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.Phoneユビキタス株式会社サンリオ様

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世界中から愛されるキャラクターたちの産みの親「サンリオ」。本社を含める4事業所及び、300近くの店舗が日本全国に点在する。
当然、業務における電話の利用頻度は高く、データ系通信費が拠点間ネットワークの整備により削減されていく一方で、社外における音声系通信費は依然として膨らみ続けていた。
その課題に対して、同社では2005年にシステム投資ゼロでPHSの定額料金プランを導入することで大きな削減効果を得ていたが、2009年にさらなるコスト削減と社員にとっての電話の使い勝手の向上を目的として固定電話を含めた同社通信基盤全体の見直しに着手。
通信環境を最適にし、さらにコスト削減をも可能にした、そのモバイルと固定電話のソリューションサービスとは?

1960年の設立以来、キャラクターたちが世界中で愛され続けているサンリオ。ギフト商品の企画・販売、ライセンスビジネス、テーマパークビジネス等、多岐に亘った事業を展開し、その社員数は800名以上。国内拠点は東京本社、関西事業所、九州事業所、ディストリビューションセンター(東京都町田市)の4ヶ所、そして全国には合わせて300近くの直営店舗、フランチャイズ店舗、百貨店の売場が点在する。そして、これらの店舗や売場を支えるのが現場の販売員であり、本社や事業所のセールス、地域在住のセールスコーディネーター(以下SC)たちである。
そのサンリオ全体の業務が円滑にまわるよう、情報インフラの側面から支えているのが同社情報システム部IT推進課。VPNによる「店舗ネットワーク」の運用に加え、各拠点をつなぐ内線IP電話網の構築・運用など、企業活動に欠かせないデータ網と音声網の管理を一手に引き受けており、社員にとって使い勝手の良いIT環境基盤を、低廉なコストで、かつ一早く導入・構築する手腕に長けていることに定評がある。今では当たり前となった業務用携帯の社員間無料通話についても、2005年という早い段階において定額料金プランのPHSを全社導入することで実現。迅速なコミュニケーション環境と通信費削減という二つの目的を同時に達成することに成功していた。
しかしながら情報システム部IT推進課では社員の使い勝手という点では課題があると認識していた。
それは、セールスやSC 、店舗に配布されたPHSに、本社や事業所の販売部門の社員が電話をかけるときにはデスクの上の社内固定電話ではなく、各部署に置かれた『共用PHS端末』を使う必要があったこと。PHS同士は無料になったものの、固定電話とPHS間の通話は有料のままだったからだ。
「社内固定電話とPHS間を無料にする方法を検討したこともありましたが、本社のIP-PBXや追加システムへの投資と通信費の削減を試算した結果、当時は効果を見込めず実施を見送った経緯がありました」(山崎浩司氏 情報システム部 IT推進課)。
そして、それから4年後の2009年初頭、800台にのぼるPHSの大量契約更改時期を控えた情報システム部IT推進課では、この課題を解決すべく、モバイルのみならず固定電話を含めた通信基盤の見直しに着手したのである。


「NTTコミュニケーションズの技術が可能にする新サービスには、拡張性と信頼性を感じます。」と語る山崎氏。
「当初は通信費削減を第一の目標に、サービス内容と価格の面から今回採用するキャリアの選定を行っていましたが、ふっと思いました。
『技術もサービスもどんどん進化している移動体通信の案件なんだから、4年前と同じように端末の月額通信料金だけでキャリアを決定するだけじゃ物足りない。実際に利用する社員の使い勝手を向上させるなど、もっと新しい何かを追加できるはずだ。もちろんコストの削減は大前提として。』
当社にマッチした効果の高いサービスはいったい何なのか、その答えは、NTTコミュニケーションズの提案の中にありました。」
(山崎浩司氏 情報システム部 IT推進課)
そのサービスとは『.Phoneユビキタス』と『.Phone Direct』。
『.Phoneユビキタス』とは全国のPHSサービスエリアでNTTコムの050IP電話サービスを利用出来るサービス。これと、IP-PBX/SIPサーバー専用のIP電話サービスで、事業所の固定電話をVPN経由でNTT コミュニケーションズのIP電話網にダイレクトに外線接続する『.Phone Direct』とをあわせて導入することで、会社貸与のPHSと社内の固定電話との通話は、双方ともIP電話網に乗り入れることによる無料通話を実現することができたのである。
「この2サービスの同時導入は、まさに当社の要求に応える最適な解だと確信しました。これまでのPHS間の通話料無料は維持したまま、課題であった固定電話(事業所)〜モバイル(セールス、SC及び店舗)の通話料は無料となり、さらにPHSからの外線通話に安価な050IP電話網経由という新たな選択肢を持つことが出来ました」(山崎氏)
また、導入に時間や手間、コストがかからない点も決め手となったという。
「『.Phoneユビキタス』は、既存のPHSと全く同じ使い勝手で現場へ負担をかけずに導入でき、一方4事業所の固定電話に導入した『.Phone Direct』への切り替えも、PBXにあまり手を加えず1日だけの簡易工事で完了するとのことで、私たちには不安材料はありませんでした。また、この案件を検討していく過程で発生した疑問や問合せに対するNTTコミュニケーションズの素早い対応には信頼感を持ちました。」(山崎氏)
PHSは以前と同数の最新機種をセールスやSC、店舗スタッフに配布。具体的な検討に入ってから導入まで、わずか1ヶ月しか経っていない2009年9月に開通。また、『.Phone Direct』による固定電話も23チャンネル、約200番号を導入し、2009年10月に無事開通を終えるなど、営業活動に何ら支障なく通信環境をいとも簡単に刷新できる点も、サービス導入の後押しになったようだ。



『.Phoneユビキタス』と『.Phone Direct』のトータルソリューションによって、従来のモバイル間定額に加え、固定電話〜モバイル間の通話料の無料化を実現し、社員間通話を完全無料化させたサンリオ。それに加え、実際に利用する社員の使い勝手を意識した通信基盤の改善は、オフィスとセールス、SC及び店舗の連携をより強め、業務効率化にも一役買っている。
これまでは事業所内の部署ごとに1台のPHSを共同で利用していたため、使いづらさを感じていたが、現在では自席の固定電話からでも無料で通話できるようになり、利便性が向上したという。
また、無料通話網の整備により事業所と店舗スタッフ間でのコミュニケーションがさらに緊密化され、店頭での在庫切れ解消や魅力ある商品ディスプレイなど顧客満足度を向上させるために欠かせないツールになっているという。
サンリオでは、さらに次へステップアップとして、社内コミュニケーションの活性化を実現するためにユニファイドコミュニケーション(UC)環境を検討しており、今回整備した通信基盤をベースに、マイクロソフト社のUCソリューション「Office Communications Server」とNTTコムのIP電話サービスが連携したサービス、「.Phone Collaboration with Microsoft® Office Communications Server」の導入も検討している。
多くの店舗と社員が密接に関わる事業形態の企業であるサンリオにとって、電話のやりとりは不可欠であり、『.Phoneユビキタス』と『.Phone Direct』を同時に導入することで、固定電話の通信費削減と業務のスピードアップを同時に実現した。

「通信費削減だけでなく、今後もIPコミュニケーションの活用による業務の生産性向上を考えていきたい」と山崎氏。
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