CASE 事例紹介

CASE 事例紹介

ICT を活用して自然災害から人と企業を守り、
安心・安全な環境を提供する

人類を取り巻く社会・経済・環境は急速に変化しており、ICT による貢献と期待は高まり続けています。
私たちはイノベーティブな企業グループとしてサステナブルな社会の実現に挑戦しています。

NTT レゾナントソリューション事業部法人営業部門担当課長 三浦 長

NTT レゾナント
ソリューション事業部
法人営業部門
担当課長
三浦 長

災害時の安否確認を容易にするICT

近年、地震や台風による自然災害の被害が頻発し、日常生活や企業活動への支障のみならず、そのリスクは生命の危険にも及んでいます。NTT コミュニケーションズグループのNTT レゾナントでは、2011 年の東日本大震災発生時に通信の重要性を改めて認識したことをきっかけに、人々の生命を守り、企業の事業継続力を強化する災害対策ソリューションの提供を本格化しました。まず2012 年、現在運用中である災害時の安否情報をまとめて検索できるサイト「J-anpi」をNTT、NHK、弊社の3 社共同で立ち上げました。通信キャリア各社が運用する災害用伝言版や自治体が収集した安否情報と連携し、電話が使用できない状況下でも容易な安否確認を可能にしました。「J-anpi」への登録件数は、2016 年の熊本地震発生以降、約10 倍に増加しています。

災害時の安否確認を容易にするICT

人と企業を、守り、サポートする防災アプリ

2014 年にはポータルサイト「goo」のコンテンツやノウハウを活用した無料の総合防災ポータルアプリ「goo 防災アプリ」をリリースしました。自治体からの要請で「goo 防災アプリ」をカスタマイズし、地域に特化した防災情報を集約する自治体オリジナル防災アプリも開発し、地域の安心・安全に貢献しています。
また公共機関にあるサイネージ端末などに向けて、防災情報を配信する取り組みも進めています。さらに企業のBCP 対策として、防災アプリとWeb システムを組み合わせた「災害対策マネジメントソリューション」を立ち上げ、災害時の事業の継続・復旧をサポートしています。
これからも私たちはICT を活用した防災システムの構築に取り組み続け、災害大国である日本を「世界一安心できる国」にすることを目指します。

大阪市防災アプリ

南海トラフ巨大地震による津波浸水、大雨による河川・内水氾濫などの災害に備えるため、市の防災情報を広く発信

大阪市防災アプリ

宿毛市防災アプリ

「防災行政無線」と連携するアプリを通じてテキストで情報配信を行うことで、行政無線が聞こえづらい状況下でも情報伝達することができる

宿毛市防災アプリ

NTT CommunicationsのSDGs チャレンジ

NTT コミュニケーションズグループは、ICT を駆使した革新的なサービスの提供を通じてSDGs に貢献するとともに、その先を見据えたチャレンジも続けていきます。

IoTとクラウド技術を通じたSDGsへの貢献

  • IoT は、これまで得られなかったデータの収集を可能にしました。その膨大なデータを自社のサーバーを使うことなく蓄積し、分析できるクラウドを活用することで、新しいサービス、製品、モノの利用方法が生まれます。

  • 防災アプリや街中のデジタルサイネージを活用して、災害情報をより多くの国民に迅速にお届けするための基盤整備を進めています。5G 導入後は、高速・大容量化、超多数端末接続などを可能にする環境を活かして、より安心・安全につながるサービスの提供を目指します。

  • 私たちは先進的なICT の活用によって安心・安全な社会の構築に貢献します。NTT グループ内での協業はもちろん、各自治体や他社とも情報・課題を共有しながら、防災事業の取り組みを進化させていきます。

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