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キーワードは“ARによる遠隔作業”
新しい働き方を実現した3つの事例

キーワードは“ARによる遠隔作業”<br>新しい働き方を実現した3つの事例

AR技術はさまざまな分野で活用が進んでいます。今回はドコモが提供するARグラス「AceReal® for docomo」の3つの活用シーンと併せて、その効果を検証します。

目次

1.現場の状況を遠隔で確認できれば、業務効率化とコスト削減を実現できる

ドコモの「AceReal® for docomo」はARグラスから通信回線までをパッケージしたオールインワンの遠隔作業支援ソリューションです。ARグラスをメガネのように装着することで、装着者の視野を遠隔地と共有、たとえば現場作業を行いながら遠隔地にいる熟練作業者のサポートを受けることが可能になります。

コロナ禍により接触を避ける傾向が強まるなか、現場作業の新人教育を非接触で実現でき、さらに業務の効率化や出張費などのコスト削減も期待できるソリューションです。

このAceReal® for docomoは、具体的にどのような場面で実際に活用されているのでしょうか。製造業での活用シーンとして、自動車部品製造業のA社による活用方法を見てみましょう。

国内に3か所の工場を持つ同社では、多くの製造業と同様、人手不足は大きな課題の一つでした。それにもかかわらず、これまでは工場で機械トラブルが発生するたびに、現場に熟練技術者を派遣するなど非効率な人員稼働が悩みの種でした。

軽微なトラブルであれば現地の従業員が対応していましたが、それでも熟練技術者の出張は日常茶飯時。いざ、現地に到着すると実際は軽微なトラブルだった場合も少なくなく、稼働にかかる負担やその都度発生する出張費や宿泊費など、大きな無駄を生んでいたといいます。

この無駄を解消するために導入されたのが、「AceReal® for docomo」です。ARグラスを通して、現地の状況を熟練技術者が遠隔から確認できるようになったため、トラブルの切り分けが可能になり、出張の要否も確実に判断できるようになりました。その結果、出張の頻度は格段に減少、人的負担の低減とコスト削減を同時に実現できたといいます。

さらに、これまでは現場で対応できなかった複雑なトラブルでも、ARグラスを利用し熟練技術者が遠隔でサポートすることで、解決できるケースが増えました。熟練技術者の到着を待たなくてよい分、機械のダウンタイムも低減、生産性向上にも寄与しています。また、現場の従業員がARグラスを通して熟練技術者の指導を受けることになるため、OJTと同様のスキルアップの効果も得られたといいます。

現場の状況を遠隔で確認できれば、業務効率化とコスト削減を実現できる

同社では、今後会社全体の標準的な作業支援ツールとして、AceReal® for docomoの採用を検討中です。

2.より実践的な医療トレーニングはARグラスで実現できる

続いて医療分野における活用シーンです。B病院では「AceReal® for docomo」を主に新人教育の現場で活用しています。

医療従事者が安全な医療行為を実践するためには、実際の医療行為に近い環境での十分なトレーニングとその振り返りが重要です。しかし、そうした環境下での実践的トレーニングを実現するのは容易ではありませんでした。

例えば、手術の訓練では手順書を傍らに用意しながら行います。しかし、それを確認しながら作業するとそのたびに術野から視線が外れてしまいます。実際の医療現場においては手術中に患者から目を離すとことはあり得ません。

この課題を解決するために同病院ではAceReal® for docomoを導入しました。トレーニングする新人にARグラスを装着させ、ハンズフリーで手術に集中しながら、手順書を確認できる仕組みを整えたのです。

これにより、患者から目線を外すことなく教育コンテンツを参考にしながら、実践的なトレーニングが可能になりました。実際の医療行為に近い環境下での学習によって、より訓練の効果は上がったといいます。

3.ARグラスで複数現場の同時サポートを実現

最後に点検業務における活用シーンです。インフラ設備の点検業務を専門とするC社は、都市インフラ施設の点検パトロール業務で、「AceReal® for docomo」を導入しています。

同社の業務はインフラ施設内の設備点検や稼働状況の確認が中心で、熟練者と若手の2名体制で点検パトロールを行っていました。しかし、人員に限りがあり、さらにパトロールに費やす時間が長時間となってしまうことが課題となっていました。一回につき数時間を要するパトロールを一日に複数回行うことは、従業員にとっても大きな負担だったといいます。

この課題を解決するためにAceReal® for docomoを導入。ARグラスと連携したビデオ通話機能を利用することで、現場パトロール1名、事務所から支援する熟練者1名と役割を分担した新しい体制を実現しました。現場の作業員はハンズフリーで熟練者の支援を受けながら作業を行うため、単独でも作業品質が落ちることはありません。

ARグラスで複数現場の同時サポートを実現

これにより、事務所支援者は現場のパトロールをサポートしながら、問題が発生していない場合は別の業務に対応することが可能になりました。場合によっては複数の現場の点検パトロールの支援を一人で同時に行うこともできるため、大幅な工数の削減と生産性の向上につながったといいます。

今回は製造業、医療、点検業務での「AceReal® for docomo」の活用シーンを紹介しましたが、他の分野でも活用場面は少なくありません。AceReal® for docomoは“遠隔”をキーワードに、従来の業務や働き方を変革し、効率性を上げることのできるソリューションです。自社の課題が、遠隔作業を導入することで解決できそうであれば、AceReal® for docomoを検討してみてはいかがでしょうか。

※掲載内容はAceReal® for docomo 遠隔作業支援ソリューション「AceReal Apps」の事例です。

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