコモおくダケWi-Fi」は初期費用が不要で、年間費用も安い。通信量の上限がなく、保守費用などもかからないのでコストが増えない。 |
3 | 黒島観光のメインスポット・黒島天主堂にも公衆Wi-Fiを整備したかったが、配線工事で壁などを傷つけたくなかった。 | 3 | 電源の確保だけで利用できるので、配線工事が不要。国の重要文化財である黒島天主堂からもスムーズに設置許可をいただいた。 |
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お客さまの声
【導入のきっかけ】
公衆Wi-Fiサービスを整備して観光客の満足度を向上したい
黒島観光協会では黒島に訪れる観光客のみなさまに、通信容量を気にせず使える公衆Wi-Fiサービスを利用していただき、黒島観光の満足度を向上しようと考えました。ですが、黒島の通信環境は光回線が通っていないので、公衆Wi-Fiには適していませんでした。
公衆Wi-Fiに適した回線の開設を検討しましたが、導入費用がかかりすぎるという理由で実施には至りませんでした。
また、公衆Wi-Fiサービスは黒島観光協会の窓口である黒島ウェルカムハウスだけでなく、黒島観光のメインスポットである黒島天主堂の付近でも使えるようにしたいと考えていました。しかし、歴史ある黒島天主堂の壁などを配線工事で傷つけることはできませんので、何かよい方法はないかと悩んでいました。
【導入効果】
フェリー待ちの観光客が撮影した写真をSNSにアップ 黒島の魅力が多くの人の目に
導入した「ドコモおくダケWi-Fi」はアクセスポイントという機器の電源を確保するだけで設置ができました。携帯電話の回線・LTEを使用しているということでしたので、通信速度が遅いのではないかと心配しましたが、試してみたら速いので驚きました。工事費がかからず、ランニングコストも安いので、希望どおり黒島観光協会の窓口・黒島ウェルカムハウスと黒島天主堂に設置することができました。「ドコモおくダケWi-Fi」は配線工事が不要ですので、国の重要文化財に指定されている黒島天主堂からもスムーズに許可がおりました。
観光客のみなさまにはご満足いただけているようで、多くの方は帰りのフェリーを待つ間に、黒島で撮影した写真をSNSにアップしていらっしゃいます。黒島観光協会としては、その写真がより多くの方の目にとまり、黒島の魅力の訴求につながってほしいと期待しています。
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導入システム
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導入サービス
NPO法人黒島観光協会さま
業種 | 公共機関 |
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エリア | 九州・沖縄 |
従業員数 | 1名~50名 |
事業概要
佐世保港からフェリーで約50分の位置にある黒島は人口約500名、広さ約4.6km²の島。2014年に設立されたNPO法人黒島観光協会は、観光事業の創出・観光客の誘致などに努めるとともに、特産品の販売や電動アシスト自転車の貸し出しも行っている。
※ 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。
※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。