福井鋲螺株式会社さま

アプリを使ったウォーキングイベントで、社員の健康維持とコミュニケーション活性化を実現

ウォーキングイベントサポートパック by dヘルスケア for Biz

導入前・導入後の比較

導入前の課題 導入後の成果
1 コロナ禍の影響による社員の運動不足、コミュニケーション不足が課題だった。 1 「dヘルスケア for Biz」を使ってウォーキングイベントを実施。グループ対抗機能を用いて部署対抗にしたことで、部署内のチームワークが高まったほか、全社的なコミュニケーションの活性化にもつながった。
2 健康施策を実施しても、参加率・継続率が延び悩む不安があった。 2 「dヘルスケア for Biz」は、特別な機器を準備する必要はなく、普段使っているスマートフォンにアプリをインストールするだけでイベントをはじめることができ、加えて、ユーザー登録の苦手な人をサポートする体制を構築。地道な声かけも行ったところ、事前登録率89%を達成。21日以上継続して参加した人の割合も95%と、極めて高い結果に。

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コロナ禍による運動不足の解消とSDGsへの貢献を、ひとつのイベントで同時に実現

国内外に拠点をもつ精密部品メーカーの福井鋲螺は、働き方改革に力を入れたり、子育てサポート企業として「くるみん認定」を受けたりと、仕事と子育ての両立支援に力を注ぎながら、2021年4月には社内でSDGs事務局を立ち上げ、事業活動を通じてSDGsに貢献することを目的とした経営にも注力しています。
今回のdヘルスケアアプリを使ったウォーキングイベントは、社員の健康増進活動、健康への配慮を行うといった健康経営の観点とSDGsの達成に貢献するといった両軸の要素を含む社内活動として開催されました。

品質保証部、SDGs事務局責任者 佐孝宗浩さん

「SDGs事務局のメンバーで『SDGsの取組みとして、当社でどんなことができるか』と話し合っていたところ、総務部人事課、SDGs事務局のメンバー藤田から今回の提案がありました。メンバーも役員もみんなが賛同し、実施することになりました」(佐孝さん)

総務部人事課、SDGs事務局 藤田佳恵さん

「コロナ禍で在宅勤務に移行したことによる社員の運動不足が問題になっていました。なかには『トイレと部屋の往復くらいしかしない』という社員もいたくらいでした。加えて、毎年10月に全社でスポーツイベントを実施していたのですが、コロナの影響で多くの社員が一同に集まれる機会もなかったため、ここ2年ほどは実施できていませんでした。そこで今年は、10月の1カ月間でウォーキングイベントを開催してみたらどうだろうと考えたのです」(藤田さん)

さまざまなヘルスケアサービスがあるなか、スマートフォンアプリ「dヘルスケア」導入を決定したのは、「歩く」という年齢や性別にかかわらず、より多くの人に取り組んでもらえる運動であることに加えて、手軽さも大きかったという藤田さん。

「特別な機器を準備する必要はなく、普段使っているスマートフォンにアプリをインストールするだけでイベントをはじめることができます。また、歩数の記録だけでなく、個人や所属部署単位で仲間の歩数を見ることができるので、社員の健康増進とコミュニケーションの活性化を同時に行えるということもメリットだと思います」

「そのほかにも、事前に調べたところ社内ではドコモのスマートフォンを利用している人の割合が多く、多数の参加者が見込めそうであったことも決め手のひとつでした」(佐孝さん)

またSDGs活動の一環として実施する以上、社員の健康推進だけでなく、社会貢献にもつなげたいと考えた佐孝さん、藤田さんらSDGs事務局メンバーは歩数を金額に換算し、外部に寄付することも提案しました。

「最終的にはイベント期間中に全社員が歩いた距離の合計5万6,800kmを、1kmあたり10円で換算した56万8,000円を寄付金として、子供の未来へつながる取組として『福井県しあわせ基金』に寄付しました」(佐孝さん)

福井県しあわせ基金は、「全県民がしあわせに」の目標のもと、県民がお互いに助け合いの精神をもって、明るく豊かな生活を送れる社会をつくりあげることを目的として設立。県内の高齢者・障がい者・子ども等の支援を行っています。

このイベントがSDGs活動の一環であることの社内認知率は高く、事後に行ったアンケートでは、イベントに参加した理由・動機で「『SDGs活動』という会社全体の取組みの一環だったため」を選択した社員の割合が4割を超えるなど、SDGs事務局のねらいが、社員に十分伝わっていたことがわかります。

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未登録社員に積極的に声をかけ、参加率89%超えを達成

このように大成功を迎えた同社のウォーキングイベントですが、成功の裏にはSDGs事務局をはじめとした運営メンバーの地道な支えがあったのも事実です。最初の関門は、事前エントリー率を上げることでした。
イントラネットにイベントのリーフレットをアップしたり、さまざまな会議でアナウンスをしたり、事前告知は適宜行っていましたが、社内にはなかなか浸透していきませんでした。

「社内告知だけではイベントの認知にはつながらず、開始前のエントリー率は伸び悩んでいました」(藤田さん)

「原因を探ったところ、登録者数が伸びないのは関心がないからではなく、ユーザー登録のやり方がわからず、できていない社員が少なくないからだということが判明しました。そこで私たちSDGs事務局をはじめ、部署内で登録作業の得意な人が苦手な人をサポートするという、サポートチームの体制を社内でつくりました」(佐孝さん)

昼休みに社員食堂などで積極的に声かけをするなどして、コツコツ登録者数を増やしていったところ、イベント開始までのエントリー率は目標を上回る89%を達成しました。

「当初は社員のおおよそ半数、300人程度に参加してもらえればいいと思っていました。しかし社内での声がけなどが功を奏し、開始前にその目標を上回りました。また、参加している社員からのクチコミにより、イベント開始後にも新たに参加者が増えていった結果、357名が参加。高い参加率を達成できたのはうれしかったです」(藤田さん)

社長をはじめとした役員が積極的に参加していたことも、参加率・継続率の増加につながりました。

「工場を担当している役員がこのウォーキングイベントを気に入ってくれたようで、周囲に声を掛けながら積極的に参加してくれていました。そうした役員の参加に引っ張られて、参加率が高まっていったというのはあると思います」(佐孝さん)

21日以上、継続してイベントに参加した割合も95%を超えていました。参加した人のほとんどが続けていたという、非常に高い数字です。

継続率については、社長の影響もあったようです。

イベントに参加すると、ほかの参加者がどれだけ歩いているかのランキングを見ることができるのですが、ランキングは登録時に自分でつけたニックネームで表示されるため、実際は誰がどれだけ歩いているのかまではわかりません。

「社長だけはニックネームを『しゃちょう』と登録していたので、全社員がすぐに、社長の歩数がわかっていました。さらに、社長がたくさん歩いていたので、『社長がこれだけ歩いているのだから、私も歩かないとまずいな』という、いい意味の焦りを社員にもたらし、積極的な参加が促された一因だと考えています」(佐孝さん)

「そのほか参加賞や個人賞(上位と5位、10位などの飛び賞)だけでなく、部署対抗戦とし、各賞に景品を用意していたことも、参加や継続のモチベーションアップにつながったと思います」(藤田さん)

以前全社で開催するイベントは、開催日時に本社の福井に来なければ、参加することはできませんでした。しかしスマホアプリを使ってイベントを行えば、場所を選ばず日時を限定することなく全員が参加できたこともよかったと、藤田さんは言います。

ほかにも、全国に拠点を持つ同社ならではの特色が見えたのも興味深かったそうです。

「福井では車通勤が多いので、意識して歩くようにしないと歩数を増やすことができません。ですが、東京など公共交通機関を使うことが多い地域では、特に意識して歩かなくても必然的に歩数が多くなっていました。こうした生活環境の地域差が数値になって出たのもおもしろかったです」(藤田さん)

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社内コミュニケーションの活性化に加え、健康への意識も向上

こうしてdヘルスケアアプリを利用したウォーキングイベントは順調に進み、コロナ禍で生じた社員の運動不足も徐々に改善されていきました。なかには1カ月で4kgを減量したという社員もいたほか、コレステロールや血圧の異常で通院している社員に数値の改善が見られて、主治医からも驚かれたという声があったそうです。実施が10月という気候のよい時期だったことも手伝って、車通勤を徒歩通勤に変えたり、昼休みに会社の周辺を歩いたりしている人の姿も多く見られました。

運動不足解消効果だけでなく「想像を大いに上回るほど社員同士のコミュニケーションが活発になった」と佐孝さん、藤田さんは口をそろえます。

「たとえば、昼休みにランキングを見て社員同士、話をするなどコミュニケーションが明らかに増えていました。部署対抗にしたことで、部署内でのチームワークも強まったようです。さらに他部署や他営業所との業務連絡時にウォーキングという共通の話題で盛り上がったりもしていました」(佐孝さん)

「上位にランキングされているニックネームを見て『いつも長距離を歩いている、この人は誰だ?』とみんなで推理するなど、話題になることがたくさんあったようです」(藤田さん)

イベントに参加した社員へのアンケートでも、約7割が参加への満足を示し、約8割が健康への意識が向上したと答えていました。

アンケートにはそのほかにも約8割が「来年もぜひやってほしい」と答えており、イベントの導入に手応えを感じさせる声が社員からも役員からも聞かれ、佐孝さん、藤田さんが思わず顔をほころばせる場面も見られました。

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SDGsに関連し、進化したウォーキングイベントを今後も開催予定

SDGs事務局では現在、2022年度の基本計画を策定中。dヘルスケアアプリを使ったウォーキングイベントは、来年度も取り入れる予定だそうです。

「今後は歩数に応じた寄付に加えて、海のゴミを拾ったり、山で植樹をしたりといった環境配慮をより意識した行事も絡めて、SDGsへの貢献度もさらに高めていきたいと考えています」(佐孝さん)

加えて、来年度は総務部として「ふくい健康づくり実践事業所」の認定を受けることを目標にしています。「ふくい健康づくり実践事業所」は、働き世代の健康づくりを活性化することを目的に福井県が認定する制度です。まずこの認定を受け、将来的には経済産業省が行っている健康経営優良法人制度の認定を受けることを目指しています。

2022年度は、さらなる社員の健康推進とSDGsの実現、これを二本柱として進めていきたいとのことでした。

こうした同社の取組みは、健康経営とSDGs貢献のモデルのひとつとして、参考になる部分が大いにありそうです。

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導入サービス

ウォーキングイベントサポートパック by dヘルスケア for Biz

ヘルスケアアプリを使用して簡単にウォーキングイベントが開催できるサービスです。
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社員の健康意識の向上とコミュニケーションの活性化を達成します。

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福井鋲螺株式会社さま

目的 健康経営、社員満足向上、SDGs推進
業種 製造
従業員数 569名(2021年12月)

※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。


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