マネージドサービスの活用とDX時代に求められるパートナー像
2019 年8 月30 日、東京カンファレンスセンター・品川にて、「ガートナー ITソーシング、プロキュアメント、ベンダー & アセット・マネジメント サミット2019」が開催されました。そのセッションにおいて、マネジメントサービス部の山本哲也による「DX 時代のマネージドサービス -変革とリソース不足解消に貢献-」と題した講演を行いました。その講演内容をご紹介します。
DXプロジェクトが進まない理由の多くはICT 運用の現場にある!?
多くの企業で推進されているのがデジタル技術を駆使して業務やビジネスを変革する「デジタルトランスフォーメーション」(以下、DX)と呼ばれる取り組みです。このDXを実現するために必要な要素やプラットフォームにおける要件としては、自動化やセキュリティ、サービスの統合、複数のクラウドの長所を組み合わせたハイブリッドクラウドによるITインフラの最適化などが挙げられています。
しかしながら、DX 実現に取り組むものの、およそ70%の企業が失敗を経験しており、DXに失敗する理由の1つとして、スキルの問題や人手不足が挙げられます。また企業としてDXを推進するといっても、ICT 運用の現場では最新技術のスキルを身につけるのが難しく先に進まないといったケースもあるでしょう。コンプライアンス要件を満たした上でデータを管理できるのか、可視化や制御性を損なうことなくクラウドを使えるのかといった不安も少なくありません。このようなDXに失敗する理由を踏まえ、DX 実現のためポイントを解説します。
目次
- 世界はデジタルトランスフォーメーションの実現に向けて加速している
- DXプロジェクトが進まない理由の多くはICT 運用の現場にある!?
- DXを成功させるためにマネージドサービスが提供する価値とは
- DX 時代のパートナーの要件とは
ホワイトペーパー
フォーム入力ページに遷移します。フォームの項目を入力していただき、記事のPDFをダウンロードしてご覧ください。