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CROSS TALK #03

仕事と家庭の両立編 ママ社員×パパ社員

NTT Comで働きながら、
親になるということ。

育児、介護、病気。何十年におよぶ社会人人生のなかで、私たちは様々な環境の変化に向き合わなければなりません。第3回目となるクロストークでは「育児との両立」にフォーカス。各種制度を活用しながら子育てに奮闘するママ社員、パパ社員に集まっていただきました。妊娠した時、子どもが生まれた時、仕事に戻った時。どんな変化があったのか。どんなサポートに助けられたのか。NTT Comでの仕事と家庭の両立について、3名の社員が率直に語り合います。

CROSS
TALK #03

MEMBER

ママ社員
  • 奥原 由里Yuri Okuhara

    1995年度入社。外国語学部英米科。育休前は、世界を飛び回る日々を過ごしていた。2016年4月から2017年9月まで産休・育休を取得。現在はフルタイムで管理職として活躍する。

  • 若度 絢子Ayako Wakatabi

    2009年度入社。経済学部経済学科卒。2019年7月から2020年6月まで産休・育休を取得。その後、時短勤務ではなくフルタイムで復職。育児と両立しながら2022年2月には課長職に昇格。

パパ社員
  • 金丸 一誠Issei Kanemaru

    2002年度入社。社会科学部卒。現在の業務では人事・育成・中途採用などを管理職の立場で担当し、働き方としてはフレックス、分断勤務などを組み合わせ、家族との1日1日の時間を大切に働いている。

TALK 01:育休

妊娠時、
育休時の
サポートは?

初めまして。金丸です。
実は一方的に知っています(笑)
あ、そうでしたか。
復職セミナー(社内で実施している育児休暇復帰者向けの復職支援セミナー)や社内広報でよく拝見していました。ママ社員やパパ社員のなかではかなり知られていますよ(笑)
お恥ずかしい。
本日は色々と教えてくださいね。
「育児との両立」が今日のテーマでしたね。奥原さんから行きましょうか。
んーそもそも、私が妊娠した時はグローバルビジネスを担当していて。明日からシンガポール、来週は0泊3日でロンドン。そんな日々を過ごしていたんです。
たしか海外営業でしたね。
妊娠がわかった時は、正直「どうしよう。長時間のフライトは大丈夫かな」「この仕事、続けたいけど続けられるかな」と不安で。
上司には相談されたんですか。
デリケートな問題なので迷う部分はあったのですが、まずは上司を個室に呼び出して。
呼び出す(笑)
2週間後に出張が控えていたので、率直に「子どもができたので、これからのことを相談していいですか」とお話しました。そうしたら上司が「では、お客さまのところには私が行くので安心して」「これからどのようなタイミングでメンバーに伝えていくのか、育児休暇のあとのキャリアをどうするのか。一緒に考えていこう」と仰ってくださって。
初めてのことだからこそ、そういうサポートは助かりますね。金丸さんは今、上司として家庭との両立に直面する社員をサポートすることも多いのでしょうか?
私の場合、部下には「生活面のことでもオープンに話してください」と伝えています。知ってさえいれば「こんな制度が会社にあるよ」「有給を活用してもっと長く休んだら?」とアドバイスできますから。
私の時もそうでした。NTT Comのカルチャーなんでしょうかね。
会社全体として「育休・産休を取るのは当たり前」という空気が根付いていますね。なにも私が特別ではなく、ほとんどの上司が「家庭を大切にしてほしい」という姿勢で部下に接していると思います。
社内で制度情報などは公開されているものの、実際に自分が妊娠してみたら「どの制度をどう使ったらいいんだろう」ってなってしまうんですよね。
そういう意味で言えば、制度があるだけでは意味がないのかもしれません。活用している人がたくさんいて、その方たちから生の情報を受け取れる。そんなソフト面のサポートがなければ、文化にはなり得ませんから。
社内のSNSにワーママやワーパパがつながれるチャンネルもありますね。
直属の上司などとのやりとりのために社内でつくられた「コミュニケーションシート」も助かります。質問に答えるかたちで記入すると、誰にでも状況をわかりやすく伝えることができますし。
そういえば妊娠がわかった時、コミュニケーションシートに休暇中の給料などの情報が書いてあるのは助かりました。下世話な話なんですけど、「休暇中の生活は大丈夫なのか」「保育園にいくらかかるのか」もやっぱり大事かなって。
若度さんは、育児休暇中の印象深い出来事はありますか?
実は復職直前に、コロナの影響で保育園が休園になってしまって。4月に復帰予定だったんですが、急遽、上司に「数ヵ月、後ろ倒しにできますか」とお願いしました。休暇中であっても気軽に連絡が取れること、保育園に預けられなくなった場合も育休の1年延長が保障されていることは大きかったですね。
そういう不可抗力の事態に備えるという意味でも、育児休暇が最長3年であることは助かりますね。
国の制度である育児休業は最長2年ですが、NTT Comでは最長3年取得(子が満3歳に達するまで)できますからね。「少しでも長い時間、子どもと過ごしたい」という方にとってもいい制度ですよね。笑顔を見ていると、「もっともっと一緒にいたい~」となりますから。
TALK 02:復職

子育てと
仕事の
両立について

ここからは復職後のお話をしましょうか。
私は約1年間、休暇を取って時短勤務で復帰しました。夫の仕事、子どもの状況も考慮して、フルタイムでの復職は延期することにしたんです。
学生向けに補足すると、時短勤務というのは、通常が7.5時間勤務だとしたら、それよりも短い時間で勤務できるという制度ですね。
補足をありがとうございます。
私は「育児を大切にしたい」という想いがありつつも、仕事においても「しっかりと成果を出したい」と考えていて。最初からフルタイムでの復帰を選択しました。
念のため。フルタイムは、通常の7.5時間勤務ということですね。
ありがとうございます(笑)
ちなみに、小さい子どもは急に熱を出したりすると思うんですが、最初からフルタイムでの復帰は不安じゃなかったですか?
めちゃくちゃ不安でした。ただ、上司と相談した時に「やりたいという気持ちを大事にした方がいい。もし途中で難しいと感じたら、いつでも時短勤務に変更するから」とアドバイスしてくださって。性格的に「やってみてダメなら変えればいい」と(笑) まぁ、2月に課長職になってからは壁にぶつかることも多いのですが。
課長職になったばかりの頃は、みんなそうですよ。
今だけ、今だけ。
そうなんですか。
仕事を頑張りたい、子育ても頑張りたい。でも、なかなか両立できずに「私、どっちも頑張れてない」ってなっちゃう。
えっ、怖い(笑)。今、そんな感じなんです。
抱え込まない方がいいかもしれないですね。一人でできることは少ないですから、「助けてもらっていいんだ」「頼っていいんだ」という心の余白が必要です。
NTT Comは、みんなが手を差し伸べてくれるから。もっと、人の力を借りていいんだよ。
なんだかモヤモヤがなくなりました。金丸さんも、人を頼ったりするんですか。
もちろんですよ。人は、そんなに強くありませんから。例えば緊急事態でない限り、家族と過ごしている時はメールが来ても即レスでは返さないようにしています。このあたりはメンバーの理解に助けられている部分が大きいですが、そうやって割り切っていくことも「自分の人生を大切にする」という点では非常に重要です。
金丸さんは、分断勤務を利用されていましたよね。
朝は子どもの体調が急に変わったり、「保育園に行きたくない」とグズったりすることもあるので、午前中は出社時間を柔軟に変更できるフレックスを利用して「このままだと出勤時間に遅れる…」と焦るようなことがないようにしています。夕方も子どものごはんを準備やお風呂に入るのに家族が一番忙しい時間帯なので、仮に午後から勤務を開始したとしても18時には仕事を切り上げ、20時に仕事に戻るようにしていますね。この2時間は原則、「家庭の時間」として分断勤務にさせてもらっています。すいません。説明が長くなってしまいました。
いえいえ。学生にも配慮していただいて助かります。
金丸さんが分断勤務を選択した理由は?
実は第一子が生まれた時、新規事業の立上げという貴重な機会をいただいたんです。当時は家族と相談したうえでプロジェクトに全力投球することにしたのですが、その後、自宅でのリモートワークが当たり前になって。家にいる時間が増えた時に改めて育児の大変さを目の当たりにして、自分の働き方を大きく変えることにしました。
家族と過ごす時間をつくることで、なにか気持ちの変化などはありましたか。
仕事に、育児。そう聞くと大変そうなイメージがあるかもしれませんが、実際に分断勤務を始めてみると仕事にもいいフィードバックがありました。妻や子どもたちと食事をすることでリフレッシュできますし、いったん仕事と距離を置くことで客観的になれるのか、「こういうアイデアもありかもしれない」と仕事の突破口が見つかることも多いんです。
仕事にも家庭にもプラス要素がありますね。
一番のメリットは、子どもに自分の存在を忘れられないことですが(笑)
TALK 03:キャリア

キャリアに
影響は
出ますか?

次のテーマは、キャリアへの影響ですね。
けっこう突っ込んだ質問ですね(笑)
うーん、どうなんでしょう。お二人はありますか?
記事のために言うわけではなく、本当にまったく影響がないですね(笑)
正直、思い浮かばないです。
NTT Comでは基本的に復帰後も同じポストが用意されていますよね。もちろん本人の希望次第ですが、「子どもが生まれたから異動」という考え方そのものがないはずです。
私の場合は営業職から戦略担当職になったのですが、それも上司と育児の状況を相談しながら決めたもの。復職後のキャリアは本人次第かなと。
「あなたは結婚したから、ステップアップはなしね」みたいなこともないですよね。私は復帰してから早い段階で「昇格試験にチャレンジしないか」と打診されましたし。
今はリモートワーク環境も整備されているので、働き方としても「子育てしているから」「介護しているから」という制約は以前ほど感じなくなってきていますね。
私の時はリモートワークが当たり前の時代ではなかったので、現在の環境がどんなに素晴らしいかが痛いほどわかります。昔は毎朝、ベビーカーを押しながら満員電車に乗っていましたから。
会議とかやりにくかったですよね。
当時は私だけが電話で会議に参加しているような状況で。資料は見えないし、ホワイトボードも見えないし。肩身が狭かったですね。
今はオフィスにいても、全員が思い思いの場所から会議に参加しているので。別に誰がどこにいようが気にならないと言いますか。
その「全員が」というのが大事かもしれませんね。
本当に今の環境には感謝しかないです。前ほど「家庭との両立」を意識することはなくなりましたし、むしろ「ワークインライフ」が当たり前にできるようになっている。
仕事は、あくまで人生のなかのひとつですよね。昔は滅私奉公と言いますか、「会社にリソースのすべてを割くべきだ」という考え方もあったかもしれませんが、人生100年時代ではそれはあまりにもバランスがわるいと思うんです。
今回は育児がテーマですが、なかには両親を介護している方もいれば、病気の治療をしている人もいますし。
ランニングなどの趣味のために分断勤務を利用している人もいますね。
もしかすると数年後には、こういう企画自体が存在しないのかもしれません。もう「ダイバーシティ」という言葉が時代遅れになって、「ワークインライフ」という考え方が空気のように私たちの隣に存在しているのかも。
そうした発想に素直にうなずけることも、NTT Comの働き方改革の成果のひとつなのかもしれませんね。
TALK 04:未来

今後の
キャリアステップと
働き方は?

ここからは次のステップについてですね。奥原さんはやはりグローバル営業に戻るのでしょうか。
いや、実はそうでもないんですよ(笑)
なにか心境の変化でもあったんですか。
NTT Comのおもしろいところは、25年間、働いていても未だに新しい仕事に出会えること。これまで製造業や流通、公共、金融とすべての営業を経験してきましたが、初めて危機管理室の災害対策本部のメンバーになった時に自社の仕事でありながら「日本のインフラを守るためにここまでやるのか」と驚いて。まだまだこの会社の底は知れないなと。
社会人人生、そういう出会いでもやりたいことって変わりますよね。
そうなんです。子どもができても考え方が変わりますし、人生は本当になにが起こるかわからないですよね。
働き方はもちろんですけど、NTT Comには自分がやりたい仕事に挑戦できる環境もありますよね。
仕事も、働き方も柔軟に変化できる。それがこの会社の魅力かなと。
若度さんの今後はどうですか?。
私はいつも笑っていたいかなと。
笑う?
仕事も家庭もどちらも満足というか、楽しんでいきたいと思っていて。私がNTT Comに入社したのは、お客さまのためであればなんでも提案できるから。今後もどんどん新しいことにチャレンジしていきたいですし、子どもが大きくなった時に「こういうものがあったらどう?」「どういうものがあったら便利かな」なんて話ができたら楽しいかなと。
思わず顔がほころんでしまいますね。
金丸さんはどうですか。
さきほど新規事業を立上げたという話をしたのですが、当時は一定の成果を出すことができた一方で、たくさんの失敗も経験しました。ただ、その時に考えたこと、悩んだことは今の糧になっていますし、今後も新しいサービスを立ち上げるようなプロジェクトに挑戦していきたいなと思っています。
NTT Comも設立20年を超えて大きく変わろうとしている時期ですよね。
挑戦するには、非常におもしろいタイミングだと考えています。
家庭との両立はできそうですか?
それこそワークインライフですね。どちらかを犠牲にするという考え方ではなく、チャレンジングな仕事に取り組みながらも、家庭の時間をしっかりと大切にしていく。そんな父親になっていけたらと思っています。すこし欲張りですかね?(笑)
ふふふ。欲張りですね。
でも、それが絵空事ではなく、実現可能なものとしてイメージできるなんて。つくづく、いい会社だなって。
これから若い人たちが入社してくると、もっとおもしろい働き方が生まれるかもしれませんね。
もはやダイバーシティは当たり前。NTT Comは、そうした新しい価値観も吸収して柔軟に変化していくんでしょうね。
楽しみですね。次がどうなるのか。
そろそろ終了時刻ですね。
若度さん、大変な時期だろうけど、あんまり抱え込んじゃダメだよ。
部署は違いますが、いつでも連絡くださいね。
ありがとうございます。今日はクロストークというより、私の勉強会になってしまいましたね(笑)

AFTER TALK

クロストークのアフタートーク
  • 休暇中も孤立させない
    コミュニケーションシート

    出産・育児の休暇中、職場を離れる時にも、休暇中の社員と業務中の社員がお互いのことを見ていられるように、質問に記入していく形式のコミュニケーションシートを用意。自分のことをわかってもらえるだけで、復職に向けての不安なく休暇を取ることができます。

  • 最長3年まで延長可能な育児休暇

    あらかじめ会社と話し合って決めた育児休暇の期間が終わった時、「保育園に入れなかった」「もっと子どもと過ごしたくなった」など、想定外のことも起こります。そんな時は休暇期間を最長で3年まで延長できるので、ムリをしてまで復職を急ぐことはありません。

  • 休暇中も席は残ったまま

    NTT Comでは、出産・育児休暇に入る時、自分の席がなくなることはありません。基本的には自分がいた部署に在籍したまま休みに入り、復職の時は同じ席に戻る考え方です。もちろん、異動を希望する場合は話し合いの上で検討されます。

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