
ビジネスに革命をもたらす
デジタルトランスフォーメーションとは?
デジタルトランスフォーメーションとは、2004年頃から使われた始めた概念であり、“ITの浸透が人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させること”と定義される。企業経営に置き換えてみると、ICT技術を応用することで、
- 業務の改善
- 営業力の強化
- 市場競争力の向上
などを図っていく変化を指すトレンドワードだ。各部門やシステムが抱えるビッグデータ、それらを共有化するクラウド技術、モビリティやソーシャル技術によって実現するものともといえる。
デジタルトランスフォーメーションに求められる技術とは
これまでのICT技術では、「投資に見合うだけの効果(ROI)が得にくい」という考え方が根強くあった。この状況を踏まえたうえでDXを実現していくためには、2つのICT流儀が不可欠である。
1つは「セキュアで信頼性の高いICT」。もう1つは「柔軟で俊敏性の高いICT」である。これらをバランス良く、効率的に活用していく新しい技術が求められている。
ただし、“セキュアで信頼性の高いICT”に注力すると、
「権限管理が厳しく使いにくい」
「導入までのリードタイムが長い」
などの課題が生じがちだ。一方で“柔軟で俊敏性の高いICT”にのみ注力すると、
「ネットワーク上の脅威やセキュリティに対する不安」
「データ漏えいリスクの増大」
といった課題が生じる。2つはデジタルトランスフォーメーションを実現するにあたって二律背反するものとして、これまでは捉えられてきたテーゼだった。
デジタルトランスフォーメーションを実現するには?
ところが、そんな悩みの解決を可能にする技術が登場する時代となった。ソフトウェアであらゆるものを定義づけして管理するSDx(Software Defined Anything)なる技術の登場である。
NTTコミュニケーションズでは、SDx技術を活用した新たなサービスの提供とマネージドサービスの拡充を通じて、“セキュアで信頼性の高いICT”と“柔軟で俊敏性の高いICT”を組合わせ、さらに“ICTの一元的マネジメント(+M:Management)”を融合させたSDx+Mソリューションを提唱している。

SDx+Mソリューションには、SD-LAN、SD-WANなどSDNを活用したサービス/ソリューションが含まれており、これまでに無い新しいマネージドセキュリティも提供している。SDx+Mソリューションがもたらす効率化、セキュリティの強化、システムの拡張性・柔軟性、ROI改善のインパクトは計り知れず、あらゆる業態・あらゆる企業で今後導入されていくであろうことは、間違いない。