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NTTコミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス本部 データプラットフォームサービス部 サービスクリエイション部門 主査 青砥 正英氏

NTTコミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス本部
データプラットフォームサービス部
サービスクリエイション部門 主査

青砥 正英氏

「ビル全体もIoTセンサーを活用して可視化したいといった場合でも、同じThings Cloud®を基盤として使えるため、コストを抑えてIoTの利用範囲を拡大することができます」

NTTコミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス本部 データプラットフォームサービス部 サービスクリエイション部門 磯和 七海氏

NTTコミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス本部
データプラットフォームサービス部
サービスクリエイション部門

磯和 七海氏

「ガレージのカフェテリアの冷蔵庫に温度センサーを取り付け、そこから出力されるデータをThings Cloud®で遠隔監視するというソリューションも導入しました」

 

課題

従業員を悩ませていた会議室の空き予約
交流スペースとトイレの混雑

2019年1月、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、東京都千代田区内幸町のNTT日比谷ビルから大手町プレイス ウエストタワーへと本社を移転した。新オフィスでは、コミュニケーションを活性化すべく、オープンオフィス化が推進された。

同ビルの28階には、部門や社内外の枠を越えて共創・共感するための場として、「ガレージ」と呼ばれる交流ラウンジも設けられている。最大700名を収容できるガレージには、多くの椅子やテーブルが配置されているほか、コンビニエンスストアやコーヒーカウンターがあり、ランチや休憩、ちょっとした打ち合わせを行うためのスペースとして活用されている。またキックオフやセミナー、プレゼンテーションなどを行うことができる「アリーナ」もあり、ここで社外の人を含めたイベントが行われることも多い。

移転にあたり、NTT Comは、従来のオフィスで多くの従業員を悩ませていた、「会議室が埋まっていて、なかなか予約ができない」という問題に正面から取り組むことにした。大きな原因の1つとして、実際に使うかどうかは分からないが、ひとまず会議室を予約して抑えておく、いわゆる「空予約」があった。それだけではない。会議が延びることを想定し、実際の時間よりも長めに会議室を予約するケースも後を絶たなかった。

いずれも円滑に会議を行うためには、仕方ない面もあるだろう。しかし、会議室が不要になっても予約変更が行われず、システム上では会議室が埋まっているのに、実際に見に行ってみると誰もいないといった明らかに無駄な状況が発生していた。

前述したガレージの利用状況の可視化についても、検討されていた。ガレージには多くの席が用意されているが、ランチ時などに従業員が集中すれば席が空くまで待つことになる。それが、自席で利用状況をチェックできれば、待たずに済むようにガレージに行くタイミングを調整でき、時間の無駄を省けると考えたのだ。

さらにもう1つ、議論となった場所がある。それが「トイレ」だ。大手町プレイス ウエストタワーはフロアの端にトイレがあり、席の場所によっては少し歩く必要がある。もしトイレの個室がすべて埋まっていた場合、別のフロアのトイレに向かうことが考えられる。そうするといったんエレベーターがある場所まで引き返さなければならず、大きなストレスになる。ガレージと同様に各フロアのトイレの利用状況が分かれば、個室が空いているフロアにスムーズに向かえるだろう。

こうしたオフィスの課題を解決するために、NTT Comで検討したのがIoTソリューションだった。

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対策

IoTにより会議室やガレージ、
トイレの利用状況を可視化

NTT Comは、IoTに必要な機能およびプロセスをノンプログラミングで簡単に利用することができるIoTプラットフォーム「Things Cloud®」を提供している。デバイスの管理や制御、リアルタイム分析、データの可視化、ユーザー管理、アラートの制御などの仕組みをワンストップで提供するクラウドサービスであり、迅速なIoT導入が可能だ。

このThings Cloud®の仕組みを利用し、会議室の利用状況を可視化するソリューションとしてNTT Comで提供しているのが「Akidoko?® For Room」である。会議室の天井に設置した人感センサーで人の有無を検知し、その情報をIoTゲートウェイを介してThings Cloud®に送信することができる。

NTT Comの青砥正英氏は、今回のシステムについて次のように説明した。

「Akidoko?® For Roomと、株式会社イトーキの会議室予約表示システム『Conferio』、そして会議室の予約に利用している『Microsoft Exchange』を連携し、予約されているにもかかわらず、誰にも入出していない場合には空予約であると判断し、自動的に予約がキャンセルする仕組みを整えました。また、設計・構築・運用にあたってはNTTコムソリューションズと連携して実現しました。」

ガレージの空席状況の確認には、同様に人感センサーを用いる「Akidoko?®」が使われている。Akidoko?® For Roomでは部屋全体の人の有無を検知するセンサーが使われているが、こちらはテーブル下に設置するセンサーを用い、席ごとに利用状況を検知する。その結果がIoTゲートウェイを通じてThings Cloud®に送信され、ガレージの空き状況を知ることができるのだ。

なおAkidoko?® For RoomとAkidoko?®は、どちらもセンサーに「EnOcean」と呼ばれる無線通信技術が使われている。これは、ごくわずかな電力で無線通信を実現するもの。NTT Comの磯和 七海氏は、「IoTで多くのセンサーを利用すると、電池切れへの対応だけでも相当な負担が生じます。しかし、EnOceanの技術を使ったAkidoko?® For RoomおよびAkidoko?®で使われているセンサーは、10年程度は電池交換なしでも使えるため、運用面での利便性も高いものになっています」と述べる。

トイレの使用状況の可視化に使われたのは「TIoT®」と呼ばれるIoTソリューションだ。こちらもThings Cloudの仕組みを利用しており、ドアに取り付けられたマグネットセンサーで利用状況を把握し、その結果をThings Cloud®に送信する。各個室には警告ランプが取り付けられており、滞在時間が20分を越えるとThings Cloud®が警告ランプを点灯、さらに30分が経つとビル管理者へ通知する仕組みとなっている。

1 Akidoko?® For Room概念図

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効果

会議室の利用効率が大幅に向上
ガレージの混雑会話を実現に成功

Akidoko?® For Roomの導入により、会議室を使いたいのに空いていないといった状況は大きく改善されることになった。誰も使っていなければ自動的にキャンセルされるため、会議室の空き時間が大幅に増えた。

Akidoko?®でガレージの利用状況を可視化する仕組みも好評だ。パソコンやスマートフォンで空席状況を把握できるため、混雑するエリアや時間帯を避けて利用するなど、状況に応じて判断することができるためだ。さらにNTT Comは、Akidoko?®で取得したデータをガレージ入り口の大型ディスプレイにも表示している。これを見ればどこの席が空いているのかが分かるため、空席を求めてガレージを歩き回る必要がなく便利だという。

トイレの個室状況を可視化するTIoT®の導入効果として、青砥氏が語ったのは利用時間の短縮と急病人の早期発見だ。

「トイレの個室に20分滞在すると警告ランプを点灯するようにしたところ、それ以前は警告数が500件に達していましたが、導入後は93件と80%以上も削減することができました。また個室内の急病人をいち早く検知できることも大きなメリットです」

Akidoko?®やAkidoko?® For Roomで使われているIoTプラットフォームそのものの利点として、青砥氏が強調したのはその汎用性だ。

「Things Cloud®を導入していただければ、オフィスの可視化以外にもさまざまなソリューションを追加で導入していただくことができます。たとえばオフィスだけでなく、ビル全体もIoTセンサーを活用して可視化したいなどといった場合でも、同じThings Cloud®を基盤として使えるため、コスト負担を抑えてIoTの利用範囲を拡大し、オフィスのスマート化に取り組むことが可能です。こうした汎用性の高さは、Things Cloud®の大きな利点です」

実際NTT Comでは、ガレージにあるカフェテリアの冷蔵庫の温度管理でもThings Cloud®を活用している。食品衛生管理の国際規格として「HACCP」(Hazard Analysis and Critical Control Point)があり、日本では2020年6月から義務化されることが決まった。このHACCPでは、食品を保管する冷蔵庫の温度管理についても厳しい基準が設けられている。その対応におけるソリューションのメリットについて、磯和氏は次のように語る。

「今回、ガレージのカフェテリアの冷蔵庫に温度センサーを取り付け、そこから出力されるデータをThings Cloud®で遠隔監視するというソリューションを導入しました。人がいない深夜帯に冷蔵庫が故障して食品が劣化したなどといったことを把握することが可能です。これによって食品ロスを削減することができればSDGsの達成にも寄与できます。手書きで温度管理を行っている飲食店も少なくありませんが、このソリューションを活用すれば、人的リソースを別の用途に割り振ることが可能となり、業務の効率化にもつながると考えています」

IoTの適用領域は幅広く、今回の事例のようにオフィスの可視化に利用できるだけでなく、専用の車載器を用いた車両の運行管理の効率化や工場で使われている各種機械の異常検知、あるいはインフラ設備の遠隔監視など、幅広い領域で使われ始めている。NTT Comでは、こうした幅広い領域に対応するソリューションをThings Cloud®を軸に、システム構築・運用においてはIoTを含めたICTソリューションの高度な技術力、豊富な経験・実績を有するNTTコムソリューションズ株式会社と連携して展開し、さまざまなユーザーのニーズに応えていくとしている。

図2 Akidoko?®の概念図

図3 ユーザー向けUI(左がガレージの空席情報、右がトイレの空き情報)

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導入サービス

Things Cloud®

Things Cloud®では車、家、機械など遠隔にあるモノを管理するための可視性の高い制御プログラムを提供。

Things Cloud® について詳細を確認

Akidoko?® / Akidoko?® For Room

人感センサーを会議卓や会議室の天井に取り付けることで人の在・不在を検知し、会議卓の利用状況を可視化。

Akidoko?® / Akidoko?® For Room について詳細を確認

TIoT®

センサーをトイレ(個室)の各扉に取り付けることで扉の開閉状態を検知し、トイレの利用状況を可視化。

TIoT® について詳細を確認

NTTコミュニケーションズ株式会社

NTTコミュニケーションズ株式会社

事業概要
クラウド、ネットワーク、セキュリティ、コンサルティングの提供を通し、お客さまのグローバルビジネスをサポート。
拠点は世界60カ国/地域以上に広がっており、約23,000名のスタッフを配している。

URL
https://www.ntt.com


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