NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、平成19年11月28日より、企業向けブロードバンドVPNサービス「Group-VPN」の各種バックアップソリューション「Group-VPN Plus」※1の新たなサービスとして、より信頼性の高い安定した拠点間通信を可能にする「デュアルセッション」タイプの提供を開始します。
「Group-VPN『デュアルセッション』タイプ」は、アクセス回線としてNTT東日本・西日本が提供する「Bフレッツ」「フレッツ・光プレミアム」「フレッツ・ADSL」のいずれかとNTT Comが提供するレンタルルータを利用し、セッション二重化による冗長性確保と通信経路のエリア分散により、信頼性の高い拠点間通信を実現するサービスです。
(1)セッション二重化による冗長性確保
Group-VPN網とNTT東日本・西日本の地域IP網との接続ポイントが工事や故障などで、メイン側のセッションが通信断となった場合に、自動的にバックアップ側のセッションに切替えることで通信を確保します。
(2)通信経路のエリア分散
NTT ComのGroup-VPN網とNTT東日本・西日本の地域IP網との間を結ぶ接続ポイントを2箇所の異なるエリアに分散することで、お客さまの企業ネットワークの信頼性向上を廉価に実現します。
(1)経済的なバックアップソリューションを実現
アクセス回線として、フレッツ回線1回線で2本のセッション接続先をエリア分散することによりバックアップを行いますので、全国規模の幅広いエリアで経済的にお客さまネットワークの信頼性を向上させることが可能です。
なお、アクセス回線の二重化をご希望のお客さまは、「ACCAバックアップ」タイプまたは「ISDNバックアップ」タイプをお勧めします。
(2)専用のレンタルルータにより簡易にネットワーク構築が可能
VPNを構築するためのお客さま拠点のルータは、NTT Comにてバックアップも含めて設定し、レンタル提供します。さらに、設置工事・保守も一元的に行いますので、お客さまの手を煩わせることなく、簡易にネットワーク構築が可能です。
Group-VPN「デュアルセッション」タイプ
別紙2参照
平成19年11月28日
「Group-VPN Plus」サービスメニュー
・ACCAバックアップタイプ(旧名 「バックアップPlus」プラン(ACCA))
・ISDNバックアップタイプ(旧名 「バックアップPlus」プラン(ISDN))
・デュアルセッションタイプ