前半を優位に支配し、快勝
NTTコミュニケーションズ
35
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三菱重工相模原
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6月7日、春季オープン戦第5戦、NTTコミュニケーションズ シャイニングアークスは、三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦した。先のレポートにも記したが、トップリーグから降格した三菱重工相模原とは秋開幕の2008-2009年度トップイースト11で戦うことになる。「オープン戦では、このゲームがひとつの指針になると考えていた」(山本和林監督)。No.8ダレン・マーフィーが関東代表選抜ニュージーランド遠征中のため、一部の選手が従来と異なるポジションについたが、選手たちは随所で素晴らしいパフォーマンスを発揮した。
前半はシャイニングアークスの得点パターンの多彩さが際立った。先制トライは3分、敵陣ゴール前のラックから新戦力LOブラッドリー・ミカがトライ。続いて8分には、WTB安田武彦からパスを受けたSH友井川拓が、俊足を活かしてゴールへ飛び込む。さらに15分、SH友井川→SO君島と展開されたボールを、CTB菱山卓がディフェンスラインを突破してゴール左にトライを決める。前半で4トライ、4ゴールを決めたシャイニングアークスが28-5とリードする。
後半は一転して膠着状態が続く。両チームともに、ゴールまであと一歩というところでペナルティをとられ、得点を重ねることができない。22分、シャイニングアークスが手痛いペナルティを犯す。それを生かして三菱重工相模原は、シャイニングアークスのディフェンスの甘さを突き、ゴール真下にトライ。その後も互いに1本ずつトライを取り合う展開になったが、35-19でノーサイドのホイッスル。シャイニングアークスが快勝したとはいえ、三菱重工相模原は、この日の試合に4選手を関東代表選抜ニュージーランド遠征で欠き、新戦力補強も積極的に行っている。トップリーグでの経験を積んだ三菱重工相模原との対戦は、2008-2009年度トップイースト11での名勝負になりそうな予感をさせる。
山本監督は「後半は苦しい局面で楽をしようとして反則をしてしまった」と試合中で散見された課題に触れたが、この日来日し、シャイニングアークスの試合を初めて見たシャノン・フレイザー新ヘッドコーチは「80分間、エキサイティングな試合だった。きちんとエリアを確保し、展開し、トライを重ねられていてよかったと思う」と高く評価していた。
次戦は第32回NTTラグビー全国大会での、年1回行なわれるNTTドコモ関西戦である。激しくぶつかる両チームのライバル心がどのように表現されるか、楽しみである。

試合前、リラックスした表情をする選手たち

好天の下、多くの観客が詰めかけた

ラインアウトは安定感が増しつつある

「基本的な力があるチーム。レベルが高いチームとの戦いを通じて
シャイニングアークスというチームの力をさらに上げていきたい」
とシャノン・フレイザー新ヘッドコーチ

ベテランと若手が切磋琢磨し融合を深める

巧みにディフェンスラインを潜り抜けるSH友井川拓

LOブラッドリー・ミカの絶妙なパスがWTB矢口和良に渡る

一足先にチームに合流した新加入のベン・ダーウィン アシスタントコーチ
