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CASE 事例紹介

CASE 事例紹介

ディープラーニングが拓く、
次世代プラントの生産安定化と環境対応

社会が低炭素化している未来に向けて、ICTの利活用にかかる期待が高まっています。
私たちはICTのリーディングカンパニーとして、常に先を行く次世代ソリューションの提供を目指しています。

技術開発部AI Technical Unit 担当課長 伊藤 浩二

技術開発部
AI Technical Unit
担当課長
伊藤 浩二

化学プラントの技術継承が課題

製造業における省エネルギーは、気候変動への対応という意味でも重要な課題です。加えて近年、少子高齢化に伴う人手不足と技術力の低下が懸念されてきました。中でもさまざまな化学反応が複雑に絡み合っている化学プラントの制御は、ベテラン技術者の知識と経験に依るところが大きく、ノウハウの継承が課題となっています。こうした課題解決に向け、私たちがAIの中核技術であるディープラーニングを活用し、計測器メーカーと共同開発したのが「プラント向けデジタルツイン」です。端的に言えば、実在するプラントの挙動を“デジタル空間に再現された双子”として忠実に再現し、シミュレーションを行う仕組みのこと。実空間から得られる膨大なプロセスデータをディープラーニングを用いてモデル化したうえで、プラント制御の最適なパラメータ値の特定を目指す試みです。

省エネルギーにつながるプラントの挙動最適化

2019年3月、私たちはこのプラント向けデジタルツイン上において化学プラントの挙動そのものをシミュレートしました。そして最適な制御パラメータ値を約2,500のパターンから自動探索したところ、経験豊富なコンサルタントが導き出した最適値と一致しました。この事実は、プラント向けデジタルツインが、実際のプラントの制御改善に活用できることを物語っています。
AIを活用した化学プラントのデジタルツインは、挙動の最適化だけでなく、品質の予測や異常の予兆検知にも活用でき、化学プラントの運転効率化につながるため、高度エネルギーマネジメントシステムの構築という観点においてもメリットがあります。
今後も私たちは実証実験で得られた成果をさらに高度化させ、AIの活用による技術の継承を実現するとともに、社会の低炭素化に寄与していきます。

AIを活用した化学プラントのデジタルツイン
AIを活用した化学プラントのデジタルツイン

NTT CommunicationsのSDGs チャレンジ

NTTコミュニケーションズグループは、ICTを駆使した革新的なサービスの提供を通じてSDGsに貢献するとともに、その先を見据えたチャレンジも続けていきます。

ICTによる低炭素社会の実現を通じたSDGsへの貢献

  • グローバルな視点から地球環境に大きな負担をかけているICT関連機器やプラント設備の消費電力の効率化に注力し、地球環境の保全に取り組むことで、健やかでグリーンな地球を次世代へとつないでいきます。

  • 東京都内の通信ビルやデータセンターで環境にやさしい太陽光発電によるクリーンエネルギーを導入しています。
    今後も再生可能エネルギーを積極的に活用していくことで、温室効果ガスの削減に努めていきます。

  • ディープラーニングの活用によって、機械部品などのプレディクティブメンテナンス(予知保全)を実現することで、部品交換の最適な時期を見極め、廃棄物の低減に寄与することが期待できます。

  • 海底通信ケーブルの敷設に際して、事前の環境アセスメントや工事の際の掃海作業、サンゴなどの生態系保護に取り組むことは持続的な海洋資源の保全につながります。

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