IT基盤の土台となるネットワークも、クラウド時代に対応するべく大きな進化を遂げています。
IT基盤の土台となるネットワークも、クラウド時代に対応するべく大きな進化を遂げています。ここでは、最新のネットワーク技術で解決できる課題を解説します。
海外拠点との接続に利用しているインターネットVPNが頻繁に途切れる
通信内容の暗号化などにより、インターネット上で安全な通信を実現するのがインターネットVPNです。安価に拠点間接続をできるメリットがありますが、品質が保証されていないインターネットを利用するため問題が起こりやすいのも事実です。グローバルでサービスを提供しているVPNサービスに乗り換えれば、頻繁に通信が途切れるなどの問題を解消できるでしょう。
クラウドを活用したいけど、インターネット経由での接続は不安
インターネットには通信内容の盗聴や改ざん、なりすましといったリスクがあり、クラウドへの接続に使うと機密情報が漏えいする恐れがあります。その解決策となるのが、VPNサービスの活用です。インターネットとは切り離された、通信会社独自のネットワークを使うVPNサービスを利用すれば、安心してクラウドに接続できるでしょう。
通信量の変動が大きく、コストの無駄が大きい
多くのVPNサービスでは、ネットワークの帯域幅によって利用料が決まります。広帯域であればそれだけ料金も高くなりますが、「通信量が増大するのは一時的で、通常はそれほどの帯域は必要ない」といったケースもあるでしょう。こうした利用状況で広帯域のネットワークを利用すると、コストの無駄が増大します。しかし最近では、状況に応じて帯域幅を変更できるサービスが登場しており、これを利用することでコストの無駄を削減することが可能です。
高品質・高信頼VPNネットワークサービス Arcstar Universal One
190以上の国/地域でNTTコミュニケーションズがワンストップで提供する、豊富なオプションサービスを持つVPNネットワークサービスが「Arcstar Universal One」です。クラウドサービスであるEnterprise CloudやMicrosoft Azure、Amazon Web Servicesへの接続に対応しているほか、SDN技術により帯域幅などを柔軟にコントロールすることが可能です。

Arcstar Universal Oneは、NFV/SDN技術を活用したクラウドに最適なネットワークです。NTTコミュニケーションズのEnterprise Cloudのほか、Microsoft AzureやMicrosoft 365、Amazon Web Servicesなど他のベンダーのクラウドサービスにも直結できるほか、モバイル機器からのリモートアクセスにも対応します。またバックアップ回線が標準で提供されるため、安心して利用できることもポイントです。
事例紹介
※Enterprise Cloudは2021年5月26日に「SDPFクラウド/サーバー」に名称変更しました。