オフィスに取り残された「電話」はどうすればいい?

コロナ禍でリモートワーク、ハイブリッドワークへの移行が急速に進みました。これからもリモートワークを継続したい企業が9割を超えるという興味深い調査結果もあります。ニューノーマル時代で多様化した働き方を考慮すると、今後も継続、拡大の方向と考えて間違いないでしょう。

画像:9割の企業が今後もリモートワークを継続

SaaSなどを積極的に導入することで、比較的PCを活用する業務は在宅や外出先などからでもオフィスと同レベルの効率性は担保できます。一方で電話だけがオフィスに置き去りになるケースは少なくありません。これまでは代表や部署あてにかかってきた電話を内線で担当者に取り次ぐことが一般的で、取引先への連絡先、名刺情報などはオフィス内で管理されていました。会社貸与の端末を利用していたフィールドワーク、営業などを除き、在宅勤務や外出時といった状況では大半の従業員が個人端末を利用せざるを得なくなり、社内のコミュニケーション、業務効率に影響を与えているケースは少なくありません。

画像:「電話」が社内外に、良くない影響を与えている

なぜ、このような問題が起こっているのでしょうか。原因の一つとして考えられるのが、そもそも在宅、外出先を想定していない、オフィスに閉じた電話環境が構築されていることです。しかし、PBXの更改まで期間があるなどの理由で、すぐに手を入れられないという企業も多いのではないでしょうか。

ここで諦めてしまうのは早計です。すでにMicrosoft 365を導入済み、あるいは今後導入予定なら、Microsoft Teamsで電話をかけられることをご存じでしょうか。

画像:Microsoft365で電話をする方法がある

Microsoft 365に電話を集約すれば話が早い!

ビジネスに必要なさまざまなツールをMicrosoft 365に集約できる通話ソリューションは、NTT Comが提供する「Direct Calling for Microsoft Teams」です。Microsoft 365をフル活用することでメール、チャット、Web会議に加えてMicrosoft Teams経由での外線通話が可能です。オフィスと同等の電話環境を容易にロケーションフリーで利用できるようになるため、ハイブリッドワーク、フリーアドレスといった新しいワークスタイルにもすばやく、フレキシブルに対応できるようになります。

画像:Microsoft 365で外線通話が利用できる

さらに「Direct Calling for Microsoft Teams」は、クラウドサービスのためスピーディかつ低コストに導入できるメリットもあります。内線や外線の転送を行うPBXやビジネスフォンなどの設備・回線工事は不要で多様なワークスタイルに対応できます。最短5営業日で導入できる圧倒的なスピードも大きな魅力です。さらに1IDあたり税込月額330円から利用でき、スモールスタートも可能なため導入コストを最小限に抑えられます。最低利用期間の縛りもないため安心です。

画像:最短5営業日で導入、最低利用期間なし

050番号が従業員ごとに付与されるためリモートワーク、ハイブリッドワークへの対応はもちろん、組織変更などに伴う設定変更、工事も不要です。会社の固定番号と050番号の使い分けもでき、「Arcstar IP Voice」などのIP電話サービスと併用すればオフィスで利用中の番号で発着信が可能です*。万一、Microsoft Teamsに不具合が生じた際には、「Arcstar IP Voice」の番号であればオフィスの固定電話を継続して使えるため、BCP対策の強化も図れます。

  • 固定番号のご利用は、電話番号ポータビリティが可能な番号に限ります。また、「Arcstar IP Voice」の番号は、IP Voice番号通知機能により通知が可能です。

画像:オフィス番号と050番号を使い分けられる

自宅などからオフィスの電話番号で発着信できることに加え、「フリーダイヤル」「ナビダイヤル」の併用により全国統一の電話番号を相手先に通知することも可能です*。このため、オフィスのみならずコンタクトセンター、コールセンターにおけるオペレーターの在宅対応にも活用できます。

  • フリーダイヤルインテリジェントサービス/ナビダイヤルインテリジェントサービスでご利用中の番号に限ります。別途オプション機能(有料)のお申し込みが必要です。

画像:コンタクトセンターのテレワークにも対応できる

自宅、外出先でもオフィスと同レベルの電話が利用可能

それでは、最後にリモートワーク、ハイブリッドワークでオフィスの電話を使いたいときのケーススタディをいくつか解説します。「Direct Calling for Microsoft Teams」では050番号が従業員ごとに付与されますが、特定の取引先との発信ではオフィス番号を選択して通知できます。

画像:リモートワークでオフィスの電話番号を使いたい場合

「Direct Calling for Microsoft Teams」とIP電話サービスの併用により、オフィスにかかってきた電話を自宅などの050番号に転送できます。これにより、オフィスの電話番号しか把握していない取引先との連絡にもスムーズに対応できるようになるでしょう。

画像:リモートワークでオフィスの電話番号を使いたい場合

「Direct Calling for Microsoft Teams」では、所属部署に電話がかかってきた際にはオフィスワーク、リモートワーク環境の全所属メンバーの電話に転送する機能も無料で利用できます。

「Direct Calling for Microsoft Teams」には設定代行メニューも用意されているため、情シス不在といった人員不足の企業でもスムーズに導入できます。さらに、これからMicrosoft 365を導入予定のお客さまの導入支援はもちろん、DNSサービス、メール・セキュリティの強化など新たなワークスタイルに向けたサポートを実施します。オフィスに取り残された電話でお悩みなら、ぜひ、お問い合わせください。

3分でわかる解説動画でご紹介! テレワークにおいても社内コミュニケーションを活性化させたい 本記事の内容を3分程度の動画でわかりやすく解説した3本土動画コンテンツをご用意しています。

サービス案内

  • 「Microsoft Teams」で
    外線通話を実現

    Direct Calling for Microsoft Teamsは、NTTコミュニケーションズが提供する、Microsoft 365のコミュニケーションハブ「Microsoft Teams」から外線発信を実現するサービスです。さらにクラウド型Web電話帳「PHONE APPLI PEOPLE」との連携も実現することで、「Microsoft Teams」上からワンクリックで外線通話を可能にします。

    Direct Calling for Microsoft Teams

  • 法人向け高品質IP電話

    多彩なサービス上で利用できる、高品質・リーズナブルな法人向けIP電話サービスです。Arcstar Universal OneやOCNと組み合わせてご利用いただくことで、電話基本料の大幅な削減が可能です。※アクセスメニューは別途契約が必要です。

    Arcstar IP Voice

  • フリーダイヤル

    「フリーダイヤル」は多くの企業で使われている、通話料を着信側で負担するサービスです。フリーダイヤルの電話番号として広く認知されている「0120」から始まる6桁の専用番号が使えるほか、豊富なオプションサービスで受付業務の効率化が図れます。

    フリーダイヤル

  • ナビダイヤル

    「0570」+6桁の専用番号で着信できる、便利な電話サービスが「ナビダイヤル」です。1つの電話番号で全国受付が可能で、フリーダイヤルと同等の豊富なオプションサービスも利用できます。通話料金は発信側が負担、あるいは一部着信側が負担のいずれかを選択可能です。

    ナビダイヤル