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クラウドで進化する仮想化基盤 vol.1

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仮想化基盤-aaS-という新しい選択肢

多くの企業ITで、パブリッククラウドの利用が始まっています。パブリッククラウドの利点としては以下のような事が挙げられます。

  • すぐに使い始められるし、すぐにやめられる。
  • 使った分だけしか料金が発生しない。
  • 料金がとても良心的。

かつては複数の専門家が大変な手間をかけなければ準備できなかったコンピューティングリソースをまるで電話でもかけるように利用出来るようになった事は革命的な事です。

新しく作るアプリケーションの基盤として、まず第一に各種パブリッククラウドの利用を検討する事に大きな議論の余地はないでしょう。実際の所、これまでの急激なパブリッククラウドビジネスの拡大は、Netflix など新しいデジタルサービスプロバイダーによる利用の拡大に支えられてきました。

一方で、すでにこれまで長年に渡って投資をしてきたIT基盤を、パブリッククラウドの利点を取り入れながら、どのように進化させていくべきか、という事についてはまだまだプラクティスが確立しているとは言えません。

既存のIT資産の移行

長年投資と改修を続けてきたシステムの多くは最新のアプリケーションアーキテクチャを持っておらず、パブリッククラウドが想定するアプリケーション要件を満たす形でクラウドへ移行することは一筋縄ではいきません。

例えば、近頃のWebシステムではロードバランサー配下にステートレスなWebサーバーを複数配置するなど、システムの高可用性をアプリケーションのアーキテクチャで担保していますが、レガシーシステムの多くはそうした高可用性をクラスタリングなどIT基盤が提供する機能を利用して実現しています。可用性を維持した形でパブリッククラウドへ移行するためにはステートレス化、分散処理への対応など、大規模なアプリケーションの改修が必要になります。

アプリケーションに手を加えないで既存のIT資産をパブリッククラウドへ移行する方法はないのでしょうか?すでに幅広く社内ITインフラとして活用されている仮想化基盤を基盤ごとパブリッククラウドへ移行する方法はないのでしょうか?

実は仮想化基盤を間に挟む事で、既存のIT資産をアプリケーションに手を加える事なくパブリッククラウドへ移行する事ができます。

パブリッククラウドと仮想化基盤のちょうどいい組み合わせを理解するために、仮想化基盤の特性を今一度おさらいしてみましょう。

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