
広島市と広島県東部地域を結ぶ高速乗合バス4路線は、予約なしで気軽に利用できる便利な交通機関。ゆったりと座って移動できることから、時間に余裕がある学生などの利用が多い。広島交通や中国バスなど5つのバス会社が共同運行している。
この高速乗合バスでの移動をより快適にするため、共同運行各社はバス車内をWi-Fiエリア化する「ドコモおくダケWi-Fi」を一斉導入した。手軽にWi-Fi接続ができるようになり、利用する乗客からはバス車内でインターネットの動画などを楽しめると喜ばれている。
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導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
---|---|---|---|
1 | 高速乗合バスを利用する乗客の満足度を向上させるために、バス車内にWi-Fi環境を整備して快適な移動時間を過ごせるようにしたかった。 | 1 | 「ドコモおくダケWi-Fi」はキャリアフリーなので、利用できるキャリアが限定されない。 多くの乗客がインターネットの動画などを見て、バスでの移動時間を快適に過ごしている。 |
2 | 高速乗合バスは山間部の高速道路も走るので、山間部でも通信が安定しているWi-Fi環境を整備したかった。 | 2 | 「ドコモおくダケWi-Fi」はドコモのLTE回線を利用しているので、 通信エリアが広く、山間部の高速道路でも通信が安定している。 |
3 | バスの車内に設置するので、乗務員にも乗客にも邪魔にならない小さなWi-Fi機器を導入したかった。 | 3 | LTE回線を利用している「ドコモおくダケWi-Fi」は回線工事が不要。 コンセントを電源にさすだけのコンパクトな設計なので、バス車内に設置しても邪魔にならない。 |
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お客さまの声
【導入のきっかけ】
バス車内にWi-Fi環境を整備して乗客の満足度を向上させたい、車内に設置しても邪魔にならないWi-Fiシステムを導入したい

高速乗合バスは利用の多い学生のほかに、海外の国々の方も利用しています。そのなかの多くの方はパソコンやタブレットなどを持ち歩いていて、車内で使っている光景をよく目にしていました。そこで広島交通としては、Wi-Fi環境を整備すれば、乗客の満足度向上につながると考え、共同運行各社にWi-Fi環境の一斉整備を提案しました。一斉に整備したいと思ったのは、路線を往復したとき、行きと帰りが違うバス会社の車両だったとしても、同じようにWi-Fiが使えることが乗客の満足度を向上させるには重要だと考えたからです。
共同運行会社すべてがWi-Fi環境の整備に賛同してくれましたので、導入するWi-Fiシステムの選定をはじめました。選定のポイントとしたのは、車内に設置しても邪魔にならないこと、利用できるキャリアが限定されないこと、山間部の高速道路を走っているときでも通信が安定していること、この3つでした。
【導入効果】
多くの乗客がWi-Fiを利用。移動時間を快適に過ごしている。接続すると会社のバナーが表示されるので宣伝効果が高い

「ドコモおくダケWi-Fi」を選んだ一番大きな理由は、山間部でも通信が抜群に安定していることです。しかも、回線工事が不要で、コンセントを電源にさすだけのコンパクトな設計なので邪魔になりません。「フリーWi-Fi」という表示を見た乗客は、車内に用意してある利用マニュアルを参照し、パソコンなどを「ドコモおくダケWi-Fi」に接続しています。利用できるキャリアが限定されない上に、接続方法も簡単なので多くの乗客がインターネットの動画などを楽しみ、高速乗合バスでの移動時間を快適に過ごしていらっしゃいます。
チケット売り場でも高速乗合バスのチケットを購入する方から「バス車内にフリーWi-Fiは整備されているか」と尋ねられることが多いです。ニーズに応えられるようになってよかったと思っています。
「ドコモおくダケWi-Fi」は接続すると、乗車しているバスを運行している会社のバナーが出てきます。クリックしていただくとお得なサービスなどを掲載しているサイトに移動しますので宣伝効果が高く、リピーターの増加につながるだろうと期待しています。
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導入システム

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導入サービス
広島交通株式会社さま、株式会社中国バスさま
業種 | 運輸 |
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エリア | 中国 |
従業員数 | 301名~1,000名 |
事業概要
広島市内の路線バスや広島空港へのリムジンバスなどを運行する広島交通。広島県東部を中心に路線バスや高速バスを運行している中国バス。その両社と鞆鉄道、本四バス開発、因の島運輸、計5社が高速乗合バス4路線を共同運行している。
※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。